石原果樹園は、岡山県岡山市東区に位置する創業170年を誇る歴史ある贈答果樹園です。この果樹園では、贈答用のフルーツを栽培するだけでなく、完全予約制での果物狩りも行っています。主にブドウと梨を栽培しており、季節に応じてぶどう狩り、梨狩り、そして柿狩りが楽しめます。
石原果樹園では、170年の歴史を持つ果樹園ならではの多彩な果物狩り体験が楽しめます。ぶどう狩りは7月中旬から10月中旬まで行われ、20品種以上のブドウを収穫することができます。「シャインマスカット」や「ニューピオーネ」、「ゴールドフィンガー」、「桃太郎ぶどう」といった品種が揃い、バリエーション豊かな味わいを楽しめます。
梨狩りは9月初旬から11月上旬まで開催されており、10品種以上の梨を収穫できます。特に「あたご梨」や「ヤーリー」などの品種は、大きくまろやかな風味が特徴で、多くの来園者に喜ばれています。また、10月上旬から11月上旬には「太秋柿」の柿狩りも行われ、大きくて甘い柿を楽しむことができます。
石原果樹園の歴史は1850年頃に遡ります。当時、山を切り開いて梨の栽培を始めたことが果樹園の始まりです。その後、1955年には鴨梨（ヤーリー）をシンガポールへ輸出し、さらに1980年からはあたご梨の栽培を開始しました。1982年にはブドウの栽培も始め、1999年には直売所やウェブサイトをオープンし、ぶどう狩りや梨狩りを開始しました。
果樹園の果実は高い評価を受けており、1995年には鴨梨が皇室に献上されました。また、2015年には当時の安倍晋三首相が中東訪問の際に、あたご梨が政府専用機のデザートとして採用されたほか、ヤーリーがハイチュウの原料として採用されるなど、国内外でその品質が認められています。
石原果樹園には農産物直売所があり、来園者はここで新鮮なフルーツを購入することができます。また、無料の駐車場も60台分完備されており、遠方からのアクセスも便利です。果樹園周辺には、吉井川や広がる田園風景、そして岡山の温暖な気候が広がっており、訪れる人々に自然の美しさを感じさせます。
石原果樹園では、様々な品種の果物が栽培されています。代表的なものとして、以下の品種があります。
これらの品種は、それぞれの季節に合わせて収穫が行われ、贈答用としても高く評価されています。
石原果樹園へのアクセスも非常に良好です。岡山空港からは南東へ車で約50分、山陽自動車道山陽ICからは南へ約20分で到着します。JR岡山駅からは東へ車で約30分、またJR赤穂線西大寺駅からは北東へタクシーで約10分の距離にあります。
石原果樹園は、170年の歴史を持つ岡山県岡山市東区の贈答果樹園です。ここでは、季節ごとに異なる種類の果物狩りが楽しめるだけでなく、高品質なフルーツを直売所で購入することも可能です。自然豊かな環境の中で、四季折々の果物を楽しむことができるこの果樹園は、岡山を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。