☰
✕

□ » 東海 » 岐阜県 » 岐阜市・大垣・関ヶ原

長良川うかいミュージアム

(ながらがわ 鵜飼)

1300年の伝統を誇る長良川鵜飼の世界

長良川うかいミュージアムは、岐阜県岐阜市にある、長良川鵜飼の歴史や文化を紹介する博物館です。正式名称は「岐阜市長良川鵜飼伝承館」といい、1300年以上にわたって受け継がれてきた伝統漁法である鵜飼について、さまざまな資料や映像、体験型展示を通じて学べます。

鵜匠と鵜が息を合わせて鮎を捕らえる鵜飼は、長良川を代表する伝統文化です。館内では、鵜の生態や鵜匠の仕事、鵜飼の歴史、長良川の自然などを幅広く紹介しています。実際の鵜飼を観覧する前に訪れれば、その魅力や背景をより深く理解できるでしょう。

1階展示室の見どころ

鵜飼・長良川シンボルステージ

鵜が水中で鮎を捕らえる瞬間を再現した、体験型の映像展示です。川底から水面を見上げるような視点で鵜舟の様子を観察でき、普段は見ることのできない水中での鵜の動きを体感できます。

鵜飼の仕組みを視覚的に理解できるため、初めて鵜飼について学ぶ方や子どもにもおすすめの展示です。

長良川鵜飼・歴史絵巻

1300年以上の歴史を持つ長良川鵜飼の歩みを、絵巻物などを通して紹介しています。古くから受け継がれてきた漁法や、時代とともに育まれてきた鵜飼の文化について学べます。

鵜匠の世界

代々受け継がれてきた鵜匠の仕事や暮らし、伝統を守るための取り組みを紹介する展示です。鵜匠が身に着ける格式ある装束なども見ることができ、鵜飼を支える人々の役割や伝統継承の大切さを知ることができます。

鵜の世界

大きな鵜の模型や映像を使い、鵜の生態や体の仕組みを解説しています。鵜がどのように水中を泳ぎ、鮎を捕らえるのかを学べる参加体験型の展示で、鵜飼を支える鳥の能力や特徴を理解できます。

鮎と長良川の世界

鵜飼に欠かせない鮎と、その生息環境である長良川について紹介しています。清らかな水に恵まれた長良川の自然や、鮎の生態を知ることで、鵜飼が川の環境と深く結びついた伝統文化であることを実感できます。

2階展示室の見どころ

観覧ラウンジ

2階には、金華山や長良川の美しい景観を眺められる無料のラウンジがあります。展示を見学した後にひと休みしながら、岐阜を代表する自然の風景を楽しめるスペースです。

篝火トンネル

暗闇の中に篝火の光を映し出し、夜の長良川で行われる鵜飼の幻想的な雰囲気を再現した展示です。川面を照らす炎や鵜飼の情景を体感でき、実際の鵜飼観覧への期待が高まります。

長良川鵜飼の歴史・トピックス

織田信長や徳川家康など、鵜飼にゆかりのある歴史上の人物と長良川鵜飼の関係を紹介しています。歴史的なエピソードを通じて、鵜飼が古くから人々に親しまれ、保護されてきた文化であることを学べます。

ガイダンスシアター

絵巻物のようなスクリーンに映像を映し出し、音響や照明を組み合わせて鵜飼の世界を体感できるシアターです。長良川の風景や鵜飼の様子を臨場感のある演出で楽しみながら、伝統漁法への理解を深められます。

長良川鵜飼とは

1300年以上受け継がれる伝統漁法

長良川鵜飼は、岐阜市を流れる長良川で行われる伝統的な漁法です。その歴史は1300年以上前にさかのぼるとされ、正倉院に残る大宝年間の戸籍などからも、古い時代から鵜飼が行われていたことがうかがえます。

現在では、鮎を捕る漁法としてだけでなく、岐阜を代表する観光文化として受け継がれています。伝統的な技術や装束、鵜匠の仕事などが一体となり、長良川ならではの文化を形づくっています。

長良川鵜飼の開催期間

長良川鵜飼は、例年5月11日から10月15日まで行われます。中秋の名月の日と、川の増水などで安全な開催が難しい場合を除き、期間中は夜ごとに開催されます。

中秋の名月の日は、月明かりによって篝火の効果が薄れることなどから、伝統的な休みの日とされています。実際の開催状況は天候や川の状態によって変わるため、観覧を予定する際は事前に確認すると安心です。

皇室御用の鵜飼と文化財

長良川鵜飼は、皇室御用の鵜飼としても知られています。鵜飼に使われる道具一式は、国の重要有形民俗文化財に指定されています。また、鵜匠家に伝承される鮎鮓の製造技術や、観覧船の造船・操船技術も、岐阜市指定無形民俗文化財として大切に受け継がれています。

こうした文化的価値が評価され、平成27年(2015年)には「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」を構成する文化財として、日本遺産に認定されました。

長良川鵜飼の漁法

篝火と鵜匠の巧みな技

鵜飼では、鵜舟に篝火を設け、鵜匠が鵜を操りながら鮎を捕らえます。鵜匠は一度に10~12羽ほどの鵜を扱い、篝火の光で鮎を誘い出し、鵜が水中で捕らえるように導きます。

鵜が鮎を捕らえると、鵜匠は鵜を巧みに扱い、鮎を吐き出させます。長年の経験に支えられた鵜匠の技と、鵜との息の合った動きが鵜飼の大きな見どころです。

幻想的な「総がらみ」

複数の鵜舟が連携して鮎を追い込む「総がらみ」も、長良川鵜飼を代表する見どころです。篝火が川面を照らす中、鵜舟が一体となって進む様子は幻想的で、伝統漁法の迫力と美しさを感じさせます。

長良川の自然と伝統文化を体感する

長良川うかいミュージアムは、1300年以上の歴史を持つ鵜飼の文化を、映像や模型、資料、体験型展示を通して学べる施設です。鵜匠の技や鵜の生態、鮎が育つ長良川の自然など、鵜飼を支えるさまざまな要素に触れられます。

実際の鵜飼を観覧する前に訪れるのはもちろん、金華山や長良川周辺の散策とあわせて楽しむのもおすすめです。岐阜に受け継がれる伝統文化の奥深さを、ぜひ体感してみてください。

Information

名称
長良川うかいミュージアム
(ながらがわ 鵜飼)
Nagaragawa Cormorant Fishing Museum
リンク
公式サイト
住所
岐阜県岐阜市長良51-2
電話番号
058-210-1555
営業時間

9:00~19:00(鵜飼シーズン:5/1から10/15まで)
9:00~17:00(鵜飼オフシーズン:1/4から4/30までと10/16~12/28まで)

定休日

年末年始(12月29日~1月3日)
10月16日~翌4月30日/毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)

料金

大人500円、小人250円(乳幼児無料)

駐車場
67台 大型バス6台
アクセス

JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から、岐阜バスN系統路線もしくは市内ループ線「鵜飼屋」下車(所要時間15分)。バス停「鵜飼屋」より徒歩6分

エリア
岐阜県の観光地 岐阜市・大垣・関ヶ原の観光地
カテゴリ
博物館・科学館・資料館

Gallery

岐阜市・大垣・関ヶ原

岐阜県

カテゴリ

エリア