北海道でとられる魚の代表格で、毎年9月に漁が解禁されてから4ヶ月弱の期間で2000トンを越える漁獲量がある。サケは9~10月に産卵のためにうまれた川へ戻ってくる習性があり、そこを定置網で捕まえられる。この時期のサケは”秋鮭”と呼ばれ、メスが持つイクラが最大の魅力だ。この時期以外にも、サケはしばしば定置網にかかるが、こういったサケは「時期を間違えて戻ってきた」という意味で”ときしらず”と呼ばれる。未成熟な”ときしらず”は”秋鮭”よりも脂がのっていることが多く、身自体の味の評価は高い。
旬 9月 10月 11月 12月