五稜郭の星形を上空から眺める
五稜郭は、江戸時代末期に徳川幕府が蝦夷地(現在の北海道)の防備を目的として築いた、国内でも数少ない洋式城郭です。
水堀に囲まれた星形の城郭と1か所の半月堡から構成され、内部には箱館奉行所などの建物が置かれていました。
地上からでは分かりにくい五稜郭の特徴的な形も、五稜郭タワーの展望台からは全体を見渡すことができます。星形の堀と緑に囲まれた五稜郭の姿は、函館を代表する景観のひとつです。
函館の街と津軽海峡を望む大パノラマ
五角形の2層からなる展望フロアでは、五稜郭だけでなく、函館市街地や函館山、函館湾、津軽海峡など、さまざまな方向の景色を楽しめます。
天候に恵まれた日には遠くまで見渡すことができ、函館の街並みと周囲の自然が織りなす雄大な景観を一望できます。昼間だけでなく、街の明かりが輝く夜の景色も魅力です。
五稜郭の歴史を学べる「五稜郭歴史回廊」
展望2階には、五稜郭の歴史を紹介する「五稜郭歴史回廊」が常設されています。
ペリー来航や箱館戦争など、五稜郭にまつわる歴史をジオラマなどで分かりやすく紹介しており、五稜郭が築かれた背景や幕末の函館について学ぶことができます。
五稜郭復元模型
館内には、築造当時の姿を再現した「五稜郭復元模型(1/250)」が展示されています。星形の城郭と内部の建物の配置を立体的に見ることで、五稜郭の構造をより理解しやすくなっています。
土方歳三のブロンズ座像
新選組の「鬼の副長」として知られる土方歳三のブロンズ座像も展示されています。箱館戦争と深い関わりを持つ土方歳三の姿を通して、幕末の歴史に思いを馳せることができます。
五稜郭の歴史とともに歩んできた展望塔
五稜郭タワーは、五稜郭の歴史的価値や景観を多くの人に伝える観光施設として整備されました。現在のタワーは2006年に完成した2代目で、五稜郭の星形をイメージしたデザインが大きな特徴です。
五稜郭そのものだけでなく、展望塔から全体を眺めることで、その独特な築城方式や函館の歴史的背景をより深く感じられます。
五稜郭公園とあわせて楽しむ函館観光
五稜郭タワーの周辺には、現在は公園として整備されている五稜郭公園が広がっています。タワーから星形の城郭を眺めた後に公園を散策すると、地上から五稜郭の堀や石垣、緑豊かな景観を楽しめます。
幕末の歴史を伝える五稜郭と、函館の街を見渡せる五稜郭タワーをあわせて訪れることで、函館の歴史と景観をより立体的に楽しめます。
函館の歴史と絶景を一度に楽しめる名所
五稜郭タワーは、星形の五稜郭を上空から眺められるだけでなく、函館の街並みや津軽海峡を望み、幕末の歴史についても学べる観光スポットです。
五稜郭公園の散策と組み合わせれば、地上と展望台の両方から五稜郭の魅力を楽しめます。函館を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい歴史と絶景の名所です。