掬星台の名前の由来
「掬星台」という名前は、手で星を掬い取れるほど美しい景色が広がっていることに由来するといわれています。六甲山地の中でも眺望に恵まれた場所として親しまれ、現在では摩耶山を代表する観光スポットとなっています。
幻想的な遊歩道「摩耶★きらきら小径」
掬星台には、天の川をイメージした星座が描かれた遊歩道「摩耶★きらきら小径」が整備されています。路面には蓄光材が使用されており、夜になると青い光が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれます。まるで星空の中を歩いているかのような体験を楽しめる、掬星台ならではの見どころです。
この遊歩道に使用されている蓄光材は「マヤストーン」と呼ばれ、星の駅で購入することもできます。
掬星台から望む神戸の夜景
掬星台の最大の魅力は、眼下に広がる神戸市街地と、その先の大阪湾方面まで見渡せる夜景です。市街地の明かりや港周辺の光が織りなす景色は、遠くまで続く壮大なパノラマを生み出します。「1000万ドルの夜景」と呼ばれるほどの美しさは、訪れる人々を魅了しています。
夜景を楽しむためのポイント
夜景をより美しく楽しむには、天候や視界の状態を確認してから訪れるのがおすすめです。晴れた日には遠くまで見渡せますが、曇りや雨の日は景色が見えにくくなることがあります。また、夏季や週末は混雑する場合があるため、時間に余裕を持って計画すると安心です。
山上は市街地より気温が低くなることもあるため、特に夜間や寒い季節には上着を用意しておくとよいでしょう。
掬星台へのアクセス
摩耶ロープウェーを利用する場合
公共交通機関を利用する場合は、摩耶ロープウェーの星の駅を目指すと便利です。星の駅から掬星台までは徒歩ですぐ到着します。六甲ケーブルで六甲山上駅まで行き、六甲摩耶スカイシャトルバスに乗り継ぐルートもあります。
ロープウェーやケーブルカー、バスは運行時間や料金が変更される場合があるため、訪問前に最新情報を確認しておきましょう。
自家用車を利用する場合
車で訪れる場合は、忉利天上寺前にある駐車場を利用し、そこから徒歩または六甲摩耶スカイシャトルバスで掬星台へ向かいます。
摩耶ロッジ前バス停から掬星台までの道路は、路線バスや軽車両、許可を受けた車両などを除き、一般車両の通行が禁止されています。また、忉利天上寺より先には駐車場がなく、路上駐車も禁止されているため、現地の交通規制に従ってください。
掬星台周辺の観光スポット
摩耶自然観察園
掬星台の北側に隣接する摩耶自然観察園では、四季折々の自然を楽しめます。春には桜、秋には紅葉が見どころとなり、園内のハイキングコースを歩きながら、山の自然に親しむことができます。展望台での景色とあわせて、ゆったりと散策を楽しみたい方にもおすすめです。
忉利天上寺
掬星台から徒歩圏内には、摩耶夫人を祀る歴史ある仏教寺院、忉利天上寺があります。古くから信仰を集めてきた寺院で、境内では摩耶山の自然や景色にも触れられます。夜景観賞だけでなく、歴史や文化に関心のある方にも訪れてほしいスポットです。
穂高湖
摩耶山周辺には、自然を満喫できる穂高湖もあります。上高地の穂高連峰をイメージして造られた人工湖で、静かな湖面と周囲の山々が美しい景観を生み出しています。湖畔にはハイキングコースがあり、森林や水辺の風景を楽しみながら散策できます。
摩耶山に関連する宿泊施設
掬星台の近くには、かつて宿泊施設「オテル・ド・摩耶」がありましたが、2021年3月末をもって営業を終了しました。現在、同施設での宿泊はできません。摩耶山周辺を訪れる際は、日帰り観光を中心に計画するか、神戸市街地などの宿泊施設を利用するとよいでしょう。
自然と歴史、絶景を楽しめる摩耶山の名所
掬星台は、「1000万ドルの夜景」と称される眺望に加え、幻想的な遊歩道や豊かな自然、周辺の歴史ある寺院など、さまざまな魅力を備えた展望スポットです。摩耶ロープウェーを利用すればアクセスしやすく、神戸観光の途中にも立ち寄りやすい場所です。
日中の山並みや夕暮れの景色、そして夜空の下に広がる街の明かり。それぞれ異なる表情を見せる掬星台で、摩耶山ならではの絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。