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静岡県富士山世界遺産センター

(しずおかけん ふじさん せかい いさん)

富士の魅力を学ぶ体験施設

静岡県富士山世界遺産センターは、静岡県富士宮市に位置する博物館です。世界遺産に登録された富士山の保護・保存・整備を目的とした拠点であり、学術調査機能も兼ね備えています。

施設の外観は、県産ヒノキを使用した木格子による「逆さ富士」が特徴です。この外観は、前面に配置された水盤に映ることで「正富士」となるように設計されています。また、水盤には鳥居が設置され、富士山本宮浅間大社との連携を象徴しています。

建築デザイン

施設の設計は、プリツカー賞を受賞した建築家・坂茂氏によるもので、「富士の水の循環と反映」をテーマとしています。館内は北棟、西棟、展示棟の3つに分かれ、展示棟では1階から5階までのらせんスロープを登ることで、富士山登山を疑似体験できます。

最上階に到着すると、実際の富士山を一望できる絶景スポットが広がります。また、省エネ設計にも配慮されており、地下水を利用した空調システムや湧水を活用したエネルギー効率の高い建物となっています。

設立の経緯

世界遺産登録と拠点設置

2013年、富士山は「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。この登録を契機に、文化遺産の保護や学術調査を行う拠点として本施設が設立されました。

立地の理由

富士宮市が建設地に選ばれた理由は、富士山本宮浅間大社が近く、浅間信仰の中心地であること、さらに村山浅間神社や人穴富士講遺跡といった関連資産へのアクセスが良好であるためです。また、交通の便が良い中心市街地に位置している点も選定の理由の一つです。

館内の見どころ

展示ゾーンの紹介

1. 登拝する山

展示棟のらせんスロープを上りながら、タイムラプス映像とともに静岡県からの富士山登山を疑似体験できます。この193メートルのスロープは、富士山登山の季節ごとの魅力を感じる設計です。

2. 荒ぶる山

富士山が活発な火山であることや、その誕生から現在までの歴史を紹介するエリアです。環太平洋火山帯に位置する富士山と人々の関わりについて学ぶことができます。

3. 聖なる山

長い歴史の中で培われた富士山信仰について展示されています。富士山が日本人の心のよりどころとなっている理由を深く知ることができます。

4. 美しき山

富士山をテーマにした美術作品や文学作品を通じ、その芸術的価値を紹介しています。

5. 育む山

富士山の雪解け水がどのようにして豊かな生態系を育んでいるかを、駿河湾から山頂までの生態系を交えて説明しています。

6. 受け継ぐ山

富士山の未来を考える展示ゾーンです。活火山としての富士山、信仰の対象としての富士山、人々との関わりについて学びます。

その他の施設

映像シアター

2階には265インチのスクリーンを備えたシアターがあり、四季折々の富士山の映像や、信仰と芸術に焦点を当てた作品を上映しています。

環富士山マップ

1階では、富士山の構成資産や周辺施設を紹介するマップを展示しています。

利用案内

開館時間

9:00~17:00(7月・8月は18:00まで)

休館日

毎月第三火曜日(祝日の場合は翌平日)、施設点検日

観覧料

一般:300円、団体(20名以上):200円
中高生、大学生:無料
70歳以上および障がい者:無料

アクセス

電車

JR身延線富士宮駅から徒歩8分

バス

JR新幹線新富士駅から約36分(「静岡県富士山世界遺産センター」バス停下車)

自家用車

新東名高速道路新富士ICから約10分

まとめ

静岡県富士山世界遺産センターは、富士山の魅力を学び、体感できる貴重な施設です。富士山の信仰や芸術、自然環境について理解を深めるとともに、実際の富士山を眺めながらその壮大さを感じることができます。ぜひ訪れてみてください。

Information

名称
静岡県富士山世界遺産センター
(しずおかけん ふじさん せかい いさん)
Shizuoka Prefecture Mt. Fuji World Heritage Center
エリア
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カテゴリ
博物館・科学館・資料館

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