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八幡来宮神社

(はつま きのみや じんじゃ)

南北朝の歴史息づく総鎮守

静岡県伊豆市八幡(はつま)に鎮座する八幡来宮神社は、地域の人々から深く崇敬されている古社です。南北朝時代からの歴史を持つこの神社は、大見16村(旧中伊豆町地区の大部分)の総鎮守としての役割を果たしてきました。八幡宮と来宮神社が合祀された独自の信仰形態も見どころです。

八幡来宮神社の成り立ち

来宮神社の社殿は、南北朝時代の貞和年間(1345年~1349年)に再建されたと伝えられています。もともと「八幡宮」と「来宮神社」は別々の社でしたが、延暦年間の本殿再建の際に一殿両扉の形となり、現在の姿に至ります。

来宮神社の由来と伝承

来宮神社の祭神である伊波久良和気命は、古くから「来宮大明神」として崇められています。伝説によれば、神様が瓶に乗って海岸近くの洞窟に漂着したとされ、その後、船人たちの困惑を受けて現在の場所へ遷座されたと伝えられています。

八幡宮の歴史と信仰

八幡宮の祭神である誉田別命(応神天皇)は、大陸文化を日本に取り入れた功績があり、文化の神・母子神として信仰されています。神護景雲3年(769年)に伊豆国の代表八幡宮として勧請され、明治6年に郷社に列せられました。

八幡来宮神社の見どころ

社叢の荘厳な景観

八幡来宮神社は、道路と田んぼの狭間に鳥居と参道が形成され、その先の境内には市の天然記念物に指定されている大杉がそびえています。荘厳な杉林の中に鎮座する姿は、訪れる人々に神秘的な印象を与えます。

千年杉

樹齢約1000年の大杉は、長年にわたり災厄を退けてきたとされるご神木です。その力強い姿は、訪れる人々に大いなる威厳を感じさせます。

リュウビンタイとカシの木

八幡来宮神社の社叢には、日本列島における北限自生地として貴重なリュウビンタイが生育しています。また、市の天然記念物に指定されたスダジイの木も見どころの一つです。

祭神と文化財

祭神

文化財

例大祭とアクセス情報

例大祭

毎年10月19日頃に行われる例大祭は、多くの参拝者で賑わいを見せます。神事や奉納行事などが催され、地域の伝統が色濃く感じられる一日です。

アクセス

八幡来宮神社へは、東海バス(市自主運行委託)を利用し、「中里」または「八幡」バス停から徒歩3〜5分でアクセスできます。のどかな風景を楽しみながら、神社までの道のりを歩くのもおすすめです。

訪れる際のポイント

八幡来宮神社を訪れる際は、社叢の自然を楽しみつつ、古社の歴史を感じることができます。特に千年杉やリュウビンタイといった樹木群は必見です。また、静かな境内でゆっくりと参拝し、地域の歴史や伝説に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
八幡来宮神社
(はつま きのみや じんじゃ)
Hatsuma Kinomiya Shrine
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