四季の草花や、数百種の宿根草のある宿根草園、また自然林など、自然の植生を重視した構成で、約1万1000種10万本の植物を植栽しています。毎週水曜日には植物園芸相談を行っている。’91年秋には、日本最大級の温室が完成した。
京都府立植物園は、京都市左京区に位置する日本で最も歴史ある植物園の一つです。1924年に開園し、広さ24.2ヘクタールの敷地内には、約12,000種類もの植物が植栽されています。四季折々の美しい風景が楽しめるため、地元の人々や観光客に愛されています。
京都府立植物園は、大正時代の1924年に開園しました。設立当初から植物学の研究や教育、観光の場として機能し、多くの人々に植物の魅力を伝えてきました。第二次世界大戦中は一時的に閉鎖されましたが、戦後すぐに再開し、現在に至るまでその役割を果たし続けています。
京都府立植物園は、複数のエリアに分かれており、それぞれに特色があります。園内には、日本庭園、洋風庭園、温室、バラ園などがあり、訪れる人々は多様な植物を楽しむことができます。また、季節ごとのイベントや展示も頻繁に行われており、何度訪れても新しい発見があります。
日本庭園は、伝統的な日本の造園技術を駆使した美しい庭園です。池泉回遊式庭園として設計されており、池や橋、石灯籠、滝などが配置されています。季節ごとの花々や紅葉が庭園を彩り、訪れる人々に静かな時間を提供します。
洋風庭園では、西洋の造園技術を取り入れたデザインが楽しめます。バラ園やフランス式の花壇、芝生広場が広がり、華やかな花々や整然とした風景が特徴です。特にバラ園は春と秋に見ごろを迎え、多くの来園者で賑わいます。
温室は、熱帯植物やサボテン、多肉植物などを展示しています。内部は熱帯雨林を再現したエリアや乾燥地帯を模したエリアに分かれており、普段日本では見られない珍しい植物を見ることができます。また、季節ごとの特別展示も行われ、訪れるたびに新しい発見があります。
京都府立植物園は、植物学の研究や教育にも力を入れています。定期的に開催される植物学講座やガイドツアー、ワークショップなどを通じて、一般の人々に植物の知識を広めています。また、植物の保存や繁殖、希少植物の保護などの研究活動も行われています。
植物園では、年間を通じて様々なイベントが開催されます。春の花祭りや秋の紅葉ライトアップ、クリスマスイルミネーションなど、季節ごとのイベントが多数あります。また、ガーデニング教室や植物観察会などのアクティビティも充実しており、子供から大人まで楽しめる内容が揃っています。
京都府立植物園は、京都市左京区下鴨半木町に位置し、アクセスも非常に便利です。最寄りの地下鉄烏丸線の北山駅から徒歩約5分、または市バスを利用することができます。駐車場も完備されており、自家用車での訪問も容易です。
京都府立植物園は、四季折々の美しい植物を楽しめるだけでなく、植物学の教育や研究、様々なイベントやアクティビティを通じて、多くの人々に植物の魅力を伝える施設です。日本庭園や洋風庭園、温室など、多様なエリアがあり、訪れるたびに新しい発見があります。歴史あるこの植物園は、植物愛好者から家族連れまで、誰もが楽しめる場所です。
9:00~17:00 入園は16:00まで ※温室 10:00~16:00(入室は15:30まで)
12月28日~1月4日
【大人】200円 ※観覧温室は大人200円、高校生150円
地下鉄烏丸線北山駅から徒歩で10分 *植物園前