東山区にある臨済宗東福寺派の本山「東福寺」。足利義満が相国寺を建立した後に定められた「京都五山」の第4位に列せられる。
日本最古にして最大級の伽藍は「東福の伽藍面」と言われるほどに荘観を極めたが、度重なる兵火や失火で焼失。都度、再建を繰り返してきた。
20平方メートルの広大な境内には、国宝の三門や、苔と敷石の市松模様が見事な方丈庭園など見どころが多く、いずれも重文の浴室、東司(便所)、禅堂など、室町時代の禅僧の生活を伝える貴重な建築も残る。文化財の所蔵数は国宝の絹本着色無準師範像など5000点を超える。
京都屈指の紅葉の名所として知られ、「通天橋」からは葉が三つに分かれる「通天紅葉」が見られる。
【拝観時間】
●4月~10月末
9:00~16:00(拝観受付終了は16:00)※16:30に閉門
●11月~12月初旬
8:30~16:00(拝観受付終了は16:00)※16:30に閉門
●12月初旬~3月末
9:00~15:30(拝観受付終了は15:30)※16:00に閉門
年中無休
【拝観料】
●通天橋・開山堂
拝観料400円(小中学生 300円)
●国指定名勝 東福寺本坊庭園
拝観料400円(小中学生 300円)
【電車・バスでのご案内】
●JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車、南東へ徒歩10分。
●市バス202、207、208系統 「東福寺」バス停下車。
【お車でのご案内】
●名神高速京都南ICより約4km
●名神高速京都東ICより約7km
●阪神高速8号京都線ICより約1km
※紅葉の期間10月下旬~12月上旬まで駐車場は閉鎖されます。