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富士山東口本宮・須走口登山道 冨士浅間神社

(ひがしぐち ほんぐう ふじ せんげん じんじゃ)

富士信仰の拠点として1200年の歴史を誇る神社

須走登山道の本宮。杉の大木に囲まれて落ちついた雰囲気。大同2年(807)創建と伝えられる元県社。祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、武田氏文書、紺神金泥経、弘法大師といわれる鉈作経木等の社宝がある。

東口本宮冨士浅間神社について

東口本宮 冨士浅間神社は、静岡県駿東郡小山町須走に位置する神社です。旧社格は県社で、全国に存在する浅間神社の中でも重要な一社として知られています。

地理的背景と特徴

この神社は、富士山の須走口登山道の起点に位置し、標高373メートルの場所にあります。ここは桜島の展望所の中でも最も高い地点で、一般の人々が立ち入ることができる最高地点として知られています。

東口本宮冨士浅間神社は、富士山の東口にあたる須走口にあり、古くから信仰を集めてきた場所です。2013年には、富士山が「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された際、その構成資産の一つとして登録されました。登録名称は「冨士浅間神社」です。

歴史と創建

この神社の創建は平安時代初頭に遡ります。延暦21年(802年)、富士山の東麓で噴火が発生したため、須走の地に斎場を設け、鎮火の祈願が行われました。この祈願が功を奏し、同年4月初申の日に噴火が収まったため、大同2年(807年)に鎮火祭の跡地に社殿が造営されたとされています。

江戸時代には、須走口登山道の本宮として知られ、駿河国と甲斐国を結ぶ交通の要所であった須走村(現在の駿東郡小山町須走)とともに栄えました。また、浅間神社の神主によって編成された須走村の御師が、小田原藩及び京都の吉田家の庇護を受け、その影響力を関東一円に広げました。

近代の変遷

明治維新以降、国家神道の方針により、全国の神社は国家管理下に置かれました。最初は村社の社格が定められましたが、明治19年(1887年)には県社に昇格しました。昭和天皇や現上皇陛下、今上天皇陛下もそれぞれ皇太子時代に須走口から富士登山を行い、その記念碑が宮上駐車場に建立されています。

平成19年には、御鎮座1200年の節目を迎え、記念事業として社務所2階に富士講や社宝などを展示する記念資料館が併設されました。また、平成25年(2013年)には、富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された際、当社もその構成資産の一つとして登録されました。

境内の特徴

境内は約五千坪の広さがあり、緑樹が鬱蒼と繁っています。数百年を経た杉や落葉樹の御神木が立ち並び、四季折々の野鳥のさえずりが響く中、富士山麓の野草が可憐な花を咲かせています。特に春には、正面鳥居前にあるエゾヤマザクラ(小山町指定天然記念物)が淡紅色の花を咲かせ、境内を彩ります。

神門より北西側には、県指定天然記念物のハルニレの大樹が立っており、訪れる人々を迎えています。境内には、信しげの滝と呼ばれる水路が流れ、散策路として利用されています。また、裏参道脇には「登山成就」を感謝する富士講の記念碑群が点在し、富士講の盛んな時代を偲ばせています。

文化財と自然

境内には以下の文化財や自然が点在しています:

アクセスと観光

東口本宮冨士浅間神社へのアクセスは、交通の便が良い地域に位置しており、登山道や周辺の観光地と合わせて訪れることができます。特に、富士山登山を計画している方にとっては、須走口登山道の起点として非常に便利なスポットです。

また、神社周辺には宿泊施設や飲食店も多く、観光の拠点としても利用できます。歴史的な背景や自然の美しさを堪能しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。

Information

名称
富士山東口本宮・須走口登山道 冨士浅間神社
(ひがしぐち ほんぐう ふじ せんげん じんじゃ)
Fuji Sengen Shrine
リンク
公式サイト
住所
静岡県 駿東郡 小山町 須走126
電話番号
0550-75-2038
料金

無料

アクセス

JR御殿場駅より富士急行バス「須走・富士学校」「河口湖」行 - 「須走浅間神社前」下車すぐ

東名・新東名高速道路「御殿場IC」より国道138号線を富士山・山梨県方面へ約30分
中央自動車道接続・東富士五湖道路「須走IC」より市街方面へ約1分

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