京都最古級の社のひとつ、
正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。
同じく京都市にある賀茂別雷神社(上賀茂神社)の2つの神社を合わせて賀茂神社と呼ばれる。
境内は史跡に指定され、
賀茂御祖神社 2棟の東本殿と西本殿が国宝に、
楼門、舞殿、神服殿、四脚中門など31棟の建造物が重要文化財に登録されている。
ユネスコの世界遺産「古都京都の文化財」の1つ。
本殿は、右(東殿)に賀茂別雷命(上賀茂神社祭神)の母の玉依姫命、
左(西殿)に賀茂別雷大神の祖父(玉依姫命の父)である賀茂建角身命を祀る。
このことから賀茂御祖神社の名が付いた。
金鵄および八咫烏は賀茂建角身命の化身である。
境内の御手洗社の前に湧き出ている池「みたらし池」があり、
神事にも利用されている。
御手洗社の水は葵祭の斎王代清めの聖水で、
飲料することができる。
御手洗社にある水に浸すと浮かび上がるおみくじ「水みくじ」で、
みたらし池に浸して占うことができる。
この池がみたらし団子の起源となっている説も。
言社は干支の守護神としても有名で古くから信仰をあつめていて、
ネ年からイ年までの生れ年の守護神として、
それぞれにお社と御神徳がある。
相生社(あいおいのやしろ)には2本の木が途中から1本に繋がった「連理の榊」と呼ばれる神木があり、縁結びの神として有名。
女性守護としての信仰を集める河合神社は
ご祭神には神武天皇の母、玉依姫命をお祀りし、
玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深い。
手鏡の形をした絵馬に自身の表情を描き、
裏に願意を書くことで
外見だけでなく内面も磨いて美しくなるよう願いを託せる。
史跡「糺の森」は縄文時代から京都の中心で今も生き続ける広さ3万6千坪の森。
市街地の貴重な森として親しまている。
開閉門時間:6:00~17:30
拝観時間:午前10時~午後4時迄
年中無休
拝観料:
大人 1名 500円
子供 1名 250円 ※小学6年生まで
◆お車でお越しの方
【京都東インター】より
高速道路京都東ICから三条通りを道なりに進み、
ウェスティン都ホテル京都前を通過し真すぐ河原町通まで、
三条河原町通り交差点を右折し、そのまま直進し(約10分)、
葵橋を渡り、渡り終えたところの信号から
4つ目の信号(左側にローソンあり)右折しすぐ。
【京都南インター】より
国道1号線を北向きに(堀川まで)→
堀川五条を右折(河原町まで)→
河原町五条を左折(しばらく道なりに)→
葵橋を渡り終えたところの信号から4つ目の信号(左側にローソンあり)右折しすぐ。