本州と北海道を結んだ青函連絡船
青函連絡船は、1908年から1988年まで、本州側の鉄道の終点である青森駅と、津軽海峡を隔てた北海道の函館駅を結んでいた鉄道連絡船です。
長年にわたり、人や貨物、鉄道車両などを運びながら、本州と北海道をつなぐ重要な交通機関として活躍しました。
1988年、津軽海峡の海底を通る青函トンネルが完成すると、鉄道による新たな輸送ルートが開かれ、青函連絡船は長い歴史に幕を下ろしました。
実際の船内設備を見学
摩周丸の船内では、青函連絡船が現役だった当時の設備や資料を見ることができます。
なかでも見どころのひとつが、船長が船を指揮した操舵室・無線室です。当時の雰囲気を感じながら、船の運航を支えた設備を間近で見ることができます。
さらに、青函連絡船の就航時に使用されていた資料や、長い歴史を伝える貴重な展示物も紹介されています。船がどのように運航されていたのかを知るうえでも興味深い展示です。
船の構造を学べる展示
館内には、船の構造や仕組みを模型や映像などで紹介する「船のしくみ展示室」も設けられています。
大型船がどのような構造でつくられ、どのように航海していたのかを分かりやすく学ぶことができ、船に詳しくない方でも楽しみながら見学できます。
函館港を望むシーサイドサロン
船内にある「シーサイドサロン」からは、函館港や函館山を一望できます。
海を行き交う船や函館の街並みを眺めながら、かつて青函連絡船が活躍していた時代に思いを馳せることができます。船の歴史だけでなく、函館港ならではの景色も楽しめる場所です。
函館観光で歴史を感じるスポット
青函連絡船 記念館 摩周丸は、青函連絡船の歴史と当時の船旅を伝える貴重な博物館船です。
操舵室や無線室、船のしくみ展示室などを見学することで、かつて津軽海峡を結んだ交通の歴史を身近に感じられます。
JR函館駅から徒歩約5分とアクセスしやすいため、函館駅周辺の観光と合わせて訪れるのもおすすめです。