渋川動物公園は、岡山県玉野市渋川に位置する個人経営の動物園です。この動物園は、有限会社ナチュレ・ファーム瀬戸内によって運営されており、「動物のありのままの姿に出会える」をコンセプトに、自然豊かな環境の中で動物たちとのふれあいを楽しむことができます。
渋川動物公園は、およそ3万坪の広大な敷地を有しており、来園者が自然のままの野山を楽しめるように、園内の通路は舗装せず土道のままにしています。これにより、動物たちとふれあいながら季節感を堪能できる場が提供されています。さらに、乗馬体験や犬の散歩体験なども実施されており、さくらんぼや梅、フェイジョア、柿などの有機無農薬の果樹が栽培され、来園者に販売されることもあります。
渋川動物公園は、約10ヘクタール(30,000坪)の敷地を有し、海抜150mの場所に位置しています。園内には約4kmにわたる遊歩道が整備されており、訪れる人々は自然と動物たちとのふれあいを存分に楽しむことができます。
園内では約80種600頭羽の動物が飼育されており、さらに野生動物約18種の野鳥が園内で繁殖しています。これまでに110種の野鳥が確認されています。
渋川動物公園では、子供も大人も楽しめる多彩な体験が用意されています。犬や猫、うさぎとふれあえるだけでなく、馬に乗ったり、犬と一緒に散歩したりすることもできます。また、有機農法で育てた美味しい果物を味わうこともでき、四季折々の美しい自然と親しみながら、一日中楽しい冒険が待っています。
渋川動物公園では、動物たちとの距離が非常に近く、実際に触れたり、一緒に遊んだりすることができます。
馬たちの背中に揺られながら、いつもとは違う視点からの景色を楽しむことができます。子供から大人まで乗馬体験が可能で、コースは500円から体験できます。馬の背中から見る景色や、馬たちの魅力に触れることで、新しい発見があるかもしれません。
渋川動物公園では、オープン前から農薬を使わないことにこだわっており、園内で栽培される果樹はすべて有機無農薬で育てられています。このように育てられた果実は、動物たちや来園者が安心して食べることができるものです。園内で実った果実を動物たちが食べ、そのうんちが堆肥として果樹に還元される、自然の循環が実践されています。
渋川動物公園では、四季折々の自然を楽しむことができます。春にはコバノミツバツツジが一面に広がり、ワラビ狩りも楽しめます。夏には多くの昆虫たちが見られ、秋にはどんぐりや柿、栗などの収穫を楽しむことができます。冬にはフェイジョアが収穫され、有機無農薬で育てられた美味しい果物を味わうことができます。
渋川動物公園は年中無休で営業しており、営業時間は9:00~17:00(入園は16:30まで)です。無料駐車場も完備されており、大型バス15台、普通車100台を収容可能です。
JR本四備讃線(瀬戸大橋線)児島駅からタクシーで約25分、またはJR岡山駅東口から両備バス渋川行きで約50分、「渋川」バス停で下車し、タクシーで約5分の距離にあります。自家用車の場合、瀬戸中央自動車道児島ICから国道430号経由で約8km(おもちゃ王国向かい)です。