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伊豆・三津シーパラダイス

(IZU・MITO SeaParadise)

日本屈指の歴史を誇る海の楽園

伊豆・三津シーパラダイスは、静岡県沼津市に位置する歴史的な水族館です。1930年に「中之島水族館」として開業し、その後「三津天然水族館」を経て、1977年に現在の名称になりました。現在は、日本で2番目に古い水族館として知られており、運営は西武グループの伊豆箱根鉄道が行っています。

施設の歴史と概要

日本初の試みと長い歴史

伊豆・三津シーパラダイスは、日本初となる多くの試みに挑戦してきました。特に、ハンドウイルカやセイウチ、ラッコの飼育において日本初の成功例を生み出し、動物愛好者や研究者にとって重要な施設となっています。また、ラッコの繁殖に成功したことで、1985年には日本動物園水族館協会から繁殖賞を受賞しました。

設計と受賞歴

1977年の改装時には建築家・清家清氏の設計による建物が新設され、1979年にはBCS賞を受賞しています。この施設は歴史とモダンなデザインが融合した水族館として注目されています。

主な特徴

イルカや海獣たちとの触れ合い

伊豆・三津シーパラダイスでは、イルカショーが特に人気を集めています。「イルカの海」では、バンドウイルカやカマイルカ、オキゴンドウがパフォーマンスを披露し、その後「海獣の広場」でカリフォルニアアシカやトドによるショーが続きます。また、ゴムボートを使ってイルカと触れ合える体験も提供され、訪れる人々に特別な思い出を作っています。

研究と保全活動

1972年からは水産庁の「オットセイ飼育研究試験場」を受託し、園内の研究飼育舎ではキタオットセイが観察可能です。また、ジンベエザメやミンククジラの飼育実績もあり、これらは世界的にも貴重な成果とされています。

ユニークなイベントとキャラクター

お笑いアシカショーとトークショー

2001年から2004年まで、吉本興業プロデュースの「お笑いアシカショー」が人気を博しました。また、2004年以降は「さかなクン」によるトークショーも恒例イベントとして開催され、多くの来場者を楽しませています。

マスコットキャラクター「うちっちー」

セイウチをモデルにしたマスコットキャラクター「うちっちー」は、地元の内浦小学校の提案から誕生しました。現在では園内のイベントだけでなく、外部の催しにも出張し、伊豆・三津シーパラダイスの親しみやすさを象徴する存在となっています。

過去の飼育動物と挑戦

シャチの飼育とその歴史

過去にはシャチも飼育されていましたが、2007年に最後の個体であるアスカが亡くなり、現在は飼育されていません。シャチの死因については、異物誤飲による吸引性肺炎とその合併症であることが明らかにされました。

歴史に刻まれた実績

ジンベエザメやミンククジラの飼育は、世界的にも稀な挑戦であり、水族館の歴史に大きな足跡を残しました。これらの取り組みは、飼育技術の進化と自然保護への理解を深める一助となっています。

関連施設と連携

他の水族館との提携

伊豆・三津シーパラダイスは、西武グループ系列の水族館との連携を活かし、年間パスポート所有者には横浜・八景島シーパラダイスや箱根園水族館で割引特典を提供しています。

三津湾内めぐり

かつては園内から三津湾を周遊する遊覧船「チャッピー」が運航されていましたが、2016年に終了しました。現在ではその名残を感じさせる展示やエピソードが来場者に語り継がれています。

まとめ

伊豆・三津シーパラダイスは、その長い歴史と革新的な試みで日本の水族館界を牽引してきた施設です。イルカや海獣たちとの触れ合いや研究活動、ユニークなイベントは、訪れるすべての人々に感動を与え続けています。静岡県沼津市を訪れる際には、ぜひ足を運び、その魅力を体感してみてください。

Information

名称
伊豆・三津シーパラダイス
(IZU・MITO SeaParadise)
Izu Mito Sea Paradise
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