明徳寺は、静岡県伊豆市にある曹洞宗の古刹で、南北朝時代末期の明徳年間に利山忠益によって創建されました。特に「トイレの神様」として知られ、不浄を浄化する神・烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を祀っています。
烏枢沙摩明王は、下半身の病気や不浄を浄化する力を持つとされ、多くの参拝者が訪れています。寺院内では、特にユニークな参拝方法で知られる「おさすり」や「おまたぎ」が行われています。
参拝者は、天然の木や石で作られた男性器や女性器の象徴を撫でる「おさすり」や、雪隠(せっちん、便器のこと)を跨ぐ「おまたぎ」を行い、下半身の健康や子宝祈願、子供のおねしょの改善などを祈ります。
明徳寺には、烏枢沙摩明王のほかにも、以下の神仏が祀られています。
慈悲深い観音様として、水子供養や家族の健康を祈願する人々に親しまれています。
高齢者の健康を守るとされる観音様で、認知症予防を願う参拝者が多く訪れます。
商売繁盛や金運上昇を祈る財運の神として、地元の人々から信仰されています。
明徳寺で毎年8月29日に行われる「東司まつり」は、尻つみ祭り、どんつく祭と並ぶ伊豆三大奇祭の一つです。
祭りでは相撲大会や打ち上げ花火などのイベントが催され、地元住民や観光客で賑わいます。ユニークな雰囲気の中、参加者は烏枢沙摩明王に感謝を捧げます。
明徳寺は、天城温泉郷の七福神巡りの一つとしても有名です。ここでは大黒尊天(大黒天)を祀っており、多くの参拝者が訪れます。
明徳寺では、トイレに貼る烏枢沙摩明王のお札を500円で販売しています。このお札を家のトイレに貼ることで、不浄を浄化し健康を守るとされています。
明徳寺へのアクセスは、車や公共交通機関を利用して訪れることができます。詳細な交通情報は事前に確認することをおすすめします。