住吉神社の総本社であり、全国にある2300余りの住吉神社の総本宮です。
古墳時代から、外交上の要港であった住吉津や難波津と関係していたことから、海の神である筒男三神と神功皇后を祭神として航海や港を守る神として崇められてきました。
遣唐使船にも祀られていた国家的な航海守護の神であり、また禊祓の神としても信仰されていました。
平安時代には和歌の神として朝廷や貴族からの信仰を集め、江戸時代には一般の庶民からも崇敬されるようになりました。
住吉大社は、摂津国の一宮として大阪を代表する神社であり、旧官幣大社として全国でも代表的な神社の一つとして知られています。
住吉大社の社殿は、本殿4棟が「住吉造」という古代日本の建築様式で造られ、国宝に指定されています。
さらに、幣殿や石舞台、高蔵など多くの建物が国の重要文化財に指定されています。
神宝としては、数少ない古代文書の一つである『住吉大社神代記』が国の重要文化財に指定されており、また木造舞楽面など多数が重要文化財や大阪府指定文化財に指定されています。
住吉大社は伝統的な神事を多く残しており、特に御田植神事は全国でも代表的なものとして国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また、夏越大祓神事は大阪府選択無形民俗文化財に選択されています。住吉大社は、歴史と文化にあふれる素晴らしい神社です。
国宝に指定された本殿4棟は、柱・垂木・破風板は丹塗り、羽目板壁は白胡粉塗り、屋根は桧皮葺で切妻の力強い直線、出入り口が直線型妻入式という3つの特徴をもつ「住吉造」でつくられています。
境内には、大小260余の石灯篭や、反橋、そして指定文化財である「住吉神代記」があります。
また、20を超える摂社/末社を有し、夏越祭などの各種祭りが開催されています。
初詣では、毎年200万人を超える参拝客が訪れる、大阪で最も人気の高い神社として知られています。
ご利益としては、航海安全、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けがあるとされています。
# 住吉大社(すみよしたいしゃ)
## 概要
住吉大社は全国に2300余りある住吉神社の総本社であり、総本宮です。摂津国の一宮として大阪を代表する神社で、旧官幣大社としても知られています。
## 歴史
古墳時代から住吉津や難波津と関係が深く、海の神である筒男三神と神功皇后を祭神として祀っています。これにより、航海や港を守る神として崇められてきました。遣唐使船にも祀られ、国家的な航海守護の神としての役割を果たしていました。また、禊祓の神としても信仰されていました。
平安時代には和歌の神として朝廷や貴族から信仰を集め、江戸時代には庶民からも崇敬されるようになりました。
## 建築
住吉大社の本殿4棟は「住吉造」という古代日本の建築様式で造られ、国宝に指定されています。柱・垂木・破風板は丹塗り、羽目板壁は白胡粉塗り、屋根は桧皮葺で切妻の力強い直線、出入り口が直線型妻入式という特徴を持っています。幣殿や石舞台、高蔵なども国の重要文化財に指定されています。
## 神宝
『住吉大社神代記』は数少ない古代文書の一つであり、国の重要文化財に指定されています。また、木造舞楽面など多数の神宝が重要文化財や大阪府指定文化財に指定されています。
## 伝統行事
住吉大社は多くの伝統的な神事を残しています。特に御田植神事は全国でも代表的なもので、国の重要無形民俗文化財に指定されています。また、夏越大祓神事は大阪府選択無形民俗文化財に選ばれています。
## 境内
境内には大小260余の石灯篭や反橋、「住吉神代記」などの指定文化財があります。20を超える摂社/末社もあり、夏越祭など各種祭りが開催されています。
## ご利益
住吉大社は航海安全、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けのご利益があるとされています。初詣では毎年200万人を超える参拝客が訪れる、大阪で最も人気の高い神社として知られています。
4~9月 6:00~17:00
10~3月 6:30~17:00
年中無休
南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩5分
阪堺線 「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
阪堺線 「住吉公園駅」から徒歩2分