十国鋼索線は、静岡県函南町に位置するケーブルカー路線です。山麓駅から山頂駅までを結び、豊かな自然や雄大な景観を楽しむことができます。
十国鋼索線は、十国峠株式会社が運営するケーブルカー路線です。かつては伊豆箱根鉄道株式会社が運営していましたが、2021年12月に会社分割により現運営会社に引き継がれ、2022年2月には富士急グループの一員となりました。
十国鋼索線はおおむね15分間隔で運行されており、所要時間はわずか3分です。短時間で山頂までアクセスできるため、観光客にとって非常に便利な交通手段となっています。
車両は1955年に日立製作所で製造され、開業以来長年にわたって使用されています。1号車「日金」は青色、2号車「十国」は赤色で、それぞれ富士山をアレンジしたデザインが施されています。
山頂駅からは、伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃といった「十国五島」を一望できる絶景スポットがあります。さらに、天候が良ければ東京タワーや東京スカイツリーも望めることがあります。
山頂駅の南側には広々とした芝生広場が整備されており、風の弱い日にはピクニックを楽しむことができます。家族連れやカップルにおすすめの場所です。
山頂からは、姫の沢公園への歩道も整備されています。途中にはアスレチック施設もあり、子供連れのハイキングにも最適です。
ケーブルカー以外にも、熱海峠の伊豆スカイライン熱海峠IC近くから姫の沢公園ハイキングコース入口まで車でアクセスできます。この周辺には駐車場も整備されています。
伊豆箱根バスの「箱根旅助け」チケットを利用すれば、割引料金でケーブルカーを利用できます。ただし、「箱根フリーパス」は対象外ですのでご注意ください。
十国鋼索線は1956年に駿豆鉄道株式会社によって開業しました。その後、伊豆箱根鉄道への社名変更や富士急グループへの移行を経て、現在に至ります。
開業当初の設備は、戦時中に廃止された妙見鋼索鉄道のものを転用しており、長い歴史を持つ路線です。
十国峠十国鋼索線は、美しい景観と豊かな自然が楽しめるスポットです。短時間で山頂にアクセスできるケーブルカーは、多くの観光客に愛されています。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。