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若獅子神社

(わかじし じんじゃ)

平和を祈る歴史の慰霊の地

若獅子神社は、静岡県富士宮市にある神社です。この神社は、陸軍少年戦車兵の教官や生徒、合計六百余名の戦没者を祭神として祀り、慰霊と平和を祈念する場として創建されました。

若獅子神社の概要

若獅子神社は、昭和40年(1965年)12月に「若獅子の塔」が建立されたことを起源としています。この塔は、戦没した陸軍少年戦車兵学校の同窓生を慰霊・顕彰するために建てられました。その後、昭和59年(1984年)10月に神社として正式に創建されました。

若獅子の塔

若獅子の塔は、戦没者の御霊を慰め、平和への願いを込めて建立されました。「若獅子」とは、戦時中に少年戦車兵が親しみを込めて呼ばれていた愛称です。この塔の設計は建築家の金沢庸治が手掛け、塔を飾る若獅子の像は日本芸術院賞を受賞した内藤春治による作品です。

毎年8月15日には、「みたま祭」が開催され、多くの人々が訪れます。この祭りでは、戦没者への追悼と平和への誓いが新たにされます。

サイパン帰還戦車

神社の敷地内には、サイパンの戦いで使用された「九七式中戦車(チハ車)」が安置されています。この戦車は、昭和51年(1976年)の夏に発見され、戦後30年以上の時を経てここに移されました。

戦車の歴史

サイパンの戦いでは、40名以上の少年戦車兵が戦死しました。この戦車には、当時の激戦を物語る弾痕が各所に残されています。発見時、車内からは二振りの日本刀と人骨が見つかり、調査の結果、人骨は戦車第九連隊第三中隊砲手の鈴木正軍曹のものであると判明しました。その後、遺骨は遺族に返還されました。

もう一輌の戦車

同じく戦車第九連隊に所属し、同時期に帰還したもう1輌の戦車は、現在、東京の靖国神社内の遊就館で修復され展示されています。これらの戦車は、日本の戦争の歴史と平和への願いを伝える重要な遺産です。

若獅子神社の意義

若獅子神社は、陸軍少年戦車兵学校の跡地に建立され、戦没者への慰霊だけでなく、戦争の記憶を後世に伝える役割を果たしています。また、平和を祈念する場として、多くの人々に平和の大切さを再認識させる場所となっています。

訪問の意義

若獅子神社を訪れることで、戦争の悲劇を学び、平和の重要性を考える貴重な機会となります。また、「みたま祭」などの行事に参加することで、戦没者への感謝と追悼の気持ちを深めることができます。

アクセス情報

所在地

静岡県富士宮市

交通手段

車でのアクセス

東名高速道路富士ICから西富士道路経由で約30分。

公共交通機関でのアクセス

JR身延線富士宮駅よりタクシーまたはバスを利用。

関連項目

Information

名称
若獅子神社
(わかじし じんじゃ)
Wakajishi Shrine
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