札幌市時計台

(さっぽろしとけいだい)

北海道大学の前身、札幌農学校の演武場として1878年に建設される。以来、約130年に渡り時を刻み続けている。国指定重要文化財。

札幌市時計台の歴史

札幌市時計台は、1878年に建設された日本最古の時計台の一つであり、北海道札幌市の象徴的なランドマークです。この時計台は、北海道開拓使が設立した札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として使用されていました。当時の演武場は、学生が軍事訓練や体育活動を行うための施設でした。

建築と設計

札幌市時計台の設計は、アメリカ人建築家ウィリアム・スミス・クラーク博士とその後任のウィリアム・ホイラーによって行われました。木造の西洋風建築であり、明治時代の日本における西洋建築の影響を感じさせます。時計台は二階建てで、時計の機械は当時最新の技術を用いて作られました。

札幌市時計台の重要性

札幌市時計台は、観光客にとって必見のスポットであり、地元の人々にとっても親しまれています。1970年には国の重要文化財に指定され、その歴史的価値が認められています。また、時計台は札幌市の市章にも採用されており、市の象徴的な存在となっています。

内部の展示

現在、札幌市時計台の内部は博物館として公開されており、訪れる人々はその歴史や時計の仕組みについて学ぶことができます。展示室には、時計の機械や当時の農学校の資料、写真などが展示されています。特に、時計のメカニズムは見どころの一つで、実際に動く様子を間近で見ることができます。

札幌市時計台の維持と保存

札幌市時計台は、その歴史的価値を維持するために定期的に修復作業が行われています。時計自体も定期的にメンテナンスされており、現在も正確に時を刻んでいます。市民や観光客にとって、この時計台は過去と現在をつなぐ大切な文化財であり、今後もその価値は受け継がれていくことでしょう。

Information

名称
札幌市時計台
(さっぽろしとけいだい)
Sapporo Clock Tower
リンク
公式サイト
住所
北海道札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号
011-231-0838
営業時間

8:45~17:10

定休日

11月~5月 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
6月~10月 第4月曜日のみ休館(第4月曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始

料金

【大人】200円
中学生以下無料

アクセス

地下鉄大通駅から徒歩で5分

エリア
北海道 札幌
カテゴリ
史跡・文化財・建造物・世界遺産

Gallery

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