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岩本山 実相寺

(いわもとやま じっそうじ)

歴史と信仰が息づく名刹

実相寺(實相寺とも表記)は、静岡県富士市岩本に位置する日蓮宗の本山(霊蹟寺院)です。山号は「岩本山」と称され、その歴史や文化的価値から、多くの参拝者が訪れる名刹です。

概要

実相寺は、久安元年(1145年)に鳥羽法皇の勅願により建立されました。当初は天台宗に属し、智印法印が三間四面の堂を建立し、如意輪観音を安置しました。後に日蓮宗へ改宗し、日蓮が立正安国論の構想を練った場所としても知られています。

本堂、祖師堂、一切経蔵といった歴史的建造物が現存しており、日蓮の弟子・日郎にまつわる「米とぎ井戸」も見どころの一つです。

主な建造物

本堂

本堂は、実相寺の中心的な建物で、荘厳な雰囲気が漂います。

祖師堂

祖師堂には、日法作と伝わる御影が安置されています。日蓮宗の信仰の中心となる場所です。

一切経蔵

日蓮が籠もり、一切経を閲読したとされる経蔵です。立正大学の調査により、宋版一切経および天海版一切経の存在が確認され、学術的にも注目されています。

歴史

創建と日蓮宗への改宗

実相寺の創建は1145年、鳥羽法皇の勅命により天台宗の寺院として建立されました。その後、1258年(正嘉2年)に日蓮が入寺し、1276年(建治2年)には学頭・智海法印が日蓮宗へ改宗しました。

戦乱と再建

1568年(永禄11年)、武田氏の侵攻により寺院が焼失。その後、再建され、現在の姿に至ります。

文化財

実相寺には、以下の文化財が指定されています。

木造仁王像

富士市指定有形文化財で、寺院の守護として親しまれています。

一切経蔵

一切経蔵も富士市指定有形文化財であり、貴重な宋版および天海版一切経が保管されています。

旧末寺

日蓮宗の本末解体以前、実相寺には多くの末寺がありました。以下はその一部です。

観光情報

交通アクセス

公共交通

以下の公共交通機関でアクセス可能です:

自動車

東名高速道路からのアクセス:

周辺観光地

実相寺の背後に位置する岩本山公園は、市街を一望できる絶好の展望地です。また、桜の名所としても知られ、春には多くの観光客が訪れます。

その他

魔王堂

境内には「魔王堂」があり、第六天魔王が祀られています。

Information

名称
岩本山 実相寺
(いわもとやま じっそうじ)
Iwamotoyama Jisso-ji Temple
エリア
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