昭和から受け継がれる手作りの味
コロッケ作りが始まったのは昭和15年頃といわれています。先代が自宅の畑で育てたじゃがいもを使ってコロッケを作ったことがきっかけとなり、以来、地元の人々を中心に親しまれてきました。
現在では、1日に約40kgのじゃがいもを使い、約800個ものコロッケを一つひとつ手作りしています。それでも昼頃には売り切れることがあるほど、根強い人気を誇っています。
厳選した肉と北海道産の野菜
おいしさの秘密の一つが、老舗精肉店ならではの素材選びです。豚肉は上ノ国町産の豚を仕入れ、解体する際にコロッケに適したおいしい部位を厳選して使用しています。
さらに、北海道産のじゃがいもと玉ねぎをたっぷりと使い、素材本来の自然な甘みを生かした味付けに仕上げています。なめらかでやさしい味わいは、幅広い世代に愛される理由の一つです。
自家製ラードで揚げるサクサクの衣
コロッケは店内で丁寧に手作りされ、自家製ラードで揚げられています。外側は香ばしくサクサク、中はじゃがいものほくほくとした食感が楽しめ、揚げたてならではのおいしさを堪能できます。
手間を惜しまず一つひとつ手作業で仕上げることで、素材の持ち味を引き出しています。手頃な価格でおいしいものを提供したいという、老舗店の心意気も感じられる一品です。
併設のすき焼き店でも味わえる
阿さ利精肉店には、老舗のすき焼き専門店「すき焼 阿さ利 本店」が併設されています。コロッケは、こちらのランチでも味わうことができます。
100年以上受け継がれるすき焼き
すき焼 阿さ利 本店は、精肉店の開業からほどなくして営業を始めた老舗です。九州産の黒毛和牛と北海道産の新鮮な野菜を使用し、長年受け継がれてきた割下で仕上げるすき焼きを楽しめます。
一般的な関東風や関西風とは異なる、店独自の味わいが特徴です。趣のある純和風の個室もあり、落ち着いた雰囲気の中で鍋を囲みながら、ゆっくりと食事を楽しめます。
函館を訪れたら味わいたい老舗のコロッケ
阿佐利精肉店のコロッケは、北海道産のじゃがいもや玉ねぎ、厳選した豚肉など、素材にこだわって丁寧に作られています。サクサクの衣とほくほくの中身を楽しめる、函館で長く愛されてきたご当地グルメです。
売り切れになることも多いため、函館観光で訪れる際には、早めの時間に立ち寄ってみたい一品です。