伊豆西海岸で最古、最大の温泉地で、夏季には海水浴客で賑わう人気のマリン リゾートです。
この土地は鎌倉時代から金山の町として金の産出が行われていました。温泉は江戸時代の金山採掘中に湧出し始めたとされており、現在では土肥地内に6つの源泉が集中管理され、循環配湯されています。
温泉街には海岸に近い場所にホテルや旅館が並んでいます。土肥温泉には4つの共同浴場と1つの足湯があります。
この温泉地はかつて江戸時代に土肥金山が栄え、現在は坑道が観光スポットとして訪れることができます。駿河湾の深海魚を使った料理店なども人気があります。
歴史
土肥温泉の歴史は、1611年に土肥金山開発中に安楽寺境内の坑口から温泉が湧出したことに始まります。この源泉は発見者の間部(まぶ)彦平に因んで「まぶ湯」と名づけられました。
近代的な土肥温泉は明治33年に馬場(ばんば)地区で飲料用井戸を掘った際に温泉が湧出したことが始まりとされています。
泉質
土肥温泉の泉質は、6つの源泉を混合して配湯しています。低調性・弱アルカリ性・高温の透明で無臭の湯で、1日約600万リットルもの豊富な湯が湧き出ています。
それぞれの源泉には異なる泉質があり、含もう硝石膏泉、含塩化土類弱塩泉、含食塩石膏泉、含もう硝塩化土類泉などがあります。泉温も異なり、源泉ごとに異なる特性を持っています。
土肥温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性婦人病、慢性消化器病、痔疾、動脈硬化、創傷などに効果的です。
この地域では豊富な温泉を活かして4か所の温泉共同浴場(馬場温泉弁天の湯、大藪弁天の湯、元湯温泉、屋形温泉)が設けられています。
海水浴や釣りなどの後に温泉を楽しむことができるのも魅力的で、アクティビティの後に利用する人々が多く訪れています。
さらに、海水浴シーズンにはビーチに舟をそのまま浴槽として利用して船の中のに温泉を満たした「土肥温泉丸」も好評を博しています。
観光スポット
周辺には観光スポットも多く、伊豆の自然や歴史を満喫できる温泉地として人気が持続しています。
海水浴場の背後に広がる松原公園は夕陽の名所で、世界一の花時計があり、四季折々の花々を楽しむことができます。近くの温泉噴湯モニュメント前には足湯があり、手軽に楽しむことができます。
そして恋人岬は、富士見遊歩道の先端に位置する勝地廻り崎で、岬の展望台からは北に霊峰富士、南に黄金崎、西には南アルプスの峰々を望む180度以上の雄大なパノラマが広がります。
岬にはメガネ記念碑や文学碑などがあり、展望台には愛を呼ぶ鐘(ラブ コール ベル)が設置されています。この鐘を鳴らしながら愛する人の名前を呼ぶと、永遠の愛が叶うと言われ、若いカップルに人気があり、恋人岬の愛称で親しまれています。
遊歩道入り口には恋人岬事務局があり、恋人宣言証明書を発行するほか、休息所として恋人岬オリジナルグッズやコーヒーなどの飲料を販売するステラハウス(星の館)が設けられています。
恋人岬事務局では、この岬で鐘を鳴らして愛を誓った方に特典のある恋人宣言証明書を無料で発行しており好評です。なんと二人の結婚が決まったら、恋人岬事務局に連絡をすると祝電か結婚記念品をプレゼントとのことです。