海遊館

(かいゆうかん)

大阪で世界屈指の水族館を堪能

「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をテーマにした海遊館は、世界でもトップクラスの水族館です。

ここでは、太平洋を取り囲む自然環境が再現された屋内水槽が展示され、その規模は世界でも上位5つに入ります。飼育展示されている生き物の数は580種、30,000点にのぼります。

ジンベエザメやイトマキエイなどの人気者が泳ぐ水槽「太平洋」は、最大長34メートル、深さ9メートル、水量5,400m³ある巨大な水槽です。

トンネル型の水槽「魚の通り抜け・アクアゲート」、ペンギンたちのいる「南極大陸」、カピバラ、ピラルクなどがいる「エクアドル熱帯雨林」、コツメカワウソ、オオサンショウウオがいる「日本の森」など、趣向が異なる多彩な水槽があります。

海遊館の建物全体が『環太平洋生命帯』を表現していると言われ、見学者は8階まで上がり、スロープを下りながら10の地域に生息する様々な魚や海の表情を間近で見ることができます。

また、「ふあふあクラゲ館」というクラゲだけを展示した施設も人気があります。

再入館手続きをすれば、当日何度でも入館できます。
夜5時以降に入場すれば、魚たちの夜の生態も垣間見ることができます。

海遊館はとても魅力的な水族館で、素晴らしい体験になることでしょう。

#### 概要 海遊館(かいゆうかん)は、「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をテーマにした世界トップクラスの水族館です。ここでは、太平洋を取り囲む自然環境が再現された屋内水槽が展示され、規模は世界でも上位に入ります。 #### 規模と展示内容 海遊館には580種、30,000点の生き物が展示されています。特に、ジンベエザメやイトマキエイが泳ぐ「太平洋」水槽は、最大長34メートル、深さ9メートル、水量5,400m³の巨大な水槽です。 その他、「魚の通り抜け・アクアゲート」、「南極大陸」、「エクアドル熱帯雨林」、「日本の森」など、多彩な水槽があります。また、クラゲだけを展示する「ふあふあクラゲ館」も人気です。 #### 設立と施設の進化 海遊館は、1990年7月20日に大阪港のウォーターフロント再開発プロジェクト「天保山ハーバービレッジ」の中心的施設として開館しました。館内の巨大水槽はアクリルガラスを使用し、それまでにない大きさを実現しました。ジンベエザメが遊泳する「太平洋水槽」など、14の大水槽が造られました。 #### 動物の飼育と繁殖 海遊館では、水生生物以外の飼育・栽培にも力を入れており、1993年には日本で初めてツメバゲリの繁殖に成功しました。また、日本の森水槽には約200種類の植物が展示されています。 #### 建物とデザイン 建物の外観は地と水と火の結合を模した三色に分かれ、外壁には魚の壁画が描かれています。デザインはサージ・アイヴァン・シャーメイエフ、設計はピーター・シャーメイエフによって手掛けられました。 #### 人気とリニューアル 2008年には開業以来の入館者数が5,000万人に達し、国内の水族館で最速の達成となりました。2020年には開業30周年を迎え、エントランスビルの2階トイレやミュージアムショップなどのリニューアル工事が行われました。 #### 主な施設と鑑賞ルート 入館者はまず8階までエスカレーターで上がり、回廊型の通路を4階まで下りながら鑑賞します。水槽への水の出し入れは、水槽下部から入れ上部から出す方法を採用し、水の透明度を増す工夫がされています。 #### 飼育されている目玉動物 海遊館の目玉動物にはジンベエザメやイトマキエイがあり、ジンベエザメを飼育する水族館は世界でも海遊館が初めてです。イトマキエイの飼育も世界初で、現在も複数生体を展示しています。 #### 巨大水槽の技術 「太平洋」水槽の製作には約100枚のアクリルパネルが使われ、アクリルパネルは三菱レイヨン、日プラ、住友化学工業、アメリカのレイノルズの4社によって生産されました。

海遊館の見どころ:エリア別おすすめ生き物 海遊館は、太平洋を取り囲む自然環境を再現した10のエリアで構成されています。それぞれのエリアには、特徴的な生態系とそこで暮らす生き物たちがいます。ここでは、エリアごとに特におすすめの生き物をご紹介します。 日本 * コツメカワウソ: 愛らしい表情とコミカルな動きで人気の水生哺乳類です。 * アマゴ: 美しい体色をした渓流魚です。 * オオサンショウウオ: 日本最大級の両生類です。 アリューシャン列島 * エトピリカ: 空中ダイビングの達人として知られる鳥です。 * サクラマス: 海と川を行き来する美しいサケ科の魚です。 モンタレー湾 * ゴマフアザラシ: 愛らしい表情と仕草で人気の海生哺乳類です。 * カリフォルニアアシカ: 知能の高い海生哺乳類で、芸を披露することもあります。 パナマ湾 * ハリセンボン: 毒を持つトゲで身を守る不思議な魚です。 * ヨスジフエダイ: 鮮やかな体色の美しい魚です。 * アカハナグマ: 樹上生活に適したクマです。 エクアドル熱帯雨林 * カピバラ: 世界最大級の齧歯類です。 * ピラルク: 巨大な肉食魚です。 南極大陸 * オウサマペンギン: 世界最大級のペンギンです。 * ジェンツーペンギン: 胸の白いラインが特徴のペンギンです。 * アデリーペンギン: 南極大陸で最も一般的なペンギンです。 タスマン海 * カマイルカ: 遊び好きな知能の高い海生哺乳類です。 グレート・バリアリーフ * チョウチョウウオの仲間: 鮮やかな体色をした美しい魚です。 * スズメダイの仲間: 多彩な種類がいる小型の魚です。 * ナンヨウハギ: 体に角のような突起を持つ魚です。 太平洋 * ジンベエザメ: 世界最大の魚です。 * イトマキエイ: マンタとも呼ばれる巨大なエイです。 * マダラトビエイ: 黒い斑点模様をしたエイです。 瀬戸内海 * イシダイ: 岩礁に住む大型の魚です。 * マダコ: 八腕のタコです。 * マダイ: 高級魚として知られる魚です。 その他 * マンボウ: 巨大な体を持つ奇妙な魚です。 * アオリイカ: 獰猛な肉食性のイカです。 * マイワシ: 群れで泳ぐ小型の魚です。 * トラフザメ: 大型の肉食性のサメです。 * ワモンアザラシ: 白い模様を持つ愛らしいアザラシです。 海遊館には、ここで紹介しきれないほど多くの生き物が展示されています。ぜひ実際に足を運んで、海の上下で暮らす生き物たちの不思議と美しさをご自身の目で確かめてみてください。

Information

名称
海遊館
(かいゆうかん)
Kaiyukan
リンク
公式サイト
住所
大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
電話番号
06-6576-5501
営業時間

9:30~20:00

料金

大人(高校生・16歳以上)2,700円
こども(小・中学生)1,400円
幼児(3歳以上)700円
2歳以下 無料

駐車場
天保山駐車場 1000台(有料)
アクセス

地下鉄中央線「大阪港駅」から徒歩で5分

エリア
大阪府 大阪ベイエリア 関西 大阪市
カテゴリ
動植物園・水族館

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