福岡市動植物園は、福岡県福岡市中央区の南公園に位置する、動物園と植物園が一体となった総合レジャー施設です。都市部からのアクセスが良好でありながら、豊かな自然に囲まれた環境の中で、多様な動物や植物に出会うことができる人気の観光スポットです。
1953年の開園以来、長年にわたり市民や観光客に親しまれ、2023年には開園70周年を迎えました。教育・研究・保全の役割も担いながら、家族連れやカップル、自然愛好家にとって魅力的な空間となっています。
福岡市動植物園は、市南部の高台に広がる南公園の一角に整備されています。このエリアは桜の名所としても知られ、春には美しい花見スポットとして多くの人で賑わいます。
園内は地形を活かした構造となっており、開放感あふれる景観の中で動物や植物を観察することができます。また、展望台からは福岡市街を一望できる絶景も楽しめます。
動物園エリアでは、約160種類の動物が飼育されており、世界各地の多様な生き物たちを間近で観察することができます。園内は「北園」「南園」「アジア熱帯の渓谷エリア」に分かれており、それぞれ異なる魅力を持っています。
園内では、アミメキリンやライオン、アムールトラ、チンパンジーなど、動物園の定番ともいえる大型動物が飼育されています。さらに、愛らしい姿で人気のレッサーパンダやコツメカワウソ、フンボルトペンギンなども見ることができ、子どもから大人まで楽しめます。
南園には「こども動物園」があり、ヤギやモルモットなどの小動物と直接ふれあうことができます。動物との距離が近く、命の大切さを体感できる貴重な体験の場となっています。
動物に関する知識を楽しく学べる施設「ZooLab」では、展示やワークショップが行われています。飼育員による解説や体験型プログラムを通して、動物の生態や環境問題について理解を深めることができます。
毎週日曜日や祝日には、飼育員による「ZOOスポットガイド」が開催されます。動物の食事風景や習性について詳しく解説が行われ、普段は気づきにくい魅力を知ることができます。
植物園エリアでは、約2,600種類もの植物が栽培されており、四季を通じてさまざまな花や緑を楽しむことができます。広大な敷地には多彩なテーマの庭園が点在し、ゆったりと散策できる癒しの空間が広がっています。
園内の大温室は見どころのひとつで、約900種類以上の熱帯植物や珍しい植物が展示されています。普段は見ることのできない異国の植物に触れられる貴重な場所です。
バラ園やシャクヤク園、ハーブ園、水生植物園など、多様なテーマの庭園が整備されています。季節ごとに異なる花々が咲き誇り、訪れるたびに新しい発見があります。
植物に囲まれた「ボタニカルライフスクウェア」では、自然と調和した空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。展望カフェからは美しい景色を眺めながら、くつろぎのひとときを楽しめます。
福岡市動植物園では、年間を通じて多彩なイベントが開催されています。
春の花見イベントや秋の収穫祭など、季節ごとの催しが充実しています。特に夏の「夜の動植物園」は人気が高く、普段とは異なる夜の動物たちの姿を観察できる貴重な機会です。
自然観察会や園芸講座、動物ガイドツアーなど、学びを深めるプログラムも豊富です。子どもから大人まで楽しみながら知識を身につけることができます。
園内にはメリーゴーラウンドや観覧車などの遊具もあり、ファミリーで一日中楽しめる環境が整っています。広い芝生広場ではピクニックも楽しめ、休日のレジャーに最適です。
福岡市動植物園へは、福岡市地下鉄七隈線「薬院大通駅」から徒歩約10分とアクセスが便利です。また、西鉄バス「動植物園前」バス停からもすぐの距離にあります。
開園時間は通常午前9時から午後5時まで(最終入園は午後4時30分)で、休園日は月曜日(祝日の場合は翌日)です。入園料は比較的リーズナブルで、年間パスポートも用意されています。
福岡市動植物園は、動物と植物の両方を一度に楽しめる貴重な施設であり、学びと癒しを同時に体験できる魅力的なスポットです。豊かな自然と多彩な展示、そして充実した体験プログラムが訪れる人々に新たな発見をもたらします。
福岡観光の際には、ぜひ訪れて、動物たちとの出会いや美しい植物に囲まれた時間をゆっくりと楽しんでみてください。
9:00~17:00
月曜日(祝日の場合は翌日)、年始年末(12月29日~1月1日)
※3月の最終月曜は開園
大人 600円
高校生 300円
中学生以下 無料
博多駅からバスで25分
西鉄バス動物園前・泰星高校前下車