ごみ処理場から生まれたアートパーク
現在のモエレ沼公園の敷地は、もともとごみ処理場として利用されていました。1978年に再開発の一環として公園化が計画され、1988年にはイサム・ノグチが設計に関わることになりました。
ノグチは公園全体をひとつの彫刻作品として捉え、自然と人工物が調和する空間を構想しました。その独創的なデザインをもとに整備が進められ、2005年に現在のモエレ沼公園が完成しました。
かつてのごみ処理場を、自然と芸術が融合する場所へと生まれ変わらせた点も、この公園の大きな特徴です。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
公園を代表する建築のひとつが、透明なガラスで構成された「HIDAMARI」です。ピラミッドを思わせる幾何学的な外観が印象的で、モエレ沼公園を象徴する存在となっています。
館内にはギャラリーやカフェなどがあり、展望デッキから公園の景色を眺めることもできます。外から眺めるだけでなく、建物の内部からもイサム・ノグチのデザインを楽しめます。
子どもも楽しめるプレイマウンテン
プレイマウンテンは、人工的に造られた山を利用した遊び場です。斜面や階段を歩いて登ったり、遊具を使ったりしながら、子どもたちがのびのびと遊べます。
自然の地形を思わせる大きな造形物そのものが、公園の景観を構成するアート作品にもなっています。
夏に人気のモエレビーチ
夏には、人工の砂浜であるモエレビーチも楽しめます。水遊びができる場所として親しまれており、暑い季節には家族連れにも人気です。
広々とした芝生や緑の景観と合わせて、札幌の夏を開放的に楽しめるスポットです。
迫力の噴水ショー
園内には大きな噴水があり、定期的に水の動きを生かしたショーが行われます。
水が高く吹き上がったり、さまざまな動きを見せたりする様子は迫力があり、モエレ沼公園の自然や建築とはまた違った魅力を楽しめます。
スポーツやレクリエーションも充実
モエレ沼公園では、芸術鑑賞や散策だけでなく、さまざまなスポーツやレクリエーションを楽しめます。
園内にはジョギングやサイクリングを楽しめるコースをはじめ、テニスコート、野球場、サッカー場などが整備されています。地元の人々の運動や憩いの場としても利用されています。
また、公園内の湖ではカヌーやボートを楽しめる機会もあり、広大な敷地をさまざまな方法で満喫できます。
四季によって変わる公園の表情
モエレ沼公園は四季を通して異なる景色を楽しめることも魅力です。
春には桜が咲き、雪解け後の園内が少しずつ彩られていきます。夏には緑が一段と鮮やかになり、モエレビーチや水遊びなど、開放的なレジャーを楽しめます。
秋には木々が美しく色づき、広大な園内が赤や黄色の紅葉に包まれます。冬には一面の雪景色が広がり、スキーやスノーシューなど、北海道ならではのウィンターレジャーを楽しめます。
広大な敷地を歩いて楽しむ
モエレ沼公園は敷地が広いため、時間をかけてゆっくり散策するのがおすすめです。場所によって景観が大きく変化するため、歩きながら建築や彫刻、人工の山、湖、緑地などを眺めることで、公園全体をひとつの作品として楽しめます。
写真撮影にも適した場所が多く、季節や時間帯によって光の当たり方や風景の印象が変わるのも魅力です。
札幌で楽しむ自然と芸術の公園
モエレ沼公園は、イサム・ノグチの構想によって生まれた、自然と芸術が一体となった特別な空間です。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」やプレイマウンテン、モエレビーチ、噴水など、園内にはさまざまな見どころがあり、散策だけでなくスポーツやレジャーも楽しめます。
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節によって異なる表情を見せてくれるのも魅力です。札幌観光で自然とアートの両方を楽しみたい方には、ぜひ訪れてほしいスポットです。