我入道の渡しは、静岡県沼津市の狩野川河口で運航されている渡し船です。その歴史は明治時代にさかのぼり、現在は観光用として復活し、地元住民や観光客に親しまれています。
明治時代に運航が始まった我入道の渡しは、地元の交通手段として利用され、自転車やリヤカーを載せて運ぶことも可能でした。しかし、1968年(昭和43年)に港大橋が完成したことにより利用者が減少し、1971年(昭和46年)に一度廃止されました。
1997年(平成9年)に観光用として復活した我入道の渡しは、地元の船大工によって造られた昔ながらの木造船を使用しています。現在では、年間約4,000人が乗船するものの、年々その数は減少傾向にあります。
我入道の渡しは、春季・夏季・秋季の土曜日、日曜日、祝日に運航されています。冬季と夏季の一部期間は運休となりますので、事前確認をお勧めします。
運賃は非常に手頃で、中学生以上は100円、小学生は50円です。また、「しずおか子育て優待カード」を提示すると特典が受けられます。
船頭さんによる巧みな操船と案内を楽しみながら、渡し船からは富士山、狩野川、沼津の中心街を一度に眺めることができます。この景色は、渡し船ならではの魅力です。
あゆみ橋の乗降場から沼津駅南口までは徒歩約10分とアクセスが良く、渋滞の心配もありません。船旅の後には沼津港で新鮮な海の幸を味わい、お土産を購入するのもおすすめです。
各乗り場はそれぞれ特徴があり、出発地点によって異なる風景や観光を楽しめます。
天候などの影響により急遽運休となる場合があります。また、定員は12名で、安全確保のため定員を超える乗船はできません。我入道~沼津港間については追加運航が可能な場合がありますので、乗船時に船頭に確認してください。
我入道の渡しは、静岡県沼津市で楽しめるユニークな観光体験です。昔ながらの木造船に乗り、狩野川や富士山を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみませんか。アクセスも良く、沼津港との観光組み合わせでさらに充実した旅になることでしょう。