高さ64メートル、幅6メートルの壮大な滝で、飛騨三大名瀑のひとつです。「日本の滝百選」や「岐阜の名水50選」にも選ばれています。四季折々の美しい景観が特徴で、特に5月上旬には雪解け水が豪快に流れ、5月下旬には新緑が美しく滝を彩ります。10月上旬からは紅葉が始まり、カエデやブナ、シラカバの鮮やかな紅葉が見どころです。
平湯大滝は冬の寒さで滝が凍結し、巨大な氷柱に姿を変えます。2月に「平湯大滝結氷まつり」が開催され、ライトアップされた巨大な氷柱は多くの観光客を魅了します。
この滝は、平湯川にかかり、落差64メートル絶壁から落下する豊富な水量で壮大な景観を見せています。飛騨山脈の雄大な自然の中に位置し、岐阜県の名勝にも指定されています。
また、戦国時代には武田信玄の家臣がこの地で温泉を発見したという伝説もあり、平湯温泉として知られるようになりました。平湯温泉から南へ徒歩25分の距離にあり、アクセスも便利です。
周辺は奥飛騨平湯大滝公園として整備され、有料駐車場や足湯、蕎麦打ち体験館などの施設が充実しています。公園から滝までは徒歩約12分で、無料シャトルバスも運行されています。
毎年2月15日から25日には、凍結した滝がライトアップされる「平湯大滝結氷まつり」が開催され、打ち上げ花火などのイベントも行われます。
平湯大滝は、四季折々の美しさと迫力ある景観で訪れる人々を魅了する名所です。
高山駅からバスで55分