静岡県沼津市西熊堂に位置する沼津市明治史料館(別名:江原素六記念館)は、明治以降の沼津の政治、経済、教育の発展に貢献した江原素六や沼津兵学校など、地域の歴史を紹介する博物館です。施設内では、明治時代の郷土史を学べる貴重な資料が多く展示されています。
沼津市明治史料館は4階建てで、各階に異なる展示が配置されています。
図書室や収蔵庫、燻蒸室など、史料の保存と管理を目的とした施設が整備されています。
沼津市の戦国時代から近現代に至る歴史が展示されています。また、江原素六の遺品や肖像画、復元された江原邸も展示されています。
静岡藩の陸軍士官学校として設立された沼津兵学校に関する展示があり、学校の規則書や教科書、関係者の写真などが展示されています。
北条早雲が興国寺城主となった時代や、北条氏・今川氏・武田氏の争いが描かれています。
江戸時代の東海道宿場町としての栄えた様子や、新田開発、漁業の発展が紹介されています。
明治以降の沼津の近代化、大正時代の製糸産業、昭和の戦時下の歴史など、多岐にわたる資料が展示されています。
館の外観は鹿鳴館を意識した欧風デザインで、外壁に陶磁器タイルが使用されています。また、敷地内には江原素六の銅像や沼津兵学校の校門、沼津城の石垣が保存されています。
現在の史料館所在地には、明治初期から江原素六一家が居住していた邸宅がありました。江原邸は大正期に改築され、1959年には土地と建物が沼津市に寄付されました。
江原家伝来の史料は、1968年に発足した江原素六先生顕彰会が管理を行い、1973年には一部が少年自然の家に移管されました。その後、1984年に沼津市明治史料館が竣工し、史料が館内に移管され整理されました。
沼津市明治史料館は、1984年10月1日に明治の歴史を伝える博物館として開館しました。
JR東海道本線沼津駅南口より富士急シティバス2番線に乗車、「明治史料館前」で下車してください。
開館時間は9:00〜16:30で、月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月末日、年末年始が休館日です。
大人200円、小・中学生100円、団体割引(20名以上)は2割引です。沼津市内の小・中学生は無料で入館できます。