» 関西 » 兵庫県 » 丹波篠山

丹波篠山

丹波篠山の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

丹波篠山 観光ガイド

丹波篠山の観光・旅行 Info

はじめに

丹波篠山は兵庫県の中東部に位置する城下町で、歴史的な街並み・山里の自然・地元の味覚が魅力です。
特に秋には黒豆や栗、松茸などの山の幸が豊富で、多くの観光客が訪れます。

代表的な観光スポット

篠山城跡(ささやまじょうあと)・大書院

篠山藩主・青山家の居城で、徳川家康の命により築かれた平山城。現在は本丸跡に「大書院」が復元され、歴史的建築とともに城下町の風景を楽しむことができます。

河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)

江戸時代から明治期の商家が立ち並ぶ通りで、白壁や格子戸が特徴的な町並み。現在は土産物屋、カフェ、酒蔵などに活用されており、まち歩きに最適なエリアです。

丹波篠山春日神社

篠山城下に鎮座する歴史ある神社で、国の重要文化財にも指定されています。
静かな森に囲まれ、秋の紅葉シーズンには神秘的な美しさを見せます。

丹波篠山味まつり(季節限定)

毎年10月上旬に開催される秋のグルメイベント。黒豆枝豆、丹波栗、松茸、猪肉など、篠山の味覚を満喫できます。
この時期に訪れると、街中が活気に満ちています。

篠山チルドレンズミュージアム

廃校を利用して作られた、子どもも大人も楽しめる体験型ミュージアム。
地元の自然や文化を学ぶワークショップ、昔遊びなどが人気です。

自然と癒しのスポット

王地山公園

四季折々の草花が楽しめる自然豊かな公園で、桜の名所としても有名です。
春には花見、秋には紅葉狩り、そして地元の人々の散歩コースとしても親しまれています。

丹波篠山渓谷の森公園

アウトドア派におすすめの施設。キャンプやバーベキュー、森林浴などが楽しめるほか、コテージ宿泊も可能です。

たんば田園交響ホール周辺

周囲は美しい田園風景が広がり、特に秋には黄金色の稲穂と山の紅葉のコントラストが見事です。

お土産&立ち寄りスポット

篠山食の駅

地元農産物を扱う直売所。丹波黒豆、山の芋、地元野菜が豊富に揃い、お土産探しにも便利です。

小西のパン(黒豆パンで有名)

黒豆を贅沢に使ったパンが名物。早い時間に売り切れることもあるため、午前中の訪問がおすすめです。

丹波篠山のグルメガイド

はじめに

丹波篠山(たんばささやま)は、自然豊かな環境で育まれた食文化が根付く地域です。
黒豆や栗、猪肉などの名産品に加え、伝統的な和食や創作料理が楽しめるレストランが多数あります。
また、旅の思い出にぴったりのお土産も豊富に揃っており、食の魅力あふれる観光地です。

丹波篠山の名産品・ローカルフード

丹波黒豆

丹波篠山黒大豆は全国的に有名で、粒が大きく香り高いのが特徴です。
黒豆枝豆の時期(10月頃)には、地元農家直売で新鮮な枝豆が手に入ります。

丹波栗

粒が大きく甘みが強いことで知られる丹波栗は、秋の味覚の代表格です。
茹で栗、渋皮煮、栗きんとん、モンブランなど、さまざまな形で味わえます。

ぼたん鍋(猪鍋)

冬の名物として親しまれているのがぼたん鍋
猪肉を味噌ベースのだしで煮込む郷土料理で、濃厚な旨味と滋味あふれる味わいが特徴です。

山の芋

丹波地方で古くから栽培されている山の芋は、粘りが強く香り豊かで、とろろご飯や揚げ物にぴったりです。

丹波茶

丹波地域で育まれる伝統のお茶。煎茶、ほうじ茶、抹茶などがあり、地元の和菓子と一緒に楽しむのがおすすめです。

人気のレストラン・カフェ

小田垣商店 茶房「雲井」

篠山の老舗黒豆専門店が運営する茶房。
黒豆を使ったスイーツやお茶とともに、上品な和の空間でくつろげます。

ろあん松田

ミシュランガイド掲載の人気店で、丹波の旬食材を使用した創作和食が堪能できます。
特に秋は松茸や栗を使った料理が絶品です。

ぼたん亭

ぼたん鍋専門店。地元で捕れた天然の猪肉を使用し、臭みがなく柔らかな肉質が人気。
冬場の旅行ではぜひ訪れたいお店の一つです。

黒豆の館 レストラン黒豆茶屋

道の駅「黒豆の館」に併設されたレストランで、黒豆ご飯や地元野菜を使った定食メニューが充実しています。

くりの里

丹波栗のモンブランが有名なスイーツ店。栗の風味をそのまま活かした濃厚な味わいが魅力です。

おすすめのお土産

丹波黒豆甘納豆・煮豆(小田垣商店)

上品な甘さと黒豆のコクが楽しめる定番のお土産。包装も美しく、贈答用にも最適です。

黒豆パン(小西のパン)

地元で愛されるベーカリー。黒豆をたっぷり練り込んだふわふわパンは、午前中で売り切れることもある人気商品です。

丹波栗の渋皮煮・栗ようかん

和菓子屋や道の駅で購入可能な栗スイーツ。自然な甘みと上品な味が楽しめます。

丹波焼の器

丹波立杭焼は日本六古窯の一つに数えられる伝統工芸品。旅の記念やギフトにもおすすめです。

丹波ワイン・地酒

地元のぶどうで作られる丹波ワインや、清酒「鳳鳴」などの地酒も人気のお土産です。

丹波篠山の季節の祭り・イベント

はじめに

丹波篠山は歴史と自然、そして地域文化が息づくまちです。
年間を通じてさまざまな伝統行事や季節のイベントが開催され、地元の人々とのふれあいを楽しむことができます。
以下では代表的な祭りやイベント、そして特徴的な地域文化についてご紹介いたします。

代表的な祭り・イベント

篠山春日神社 春日祭(4月)

春日神社で毎年4月に行われる伝統の祭りで、500年以上の歴史を持つとされます。
神輿の巡行甲冑武者行列、太鼓演奏が行われ、古き良き祭礼の風情を感じられます。

丹波篠山味まつり(10月初旬)

丹波篠山最大級の食のイベントで、黒枝豆・栗・山の芋・松茸など秋の味覚が一堂に会します。
地元グルメの屋台が立ち並び、新鮮な農産物の直売も楽しめるため、県外からの観光客にも人気です。

デカンショ祭(8月15日・16日)

丹波篠山の夏の風物詩
「デカンショ節」の音頭にあわせて約1,000人が踊る大盆踊り大会で、日本最大級の櫓(やぐら)が登場します。
夜空には盛大な花火も打ち上がり、熱気とにぎわいに包まれます。

丹波焼陶器まつり(10月中旬)

日本六古窯のひとつ、丹波立杭焼の陶器市。
約50軒の窯元が参加し、丹波焼の器が普段よりリーズナブルに手に入る人気イベントです。
作家とのふれあいも楽しめる芸術と生活が交差する祭りです。

まちなみアートフェスティバル(9月〜10月)

古い町家や酒蔵、商店の空き家を利用し、現代アート作品を展示する町ぐるみのイベントです。
芸術と歴史的建造物の融合を楽しめるとアートファンにも好評です。

丹波篠山ひなまつり(2月下旬〜3月上旬)

篠山城下町の町屋や商家に、江戸から昭和期の雛人形が飾られます。
街歩きをしながらひな人形の美しさを楽しめる、女性に人気の春イベントです。

地域文化・特徴的な行事

デカンショ節

江戸時代末期から唄われたとされる丹波篠山の民謡
「ヨーイヨーイデッカンショ〜」の掛け声で知られ、兵庫県の無形民俗文化財にも指定されています。

丹波杜氏の酒づくり文化

丹波杜氏(たんばとうじ)は、酒づくりの名工集団として全国に名を馳せました。
篠山の酒蔵では、伝統的な酒づくりの技法を今に伝え、蔵見学や試飲体験も可能な場所があります。

農村歌舞伎(今田町)

伝統芸能として受け継がれる農村歌舞伎
秋祭りなどで披露され、地域住民が出演する素朴で温かい舞台に心和みます。

丹波篠山の気温・天候

はじめに

丹波篠山(たんばささやま)は、兵庫県の内陸部に位置し、日本海側と太平洋側の気候が交錯するエリアです。
四季の移り変わりが明確で、寒暖差が比較的大きく、自然の表情が豊かな地域です。

季節ごとの気候の特徴

春(3月〜5月)

春の丹波篠山は、気温が徐々に上昇し、3月下旬から4月上旬にかけて桜が咲き誇ります。
日中は15℃〜20℃程度と過ごしやすく、朝晩は肌寒い日もあります。
春の花々や山菜狩りが楽しめる時期でもあり、観光シーズンの始まりです。

気温の目安

・3月:最高13℃/最低3℃
・4月:最高19℃/最低8℃
・5月:最高24℃/最低13℃

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

梅雨の時期は湿度が高くなり、曇りや雨の日が多くなります。
気温は日中で25℃を超える日もあり、蒸し暑く感じることも。
この時期は自然が潤い、緑が美しい時期でもありますが、屋外観光は雨具の準備が必要です。

注意点

・急な雷雨や局地的な豪雨に注意
・雨天時でも楽しめる屋内観光地や温泉がおすすめです

夏(7月下旬〜9月上旬)

丹波篠山の夏は、昼間は30℃を超えることが多く、日差しも強めです。
ただし、朝晩は山間部特有の涼しさがあり、避暑地としても人気です。
8月中旬には「デカンショ祭」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。

気温の目安

・7月:最高30℃/最低20℃
・8月:最高32℃/最低22℃
・9月:最高28℃/最低18℃

台風について

7月下旬〜9月は台風のシーズンでもあります。
通過ルートによっては交通機関の乱れもあるため、事前の天気予報の確認をおすすめします。

秋(9月中旬〜11月)

秋は丹波篠山のベストシーズンといわれるほど快適な気候です。
空気が澄み、紅葉・味覚狩り・祭りなどのイベントが目白押しです。
昼間は20℃前後、朝晩は10℃以下になる日もあります。

気温の目安

・10月:最高22℃/最低11℃
・11月:最高16℃/最低6℃

冬(12月〜2月)

冬の丹波篠山は冷え込みが厳しく最低気温が氷点下になることもあります。
雪が降る日もあり、積雪は多くはないものの、路面凍結に注意が必要です。
厳寒期でも地元の味覚や温泉が楽しめるため、冬の観光もおすすめです。

気温の目安

・12月:最高10℃/最低2℃
・1月:最高7℃/最低-1℃
・2月:最高9℃/最低0℃

丹波篠山へのアクセス

はじめに

丹波篠山(たんばささやま)は、兵庫県の中東部に位置する歴史と自然に恵まれた地域です。
京都・大阪・神戸といった関西主要都市からのアクセスが良く、日帰り旅行にも最適です。

公共交通機関を利用する場合

電車でのアクセス

JR福知山線(宝塚線)を利用

大阪駅 → 篠山口駅(快速で約70分)
三ノ宮駅 → 篠山口駅(神戸線経由で約90分)
京都駅 → 篠山口駅(嵯峨野線・福知山線経由で約100分)

篠山口駅からは、神姫バスやタクシーで市街地(城下町エリア)へ移動(約15〜25分)します。

バスでのアクセス

大阪・三宮・京都からの直通バス

大阪駅前(ハービス大阪)→ 丹波篠山(約90分)
三宮バスターミナル → 丹波篠山(約80分)
京都駅八条口 → 丹波篠山(約100分)

直通高速バスは本数が限られているため、事前の時刻確認と予約がおすすめです。

車でのアクセス

中国自動車道・舞鶴若狭自動車道経由

大阪方面から
中国自動車道 → 吉川JCT → 舞鶴若狭道 → 丹南篠山口IC(約1時間20分)

神戸方面から
阪神高速北神戸線 → 中国自動車道 → 吉川JCT → 舞鶴若狭道 → 丹南篠山口IC

京都方面から
京都縦貫道 → 綾部JCT → 舞鶴若狭道 → 丹南篠山口IC(約1時間30分)

駐車場情報

丹波篠山市内には複数の観光駐車場が整備されています。
例:篠山城跡周辺(大手前駐車場、二階町駐車場)など。
週末やイベント時は混雑するため、早めの到着が推奨されます。

自転車やレンタカー利用

レンタサイクル

篠山口駅や城下町周辺では、電動アシスト付き自転車のレンタルも行われています。
観光地が比較的コンパクトに集まっているため、自転車での散策にも適しています。

レンタカー

篠山口駅前にはレンタカー店舗もあり、移動の自由度を高めたい方におすすめです。
周辺の山間部や自然公園にも足を延ばせる点が魅力です。

丹波篠山の移動手段

はじめに

丹波篠山は、城下町エリアを中心に多くの観光スポットが比較的コンパクトにまとまっており、徒歩や自転車での移動も可能です。市街地を起点として、郊外や山間部に足を延ばす際には、バスやレンタカーの利用が便利です。

徒歩での観光

篠山城跡周辺や武家屋敷エリア、河原町妻入商家群などは、徒歩でゆっくり散策するのに適した距離です。
石畳の街並みや古民家を見ながら歩くことで、歴史と風情をじっくり感じられます

レンタサイクルの活用

電動アシスト自転車がおすすめ

篠山口駅や城下町観光案内所では、電動アシスト付きレンタサイクルを貸し出しています。
平地からやや起伏のある道も快適に移動できるため、城下町から郊外の寺社やカフェまでスムーズに巡れます。

主なレンタルスポット

丹波篠山観光案内所(大手前通り)
篠山口駅前
・貸出料金は数時間単位~1日利用まであり、1日あたり1000円前後が目安です。

路線バス

神姫バスが運行

神姫バスが篠山口駅と市街地、また周辺の地域(今田・西紀・丹南地区など)を結ぶ路線を運行しています。
篠山口駅から篠山城跡や河原町へ向かうバスは、約15〜25分間隔で運行されており、観光にも利用可能です。

注意点

一部地域では本数が少ない時間帯もあるため、事前に時刻表の確認がおすすめです。
丹波篠山市の公式サイトや神姫バスのサイトで、最新の情報をチェックできます。

タクシー

駅前・市街地で利用可能

篠山口駅や城下町周辺にはタクシー乗り場があります。
荷物が多い場合や、効率よく複数スポットを巡りたい時に便利です。

地元タクシー会社例

・丹波篠山タクシー
・篠山交通 など
観光タクシーとしての利用や、時間制料金の観光コース相談も可能です。

レンタカー

自由な移動を重視するなら

篠山口駅前や近隣都市にあるレンタカー店舗を利用すると、周辺の温泉地や自然スポットへも自由にアクセスできます。
「立杭焼の里」「丹波並木道中央公園」など、公共交通では行きづらい場所にも便利です。

運転に関する注意点

一部山間部の道は狭い・カーブが多いため、運転に慣れた方におすすめです。
冬季は積雪・凍結の影響があるため、スタッドレスタイヤの装着が望まれます。

丹波篠山の観光コース

日帰りモデルコース:歴史とグルメを満喫する城下町散策

午前:篠山口駅から出発、篠山城跡・歴史地区を散策

9:00:JR福知山線「篠山口駅」到着。
駅前から路線バスまたはタクシーで約15分、城下町エリアへ移動。

9:30〜11:00:「篠山城跡・大書院」を見学。
江戸時代の歴史を感じる重厚な木造建築と、美しい庭園が見どころです。

昼:ご当地グルメを堪能

11:30〜12:30:「黒豆そば」「ぼたん鍋」「山の芋料理」など、丹波篠山の名物が味わえる人気店へ。
特に秋には「丹波栗の釜飯」なども旬でおすすめです。

午後:伝統文化と街並みを体験

13:00〜14:30:「武家屋敷安間家史料館」「青山歴史村」「河原町妻入商家群」を散策。
昔ながらの町家が並ぶ通りで写真撮影や町歩きが楽しめます。

お土産タイム

15:00:「黒豆菓子」「丹波焼」「篠山牛しぐれ煮」などを取り扱う土産店でショッピング。
駅や観光案内所にも多数の特産品があります。

1泊2日モデルコース:里山の自然と伝統にふれる

1日目:城下町散策と文化体験

午前〜午後:日帰りコースと同様に城跡・旧町エリアを散策。
15:30〜16:30:「丹波伝統工芸公園 立杭 陶の郷」へ移動。丹波焼の絵付け体験や登り窯の見学ができます。

夜:温泉旅館でのんびり

17:00以降:市内の温泉宿や古民家風旅館で宿泊。
夕食では、季節の郷土料理や地酒「鳳鳴酒造」の日本酒を味わえます。

2日目:自然スポットとグルメを楽しむ

9:30〜11:30:「丹波並木道中央公園」や「王地山まけきらい稲荷」など、自然豊かな場所をハイキング。
春は桜、秋は紅葉が美しいエリアです。

ランチと帰路

12:00:篠山牛のハンバーグなど地元産食材を使ったカフェでランチ。
14:00:篠山口駅に戻り、帰路へ。

車利用での周遊コース(丹波篠山+周辺)

篠山城跡立杭焼の里今田温泉丹波並木道中央公園(または三田市方面)など、ドライブにも適したルートがあります。
秋には「黒枝豆狩り」や「栗拾い」などの体験型観光もおすすめです。

兵庫県

カテゴリ

エリア