北海道・東北

Tohoku

都道府県

北海道、東北の観光におすすめ

観光地や名物をピックアップ

北海道・東北地方 観光ガイド

北海道・東北の観光・旅行 Info

北海道エリア

1. 札幌市

都市の魅力と自然が共存する道都

札幌市は北海道の中心都市であり、ショッピングやグルメ、自然が融合した観光スポットが満載です。大通公園では四季折々の花々が楽しめ、冬には有名なさっぽろ雪まつりが開催され、多くの観光客で賑わいます。さらに時計台テレビ塔といった歴史的建築物も見どころです。

2. 小樽市

運河とガラス工芸の街

小樽運河沿いにはレトロな石造りの倉庫が並び、夜にはガス灯が灯ってロマンチックな雰囲気を醸し出します。小樽オルゴール堂北一硝子など、芸術と工芸を感じるスポットも人気です。

3. 富良野・美瑛

ラベンダー畑と丘の絶景

富良野は夏になるとラベンダー畑が一面に咲き誇り、まるで絵画のような光景が広がります。美瑛の丘も四季折々の花々と田園風景が広がり、写真愛好家にも人気のエリアです。

東北エリア

1. 青森県・十和田湖と奥入瀬渓流

神秘的な湖と清流のハイキング

十和田湖はカルデラ湖で、その美しさは四季を通じて観光客を魅了します。湖畔の乙女の像遊覧船もおすすめです。また奥入瀬渓流では、澄んだ水が流れる渓流沿いを散策でき、マイナスイオンをたっぷり感じることができます。

2. 秋田県・角館

武家屋敷としだれ桜の名所

角館は「みちのくの小京都」と称される歴史ある町で、武家屋敷の風情が今も残ります。春にはしだれ桜が町を包み込み、多くの花見客が訪れます。歴史や文化に触れたい方におすすめです。

3. 宮城県・松島

日本三景の絶景

松島は大小260あまりの島々が浮かぶ美しい湾で、日本三景のひとつに数えられています。五大堂瑞巌寺など歴史的建造物と共に、遊覧船に乗っての海上観光も楽しめます。

4. 山形県・蔵王

冬の樹氷と温泉地

蔵王温泉は、古くから湯治場として親しまれる名湯です。冬には蔵王樹氷が有名で、「スノーモンスター」と呼ばれる自然の芸術作品を間近に見ることができます。スキー場も併設され、アクティブな旅行にも最適です。

5. 福島県・大内宿

江戸時代の宿場町をそのままに

大内宿は、茅葺き屋根の建物が並ぶ宿場町で、まるで江戸時代にタイムスリップしたような景観が広がります。名物のねぎそばを味わうのも旅の楽しみです。冬は雪景色が非常に美しく、写真映えも抜群です。

北海道・東北のグルメガイド

北海道エリア

1. 北海道の名産品とローカルフード

海の幸と大地の恵み

北海道は、海と大地に囲まれた食の宝庫です。特に有名なのが毛ガニ・ウニ・イクラ・ホタテなどの海産物。新鮮な刺身や海鮮丼として楽しむことができます。また、じゃがいもとうもろこしアスパラガスなどの野菜も豊富で、自然の甘みが感じられます。

札幌ラーメン・スープカレー

札幌味噌ラーメンは、北海道ラーメンの代表格。濃厚な味噌スープにバターやコーンが加わった一杯は、観光客にも人気です。また近年は、スープカレーも注目されており、十数種類のスパイスと道産野菜を用いたヘルシーグルメとして親しまれています。

2. 北海道の人気レストラン

回転寿司 根室花まる(札幌)

根室花まるは、地元民にも観光客にも愛される回転寿司チェーンです。新鮮なネタが手ごろな価格で楽しめ、行列ができるほどの人気を誇ります。

カリー食堂 心(札幌)

札幌スープカレーの名店「心」は、野菜たっぷりで深みのあるスープが特徴。辛さやトッピングが選べるのも魅力です。

3. 北海道のお土産

白い恋人・六花亭・じゃがポックル

白い恋人は北海道を代表する定番スイーツ。六花亭のマルセイバターサンドや、カルビーじゃがポックルも大人気で、空港やお土産店で購入可能です。

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東北エリア

1. 青森県の名産品・ローカルフード

りんご・せんべい汁・大間のマグロ

青森県といえばりんごの産地。甘みと酸味のバランスが絶妙で、ジュースやアップルパイとしても人気です。郷土料理せんべい汁は、煮崩れしにくい南部せんべいが特徴の温かい鍋料理。さらに大間のマグロは高級寿司ネタとしても知られています。

2. 宮城県の名産品・ローカルフード

牛たん・笹かまぼこ・牡蠣

仙台の牛たんは厚切りジューシーで、炭火で焼かれた香ばしさが魅力。笹かまぼこはお土産にぴったりの海産加工品。さらに松島周辺では、牡蠣が名物で、生食や焼き牡蠣、カキフライなどで味わえます。

3. 秋田県の名産品・ローカルフード

きりたんぽ鍋・稲庭うどん

きりたんぽ鍋は、つぶしたご飯を棒状にして焼き、鶏肉と野菜と一緒に煮込む秋田の郷土料理。稲庭うどんは、手延べ製法でつくられる細くてなめらかな喉ごしのうどんです。

4. 山形県の名産品・ローカルフード

さくらんぼ・芋煮・米沢牛

さくらんぼは日本一の生産量を誇り、初夏の果物狩りでも人気です。芋煮は里芋と牛肉、こんにゃくなどを醤油や味噌で煮込んだ山形の秋の風物詩。高級ブランド牛米沢牛も絶品です。

5. 福島県の名産品・ローカルフード

喜多方ラーメン・桃・薄皮まんじゅう

喜多方ラーメンは、あっさりとした醤油味と太ちぢれ麺が特徴のご当地ラーメン。あかつき桃は甘くてジューシーで、夏の人気フルーツ。お土産には柏屋の薄皮まんじゅうがおすすめです。

北海道・東北の季節の祭り・イベント

北海道エリア

1. さっぽろ雪まつり(札幌市)

雪と氷の芸術が彩る冬の一大イベント

毎年2月上旬に札幌市で開催されるさっぽろ雪まつりは、北海道を代表する冬の祭典です。大通会場では巨大な雪像・氷像が立ち並び、夜にはライトアップも楽しめます。また、すすきの会場では繊細な氷彫刻、つどーむ会場では子どもも楽しめる雪遊びエリアが登場します。

2. YOSAKOIソーラン祭り(札幌市)

踊りと鳴子の熱気が街を包む

6月初旬に行われるこのイベントは、高知のよさこい北海道のソーラン節を融合させたもので、全国から踊り子チームが集まります。華やかな衣装と力強い踊り、音楽が街中に響き渡り、観客も熱狂する参加型の祭りです。

3. 北海道神宮例祭(札幌祭り)

札幌の初夏を告げる歴史ある祭礼

6月14日〜16日に開催される北海道神宮例祭は、神輿渡御山車巡行が行われ、伝統文化に触れることができるイベントです。中島公園では出店も立ち並び、地元市民に親しまれています。

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東北エリア

1. 青森ねぶた祭(青森県)

勇壮な武者絵ねぶたが夜の街を練り歩く

8月2日〜7日に開催される青森ねぶた祭は、東北三大祭りのひとつとして国内外に知られています。巨大な武者絵の灯籠「ねぶた」が市内を巡行し、跳人(はねと)と呼ばれる踊り手たちが「ラッセラー」の掛け声と共に祭りを盛り上げます。

2. 秋田竿燈まつり(秋田県)

夜空に揺れる提灯の妙技

8月3日〜6日に開催される秋田竿燈まつりでは、数十個の提灯をつけた高さ12mを超える竿燈を肩や額、腰で巧みに支える技が披露されます。その幻想的な風景と職人芸の融合は一見の価値があります。

3. 仙台七夕まつり(宮城県)

色鮮やかな吹き流しが街を彩る

毎年8月6日〜8日に行われる仙台七夕まつりは、日本三大七夕まつりの一つ。アーケード街には、絢爛豪華な七夕飾りが並び、訪れる人々を魅了します。前夜祭では花火大会も行われ、夏の仙台を華やかに演出します。

4. 盛岡さんさ踊り(岩手県)

世界一の太鼓パレード

8月1日〜4日に開催される盛岡さんさ踊りは、「日本一の太鼓パレード」としてギネスにも認定されています。太鼓の響きと共に、色鮮やかな衣装の踊り手たちが街を練り歩く様は、東北の夏を象徴する風物詩の一つです。

5. 山形花笠まつり(山形県)

「ヤッショ、マカショ!」の掛け声と華やかな花笠踊り

8月5日〜7日に行われる山形花笠まつりでは、紅花模様の笠をかぶった踊り手が、「ヤッショ、マカショ!」のリズムに合わせて踊ります。華やかで統一感のあるパレードは、山形の夏の風物詩です。

6. 福島わらじまつり(福島市)

日本一の大わらじが街を練り歩く

毎年8月第1金・土曜に行われる福島わらじまつりでは、長さ12mを超える大わらじが担がれて市内を巡行します。これは、足の健康を祈願した信仰行事が由来とされ、参加型の踊りやパレードも魅力です。

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地域の特徴的な文化・風習

1. 雪国ならではの祭り

北海道や東北は豪雪地帯でもあるため、雪や氷を活かした祭りが多く開催されます。特に氷瀑まつり(層雲峡)かまくら祭り(秋田・横手)は、幻想的な雪景色と温かなもてなしが魅力です。

2. 東北の魂「東北六魂祭」

東日本大震災の復興を願って始まった東北六魂祭は、東北6県の代表的な祭りが一堂に集結する特別イベントです。年によって開催地が変わり、各地の魅力を一度に味わえる貴重な機会となっています。

北海道・東北の気温・天候

春(3月〜5月)

1. 北海道の春

遅い春、雪解けとともに始まる花の季節

北海道の春は全国的に見ると遅く、3月はまだ雪が残る地域が多いです。4月中旬〜5月にかけてようやく気温が上がり、桜の開花は例年ゴールデンウィーク頃です。道東や道北では5月でも朝晩は寒く、上着が必要な日もあります。

2. 東北の春

桜前線とともに巡る春の訪れ

東北地方でも春の訪れは本州中部より遅く、4月中旬〜5月初旬が桜の見頃です。弘前城(青森)角館(秋田)など、桜の名所が多くあります。日中は穏やかな気温(10℃〜18℃)となり、春の花々が街を彩ります。

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)

1. 北海道は梅雨がない?

「蝦夷梅雨」と呼ばれる軽い雨期がある年も

北海道は本州と比べて梅雨がほとんどありません。ただし、近年は6月下旬から7月初旬にかけて、曇りや雨の日が続くことがあり、これを「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ぶこともあります。気温は20℃前後で、涼しく過ごしやすいです。

2. 東北の梅雨

しとしとと長く続く雨の季節

東北地方では6月中旬〜7月中旬にかけて本格的な梅雨に入ります。南東北(福島や山形)では雨量も多く、じめじめとした日が続きます。梅雨寒と呼ばれる気温の低い日もあるため、体調管理に注意が必要です。

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夏(7月下旬〜9月上旬)

1. 北海道の夏

涼しく快適な避暑地

北海道の夏は湿度が低く、気温も25℃前後と快適です。夜間は涼しいため、クーラーを使わずに過ごせる日も多いです。富良野のラベンダー畑美瑛の丘など、風景が美しい時期でもあります。

2. 東北の夏

祭りが華やぐ暑い季節

東北地方は内陸部を中心に30℃を超える日もあり、湿度も高めです。ただし、夜間は比較的涼しくなります。青森ねぶた祭秋田竿燈まつり仙台七夕まつりなど、夏の風物詩が各地で開催されます。

台風への注意

夏〜初秋にかけて台風が東北地方を通過することがあります。特に太平洋側の宮城県・福島県は影響を受けやすく、風雨の強い日には公共交通機関の乱れも予想されます。旅行前には天気予報の確認が重要です。

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秋(9月〜11月)

1. 北海道の秋

日本一早く紅葉が始まる地域

北海道では9月中旬から紅葉が始まります大雪山系や層雲峡では、9月下旬には山全体が赤や黄に染まり、多くの観光客が訪れます。気温は10℃〜20℃で、朝晩は冷え込むこともあります。

2. 東北の秋

豊かな自然と実りの季節

東北地方では10月〜11月上旬が紅葉の最盛期です。鳴子峡(宮城)十和田湖(青森・秋田)など、景勝地の紅葉が観光シーズンの目玉となります。また、りんごやぶどうなどの果物狩りも楽しめる時期です。

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冬(12月〜2月)

1. 北海道の冬

厳しい寒さと雪景色

北海道の冬は本格的な雪と氷の季節です。道北・道東では-20℃を下回る日もあります。札幌など都市部でも積雪は1m以上に達することがあります。スキー・スノーボードなどウィンタースポーツが盛んで、雪まつりなどのイベントも多数あります。

2. 東北の冬

豪雪地帯と温泉の魅力

山形・秋田・青森などの日本海側豪雪地帯として知られ、2〜3mの積雪になる地域もあります。一方で、太平洋側の福島・宮城では晴天の日も多く、比較的穏やかな冬となることもあります。雪見温泉かまくら体験など、雪国ならではの観光が楽しめます。

注意点:吹雪・交通の遅延

冬季は吹雪による視界不良交通機関の遅延・欠航が発生することがあります。特にJR・航空機・高速道路の運行情報はこまめに確認しましょう。

北海道・東北へのアクセス

北海道・東北への主なアクセス方法

1. 飛行機でのアクセス

全国主要空港から便利にアクセス

北海道・東北地方には多くの空港が整備されており、羽田・関西・中部など主要都市からの直行便が豊富にあります。

飛行時間の目安:
東京(羽田)→新千歳:約1時間30分
大阪(伊丹)→青森:約1時間40分
中部(名古屋)→仙台:約1時間10分

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2. 新幹線でのアクセス

東北新幹線で快適・高速移動

東北新幹線は東京駅を起点とし、仙台・盛岡・八戸・新青森・新函館北斗までを結ぶ便利な交通手段です。北海道新幹線の開通により、函館エリアへのアクセスもスムーズになりました。

所要時間の目安:
東京→仙台:約1時間30分(はやぶさ)
東京→盛岡:約2時間15分
東京→新函館北斗:約4時間(北海道新幹線利用)

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3. 高速バスでのアクセス

リーズナブルな長距離移動手段

夜行バス・高速バスは、東京・大阪などの大都市と東北・北海道を結ぶ低価格の選択肢です。寝台タイプやトイレ付き車両などもあり、快適性も向上しています。

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4. 車・レンタカーでのアクセス

自分のペースで楽しむドライブ旅行

東北自動車道や道央自動車道を活用することで、北海道・東北地方内を効率的にドライブできます。観光地が点在する地域ではレンタカーが特に便利です。

東京からの所要時間(目安):
東京→仙台:約5〜6時間(東北道)
東京→盛岡:約7〜8時間
東京→青森:約9〜10時間
※北海道までは車+フェリーの組み合わせになります。

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北海道内の移動手段

1. JR北海道(鉄道)

都市間を結ぶ幹線(札幌〜旭川、札幌〜函館など)は便利ですが、本数が少ない路線や廃止路線もあるため、事前の時刻確認が必要です。

2. バス

都市部では路線バスや都市間高速バスが発達しています。特に札幌発着のバスは富良野・小樽・登別などへのアクセスに重宝されます。

3. レンタカー

広大な土地と自然観光地が点在するため、北海道旅行ではレンタカーが非常におすすめです。冬季は積雪に注意が必要ですが、主要道路は除雪が行き届いています。

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東北地方内の移動手段

1. 新幹線・在来線

東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線などが県都同士を高速で結び、快適な移動が可能です。青森〜秋田、仙台〜山形などの移動も在来線で便利です。

2. バス

地方都市ではバスが生活の足として活躍しており、観光地へのアクセス手段にもなります。特に山間部や温泉地(蔵王・乳頭温泉など)では欠かせません。

3. レンタカー

特に観光地が山間部に多い秋田・山形・岩手・福島では、レンタカーでの移動が効率的です。果物狩りや温泉巡りにも便利です。

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フェリーによるアクセス

本州〜北海道間をつなぐ海の交通網

青森〜函館、八戸〜苫小牧、仙台〜苫小牧など、複数の航路が運航しており、車と一緒に移動できるのがメリットです。特にバイク・キャンピングカー旅行では人気があります。

北海道・東北の移動手段

北海道内の移動手段

1. JR北海道(鉄道)

広大な距離を結ぶ主要幹線と観光列車

JR北海道は、札幌を中心に道内を広くカバーしています。札幌〜旭川・小樽・函館などの主要都市間は特急列車が運行されており、快適に移動できます。
また、ノロッコ号(釧路湿原)富良野・美瑛ノロッコ号など、観光専用の列車も期間限定で運行されます。

2. 路線バス・都市間高速バス

地方都市や観光地への重要な交通網

鉄道が通っていない地域や山間部へのアクセスには、路線バス都市間高速バスが便利です。特に札幌を拠点に、富良野・登別・帯広などへの移動が可能です。

3. 地下鉄(札幌市)

道内唯一の地下鉄網

札幌市内には3路線(南北線・東西線・東豊線)の地下鉄があり、市内観光やビジネス移動にとても便利です。札幌駅、大通、すすきのなどの主要エリアをカバーしています。

4. レンタカー

広大な道内観光には最適な手段

北海道旅行の移動手段として最もおすすめなのがレンタカーです。公共交通機関が届かない景勝地や、雄大な自然の中を自由に移動できるメリットがあります。
※冬季は積雪と路面凍結に十分注意が必要です。

5. タクシー・観光ハイヤー

市街地ではタクシーの利用が可能で、貸切観光タクシーなども事前予約で利用できます。時間が限られている方や年配の旅行者にも好評です。

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東北地方内の移動手段

1. JR東日本(新幹線・在来線)

新幹線で都市間を、在来線でローカル観光

東北新幹線をはじめ、山形新幹線・秋田新幹線などがあり、都市間移動にとても便利です。
また、ローカル線では観光列車(リゾートしらかみ、風っこ、SL銀河など)も運行されており、車窓を楽しみながら旅を満喫できます。

2. 路線バス・高速バス

温泉地や山間部へのアクセスに活躍

東北地方では鉄道が届かない温泉地や自然景勝地へのアクセスとして、路線バスが重要です。
乳頭温泉郷、蔵王温泉、鳴子温泉、銀山温泉なども、バスによるアクセスが基本です。

3. レンタカー

果樹園や秘湯めぐりに最適

山間部や果樹園、農村部が多い東北地方では、レンタカーが効率的です。観光地が点在しているため、柔軟な移動が可能です。
特に福島・山形・秋田・岩手などでは公共交通が少ない地域もあるため、家族旅行やグループ旅行での利用がおすすめです。

4. 観光タクシー・バスツアー

短時間で効率よく観光するなら

主要駅からの観光タクシー・観光バスツアーも充実しています。仙台発:松島めぐり、弘前発:岩木山・りんご農園コースなど、日帰り観光に便利です。

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フェリーや水上交通

1. 本州〜北海道を結ぶフェリー

青森〜函館(津軽海峡フェリー)や、八戸〜苫小牧、仙台〜苫小牧などの航路があります。マイカー・バイク同乗が可能で、キャンピングカー旅行などにおすすめです。

2. 観光船・クルーズ

各地で観光用のクルーズ船も運航されています。
松島湾クルーズ(宮城)や、十和田湖遊覧船(青森・秋田)知床観光船(北海道)など、湖や海からの絶景体験が楽しめます。

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地域別おすすめ移動スタイル

北海道・東北の観光コース

北海道エリアのモデルコース

1. 定番!道央周遊 4日間コース

札幌・小樽・富良野・美瑛をめぐる自然と街の融合旅

1日目:新千歳空港 → 札幌市内観光(大通公園・時計台・すすきの)
2日目:札幌 → 小樽(運河・北一硝子・寿司) → 札幌泊
3日目:札幌 → 富良野(ファーム富田) → 美瑛(青い池・パッチワークの丘)
4日目:美瑛 → 新千歳空港

2. 大自然と野生動物!道東 5日間コース

知床・釧路湿原・摩周湖をめぐるエコツアー

1日目:女満別空港 → 網走(監獄博物館)
2日目:知床半島クルーズ・フレペの滝ハイキング
3日目:摩周湖・屈斜路湖・硫黄山観光
4日目:釧路湿原 → ノロッコ号で湿原散策
5日目:釧路市内観光 → 釧路空港から帰路

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東北エリアのモデルコース

1. 歴史と城下町を巡る 3日間コース(青森〜秋田)

津軽文化と温泉、自然を味わう旅

1日目:新青森駅 → 弘前城公園(桜・紅葉) → 弘前市内泊
2日目:五能線で日本海沿いを走る「リゾートしらかみ」 → 白神山地散策
3日目:男鹿半島(なまはげ館) → 秋田駅

2. 温泉三昧!山形・福島 3日間コース

秘湯とグルメを堪能できる癒し旅

1日目:山形駅 → 蔵王温泉(ロープウェイ・樹氷・温泉街)
2日目:銀山温泉(大正ロマン漂う風景)
3日目:会津若松(鶴ヶ城・七日町) → 郡山駅

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北海道・東北を横断するロングコース

1. 北海道〜青森を結ぶ縦断6日間コース

新幹線とフェリーを活用したダイナミックな周遊旅

1日目:札幌観光(円山公園・大倉山・スープカレー)
2日目:小樽観光 → 函館移動(夜景)
3日目:函館朝市 → 津軽海峡フェリーで青森へ
4日目:青森市内観光(ねぶたの家ワ・ラッセ、三内丸山遺跡)
5日目:弘前観光 → 奥入瀬渓流散策
6日目:十和田湖 → 八戸駅 → 帰路

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テーマ別観光コース

1. 冬の絶景と雪まつりを満喫(北海道・東北)

12月〜2月におすすめ

札幌雪まつり旭川冬まつり弘前雪灯籠まつり蔵王樹氷ライトアップなど、
冬季限定の幻想的なイベントをつなぐ旅程がおすすめです。

2. 桜めぐりと歴史探訪の旅

4月〜5月の春限定コース

松前公園(北海道)弘前城(青森)北上展勝地(岩手)白石川堤一目千本桜(宮城)といった桜の名所を南下する形で巡るルートです。

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