大阪らしい活気にあふれた市場で、大阪の台所として知られ、多くの人で賑わっています。
ここでは、鮮魚店や青果店を含め多種多様な店舗が軒を連ね、約180店舗の店が総延長580mのキの字形に並んでいます。
生鮮食料品を幅広く扱っており、大阪市内では食の宝庫として知られています。今も昔も鮮魚店の数が多く、サケ、マグロ、フグ、スッポンなどの専門店もあります。
東京の築地市場に並ぶ外国人に人気の観光名所で、食材や商品券が当たる謝恩祭や抽選会などのイベントも開催されています。
この市場の歴史は江戸時代に遡り、当時は寺院の圓明寺があり、「圓明寺市場」と呼ばれていました。
大火により伽藍が焼失した後、現在の黒門市場が生まれ、20軒ほどの飲食店があった市場が新たな店舗が次々とオープンして、商店街にまで広がりました。
また、圓明寺は焼失して移転しましたが、その黒い山門が市場の前に残っていたため、市場は「黒門市場」と呼ばれるようになりました。
今では夏にはハモ、冬にはフグが有名で、食堂、野菜や果物、精肉、漬物、乾物、和菓子や洋菓子まで、さまざまなジャンルの商店が集まっています。
食い倒れの街・大阪にふさわしい食べ歩きメニューがたくさん揃い、大阪の伝統的な食文化を体験することができる市場として、地元の人々からも愛されています。
店舗により異なる
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