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岐阜関ケ原古戦場記念館

(ぎふ せきがはら こせんじょう きねんかん)

最新技術で五感を使って体験する関ケ原の戦い

岐阜関ケ原古戦場記念館は、岐阜県不破郡関ケ原町にある、関ケ原の戦いをテーマにした体験型の記念館です。関ケ原の戦いが繰り広げられた歴史的な場所に建ち、映像や音響、体験型展示などを通じて、天下分け目の戦いを臨場感たっぷりに学べます。

2020年10月にオープンしたこの施設には、戦いの全貌を俯瞰できる「グラウンド・ビジョン」や、迫力ある映像を楽しめるシアター、関ケ原古戦場にゆかりのある貴重な資料など、見どころが豊富にそろっています。歴史ファンはもちろん、戦国時代に詳しくない方も、関ケ原の戦いについて理解を深められる施設です。

関ケ原の戦いを体感できる施設

岐阜関ケ原古戦場記念館は、地上5階建て、延べ床面積約5,200平方メートルの施設です。本館には映像展示や資料展示、戦国時代の雰囲気を体験できるコーナーなどが設けられています。最上階の展望室からは、現在の関ケ原の風景を360度見渡せます。

本館の主な施設

別館には売店やカフェがあり、見学の合間の休憩やお土産選びにも利用できます。

グラウンド・ビジョン

1階にあるグラウンド・ビジョンは、床面に設置されたスクリーンを使い、関ケ原の戦いに至るまでの経緯や戦いの規模をわかりやすく紹介する展示です。

戦いの全体像を俯瞰しながら、各地の武将たちがどのように動き、天下分け目の戦いが展開していったのかを理解できます。全国を巻き込んだ歴史的な戦いの流れを、視覚的に学べるのが特徴です。

迫力ある映像を楽しめるシアター

シアターには、縦約4.5メートル、横約13メートルの楕円形スクリーンが設置されています。大画面の映像に加え、風や振動、光、音響などの演出を組み合わせ、関ケ原の戦いを臨場感たっぷりに再現します。

武将たちが激突した戦場の緊張感や、戦いの迫力を体感できる展示です。なお、グラウンド・ビジョンとシアターの映像展示は、20分ごとの入れ替え制で、事前予約者が優先されます。

広域観光情報コーナー

広域観光情報コーナーでは、関ケ原古戦場や周辺の史跡を巡る際に役立つパンフレット、関ケ原町内の観光施設に関する情報などを入手できます。

レンタサイクルや「せきがはら史跡ガイド」を利用したい方も、こちらで情報を確認できます。記念館の見学とあわせて古戦場や史跡を巡れば、関ケ原の歴史をより深く理解できるでしょう。

展示室で学ぶ関ケ原の歴史

2階の展示室では、関ケ原の戦いが起こるまでの経緯から終結までを、実物資料などを交えながら紹介しています。

また、戦いの後、江戸時代以降に関ケ原の戦いがどのように語り継がれてきたのか、古戦場の史跡がどのように保存されてきたのかについても学べます。合戦そのものだけでなく、後世に伝えられてきた歴史や文化にも触れられる展示です。

戦国体験コーナー

戦国体験コーナーでは、本物そっくりに作られた武器に触れたり、陣羽織を着用したりして、戦国武将になった気分を味わえます。陣羽織を着て記念撮影を楽しめるため、家族や友人との思い出づくりにもおすすめです。

歴史を見て学ぶだけでなく、実際に体験することで、戦国時代の文化や武将たちの世界を身近に感じられます。

セミナールーム

3階には、講演会やワークショップなどに利用されるセミナールームがあります。歴史に関する学習や交流の場として活用される施設です。

360度の景色を楽しめる展望室

5階の展望室は、側面が全面ガラス張りになっており、現在の関ケ原の風景を360度見渡せます。

眼下に広がる地形を眺めながら、かつてこの地で繰り広げられた合戦に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。記念館で歴史を学んだ後に古戦場を実際に巡ると、戦いの舞台となった土地の特徴や広がりを、より具体的に感じられます。

別館の売店とカフェ

別館には売店やカフェがあり、見学の合間に休憩したり、関ケ原にちなんだ商品を探したりできます。戦国時代や関ケ原の戦いをテーマにしたお土産を選ぶのも、訪問時の楽しみのひとつです。

岐阜関ケ原古戦場記念館の沿革

古戦場整備計画の始まり

2014年(平成26年)8月、岐阜県と関ケ原町は「関ケ原古戦場グランドデザイン策定懇談会」を設置し、有識者から意見を募りました。

2015年(平成27年)3月には「関ケ原古戦場グランドデザイン」を策定。関ケ原駅前観光交流館の整備や、関ケ原町歴史民俗資料館のビジターセンターへのリニューアル、旧関ケ原北小学校校舎の再利用など、古戦場周辺の観光環境を充実させる方針が定められました。

関ケ原駅前観光交流館は、事業費4億2,000万円をかけて整備され、同年10月にオープンしました。また、関ケ原の戦いに関する新たな拠点施設として、ビジターセンターの整備も進められることになりました。

施設計画から正式名称の決定まで

2016年(平成28年)2月25日には、岐阜県庁で「関ケ原古戦場グランドデザイン・フォローアップ懇談会」が開催され、「関ケ原古戦場ビジターセンター」の概要を盛り込んだ計画が承認されました。

当初の計画では、建物は4〜6階建てとされ、最上階には側面を全面ガラス張りにした円形の展望室を設ける構想でした。総事業費は約19億5,000万円と見込まれていました。

2018年(平成30年)2月18日には、総事業費が52億4,099万円に増額されたことが報道されました。同年10月20日、施設の正式名称が「岐阜関ケ原古戦場記念館」に決定したことが発表されました。

2020年の開館

開館は当初、2020年(令和2年)7月17日に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期されました。その後、同年10月21日に開館し、翌22日から一般公開が始まりました。

10月21日は、関ケ原の戦いが行われた慶長5年9月15日を西暦に換算した日付にあたります。歴史的な戦いの日に合わせた開館となりました。

歴史資料と関ケ原町歴史民俗学習館

館内には、関ケ原合戦図屏風や武具、出土品、書簡など、関ケ原の戦いに関する資料が展示されています。これらの資料の多くは、もともと関ケ原町歴史民俗資料館に展示されていたものです。同資料館は、記念館の開館に合わせて「関ケ原町歴史民俗学習館」に名称が変更されました。

岐阜関ケ原古戦場記念館と関ケ原町歴史民俗学習館は隣接しており、渡り廊下で結ばれています。両施設をあわせて見学することで、関ケ原の戦いに関する歴史や資料について、さらに理解を深められます。

また、記念館は、関ケ原の戦いで徳川家康が最後に陣を置いた場所の跡地に建っています。歴史の舞台となった土地で展示を見学できることも、この施設ならではの魅力です。

関ケ原の歴史を現地で学ぶ

岐阜関ケ原古戦場記念館は、最新技術を活用した映像体験と貴重な歴史資料を通じて、関ケ原の戦いを多角的に学べる施設です。戦いの経緯や武将たちの動き、後世に伝えられてきた歴史を知ることで、関ケ原という土地への理解も深まります。

館内の展示を楽しんだ後は、周辺に点在する古戦場や史跡にも足を運んでみてください。実際の地形や景色を眺めながら歴史に思いを巡らせることで、天下分け目の戦いをより身近に感じられるでしょう。

Information

名称
岐阜関ケ原古戦場記念館
(ぎふ せきがはら こせんじょう きねんかん)
Gifu Sekigahara Battlefield Memorial Museum
エリア
岐阜県の観光地 岐阜市・大垣・関ヶ原の観光地
カテゴリ
博物館・科学館・資料館

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