世界的な彫刻家イサム・ノグチの設計による総合公園。公園そのものが自然と芸術が融合する巨大なキャンパスとなっている。
モエレ沼公園(モエレぬまこうえん)は、北海道札幌市東区に位置する総合公園です。彫刻家イサム・ノグチによってデザインされ、2005年に完成しました。広大な敷地には、彫刻や人工の山、噴水、スポーツ施設などが配置され、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。
モエレ沼公園の敷地はもともとごみ処理場でしたが、1978年に再開発の一環として公園化が計画されました。1988年、イサム・ノグチが設計に関与することになり、彼の独創的なデザインが取り入れられることとなりました。ノグチは、公園全体を一つの彫刻作品とみなし、自然と人工物が調和した空間を創り出しました。
公園内には、様々な見どころがあります。代表的なものとしては、以下のものがあります:
モエレ沼公園は、スポーツやレクリエーションのための設備も充実しています。ジョギングやサイクリングが楽しめるトラック、テニスコート、野球場、サッカー場などが整備されており、地元の人々や観光客に利用されています。また、公園内の湖ではカヌーやボートのレンタルも行われています。
モエレ沼公園は、四季を通じて様々な景色を楽しむことができます。春には桜が咲き誇り、夏には緑豊かな風景が広がります。秋には紅葉が美しく、公園全体が赤や黄色に彩られます。冬には雪景色が広がり、スキーやスノーシューなどのウィンタースポーツが楽しめます。
モエレ沼公園へのアクセスは、札幌市中心部から車で約30分、または地下鉄東豊線「栄町駅」からバスで約25分です。公園内には広い駐車場が完備されており、自動車でのアクセスも便利です。また、近隣にはバス停もあり、公共交通機関を利用することもできます。
モエレ沼公園は、自然と芸術が融合した特別な空間であり、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。イサム・ノグチの独創的なデザインと、四季折々の美しい景色が訪れる人々を魅了します。札幌を訪れた際には、ぜひモエレ沼公園を訪れて、その魅力を堪能してください。
7:00~22:00
無休
※ガラスのピラッミドは5月~11月の毎月第1月曜日・12月~4月の毎週月曜日及び年末年始
無料
地下鉄環状通東駅からバスで25分 *地下鉄環状通東駅より中央バス東69・79乗車、「モエレ公園東口」から徒歩10分
札幌市街地から車で30分 *国道12号、国道275号、道道89号線(環状通)を経由し三角点通を中沼方面に進む