霜が降りることで増す甘味と粘り
飛騨一本太ねぎのおいしさを引き出すのは、飛騨地方の寒さです。11月中旬から12月上旬にかけて霜に当たると、ねぎが柔らかくなり、甘味と粘りがいっそう増します。
軟白部には、うま味成分として知られるグルタミン酸やイノシン酸が多く含まれています。加熱することで甘味や風味が引き立ち、寒い季節の料理にぴったりの食材です。
鍋料理から朴葉味噌まで幅広く活躍
甘味と粘りを生かした飛騨一本太ねぎは、さまざまな郷土料理に利用されています。特に、体が温まる鍋料理との相性は抜群です。
そのほか、飛騨地方の郷土料理である朴葉味噌をはじめ、酢味噌和えや焼き味噌、納豆和えなどにも使われます。加熱して柔らかくなったねぎの甘味を楽しむのはもちろん、料理に加えることで豊かな風味を味わえます。
旬は11月から12月
飛騨一本太ねぎの旬は11月から12月です。種まきは9月、定植は6月中旬から下旬に行われ、秋から冬にかけて収穫されます。寒さに強く、収穫後は屋内で貯蔵することで冬の野菜として利用されてきました。
飛騨地方を訪れた際は、寒い季節ならではの甘味と粘りを備えた飛騨一本太ねぎを、鍋料理や郷土料理で味わってみてはいかがでしょうか。