“西貝”は一般的には“レイシ貝”と呼ばれ、北海道から中国地方まで広い範囲に生息するポピュラーな3㎝ほどの小さな巻貝で、産地ではよく食べられているが、都内などの消費者地域にはあまり出回らない食材。
夏に旬を迎えるこの貝は、海辺でよく見られるので、磯遊びの際に見かけたことがある方も多いかもしれません。
山形県の庄内地方では“ニシゲ”と呼ばれており、昔から食べられていたものの、市場などにはあまり出回ることがなかったという。それが近年になってスーパーや鮮魚店にも並ぶようになってきたようだ。
庄内地方での食べ方は味噌汁。少し苦味がありますが、それでも旨みが豊かなため、貝の甘みが汁と相性が良く、味噌味の染みた貝がまたおいしい。
別名 ニシゲ、レイシ貝
旬 6月 7月 8月