四面の白壁に十字架をあしらい、茶色の十字形をした屋根の建物をした教会。
1874年に英国人の司祭が函館に上陸し宣教活動を始めた。
歴代の牧師らは市内に学校や病院などを開設し、教育、福祉の分野でも多大な功績を残している。
函館山山頂から、その印象的な十字型の屋根が見られる。
函館・元町を代表する3教会(函館ハリストス正教会、カトリック元町教会とともに)の一角を占める。
函館聖ヨハネ教会(はこだてせいヨハネきょうかい)は、北海道函館市に位置するプロテスタントの教会です。この教会は、1874年にアメリカの宣教師によって設立され、日本におけるキリスト教伝道の歴史の中で重要な役割を果たしてきました。
函館聖ヨハネ教会の設立は、明治初期の日本におけるキリスト教布教の一環として行われました。1874年にアメリカン・ボードの宣教師デュアン・シモンズによって設立され、その後も多くの宣教師や信徒たちが教会の発展に寄与しました。
函館聖ヨハネ教会の建物は、ゴシック・リバイバル様式を採用しており、美しいステンドグラスや木造の天井が特徴的です。現在の建物は、1931年に再建されたものであり、その歴史的価値から北海道指定有形文化財に指定されています。また、教会は函館の観光名所の一つとしても知られ、多くの訪問者が訪れています。
函館聖ヨハネ教会は、地域社会に根ざした活動を行っています。礼拝や聖書研究会の他にも、地域の人々に向けた様々な社会福祉活動やイベントを実施しています。特に、クリスマスやイースターの時期には、多くの市民が参加する行事が開催されます。
函館聖ヨハネ教会は、その歴史的価値と美しい建築で多くの観光客を惹きつけています。教会内部のステンドグラスや木造の美しい内装は、訪れる人々に感動を与えます。また、教会周辺には函館山や元町公園などの観光名所も多く、観光客にとっても見逃せないスポットとなっています。
函館聖ヨハネ教会は、函館市電の「十字街」電停から徒歩約5分の場所に位置しています。アクセスが良く、多くの観光客が訪れることができます。また、教会周辺にはカフェやレストランも多く、観光の合間に立ち寄るのに便利です。
函館聖ヨハネ教会は、プロテスタント教会としての歴史的価値だけでなく、美しい建築と地域社会への貢献でも知られています。訪れる人々は、歴史的な建物を見学しながら、教会の持つ温かい雰囲気を感じることができます。函館を訪れる際には、是非立ち寄ってみてください。
11月4日~5月1日
市電 「十字街」電停 下車 徒歩15分