札幌市南東部に広がる丘陵地。
敷地内には、開拓の父・クラーク博士像をはじめ、札幌ゆかりのモニュメントが建てられています。
眼下には広大な牧草地に草を食む羊たちの群れがあり、北海道らしい牧歌的な風景を楽しむことができます。
概要
さっぽろ羊ヶ丘展望台(さっぽろひつじがおかてんぼうだい)は、北海道札幌市に位置する観光名所です。広大な草原と羊の群れが広がるこの展望台は、札幌市中心部から約10km離れた場所にあります。美しい自然景観とともに、北海道らしい牧歌的な風景を楽しむことができるスポットです。
歴史と背景
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、もともと北海道大学の農学部が管理する牧場でした。1965年に一般公開され、その後観光地として整備されました。展望台のシンボルであるクラーク博士の像は、北海道の開拓に貢献したウィリアム・スミス・クラーク博士を記念して建てられたもので、「Boys, be ambitious!」の言葉とともに広く知られています。
自然と景観
展望台からは、札幌市街地や石狩平野、さらに遠くには手稲山や羊蹄山を望むことができます。広々とした草原には羊が放牧されており、訪れる人々はそののどかな風景を楽しむことができます。また、四季折々の風景も魅力で、春には新緑、夏には青々とした草原、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節ごとに異なる美しさを堪能できます。
観光施設とアクティビティ
さっぽろ羊ヶ丘展望台には、観光客向けの施設やアクティビティも充実しています。敷地内にはレストランやカフェ、土産物店があり、北海道の特産品やグルメを楽しむことができます。また、羊毛を使ったクラフト体験やバター作り体験など、子供から大人まで楽しめるアクティビティも提供されています。冬季にはスノーシューやスノーラフティングなどの雪遊びも人気です。
クラーク博士像: 札幌農学校(現・北海道大学)の初代校長であるウィリアム・スミス・クラーク博士の像です。
羊: 羊を飼育しており、毛刈りや餌やりなどのイベントも開催されています。
ラベンダー畑: 6月下旬から7月上旬にかけて、約1,300株のラベンダーが咲き誇ります。
ソフトクリーム: 北海道産の牛乳を使った、濃厚なソフトクリームが人気です。
ジンギスカン: 園内にあるレストランで、ジンギスカンを楽しむことができます。
アクセスと施設情報
さっぽろ羊ヶ丘展望台へのアクセスは、札幌市中心部から車で約30分、公共交通機関では地下鉄東豊線「福住駅」からバスで約10分です。展望台には広い駐車場が完備されており、車でのアクセスも便利です。営業時間や入場料については季節やイベントにより異なるため、事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
まとめ
さっぽろ羊ヶ丘展望台は、北海道の雄大な自然と歴史を感じることができる観光名所です。札幌市内からのアクセスも良好で、観光やレジャーに最適なスポットとなっています。美しい風景と多彩なアクティビティを楽しみながら、クラーク博士の「Boys, be ambitious!」の言葉に思いを馳せるひとときを過ごしてみてください。
5月~9月 8:00~20:00
10月~4月 9:00~17:00
年中無休
【大人】500円
【中学生】300円
【小学生】300円
地下鉄東豊線福住駅から中央バス福84で12分 → 羊ヶ丘展望台から徒歩