イギリス式のカレーが函館へ
函館のカレーライスには、イギリス式のインドカレーの影響があるといわれています。インドがイギリスの植民地だった時代に、インドのカレーを知ったイギリス人が本国へ持ち帰り、シチューのような料理にアレンジしたものが広まったとされています。
こうしたカレーが日本にも伝わり、開港によって海外の文化を積極的に取り入れてきた函館の洋食文化とも結びついていったと考えられています。
香ばしさが際立つ昔ながらのカレー
函館のカレーライスでは、具材だけでなくルウ作りからこだわる店もあります。バターと小麦粉を使って作るルウは、香ばしい風味とまろやかなコクを生み出します。
スパイスの辛さとルウの香ばしさがバランスよく重なり、食べ進めるほどに味わい深さを感じられる一皿です。昔ながらの洋食らしい、どこか懐かしい味わいも魅力です。
函館の食文化を感じる一皿
港町として海外との交流が盛んだった函館では、さまざまな西洋文化が取り入れられ、独自の洋食文化が育まれてきました。カレーライスも、そうした函館の歴史と食文化を感じられる料理のひとつです。
函館を訪れた際には、海産物だけでなく、長い歴史を持つ函館の洋食文化にも注目してみてはいかがでしょうか。香ばしさと辛さが調和したカレーライスから、港町ならではの食文化を味わえます。