ゴンドラの特徴
天保山大観覧車には60基のゴンドラが設置されており、そのうち4基はシースルーキャビンと呼ばれ、床や座席が透明になっています。さらに、車いすでも利用しやすいよう、入り口の幅が通常より約20センチ広い94センチのゴンドラが3基用意されています。これにより、誰でも快適に観覧車を楽しめる設計になっています。
類似施設との比較
天保山大観覧車は、横浜にあるコスモクロック21(1989年開業)と同じ建設主を持ち、構造や直径がほぼ同じため、「兄弟機」とも言われます。また、東京のお台場にあったパレットタウン大観覧車(1999年開業、2022年閉業)は直径が同じ100mですが、全高は天保山大観覧車より2.5m高い115mでした。
歴史
- 1997年7月12日 - 天保山大観覧車開業
- 2000年4月 - 乗客数300万人に到達
- 2002年7月26日 - 乗客数500万人突破
- 2008年10月11日 - 乗客数1000万人突破
- 2008年11月1日 - シースルーキャビンを2基導入(後に8基へ増設)
- 2014年12月20日 - LED照明を導入しライトアップを刷新
交通アクセス
天保山大観覧車へのアクセスは非常に便利です。Osaka Metro中央線の大阪港駅から徒歩5分で到着できます。
天保山ハーバービレッジ
天保山ハーバービレッジは、大阪市港区海岸通1丁目に位置する複合型アミューズメント施設です。天保山公園の南西にあり、大阪港のウォーターフロント開発計画の一環として1990年7月に開業しました。
このエリアには、家族連れやカップル、外国人観光客を中心に多くの人々が訪れます。特に、対岸のユニバーサル・スタジオ・ジャパンと並び、大阪ベイエリアの主要な観光スポットとして賑わっています。
主な施設
株式会社海遊館が運営する施設
- 海遊館 - 世界最大級の水族館で、さまざまな海洋生物を展示。
- 天保山マーケットプレース - お土産や飲食店が集まる商業施設。
- レゴランド・ディスカバリー・センター大阪 - 2015年4月23日開業のレゴ体験型施設。
- なにわ食いしんぼ横丁 - 大阪名物の料理を楽しめる飲食街。
- 天保山大観覧車 - 風景を一望できる観覧車。
その他の施設
- 大阪文化館・天保山 - さまざまな展示が行われる文化施設。
- サンタマリア(遊覧船) - 海遊館西はとばから発着する遊覧船。
- キャプテンライン(シャトル船) - ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かうシャトル船。
- ホテルシーガルてんぽーざん大阪 - 天保山エリアにあるホテル。
まとめ
天保山大観覧車とハーバービレッジは、見どころの多い大阪ベイエリアの中心的な観光スポットです。多彩な施設と楽しめる体験が揃い、観光客にとっては見逃せない場所となっています。特に、観覧車からの眺望や天候に応じたライトアップは訪れる価値があります。大阪港駅からのアクセスも良好で、一日を通して家族連れやカップルが楽しめる施設です。