四季折々の美しい厳美渓
厳美渓は、春夏秋冬それぞれに異なる魅力を放つ景勝地です。特に紅葉の見頃は10月中旬から11月中旬、桜の見頃は4月下旬から5月上旬です。
春:満開の桜と雪解け水が流れる美しい風景。
夏:涼しげな渓流のせせらぎを聞きながらの散策。
秋:紅葉に彩られた山々の眺め。
冬:水墨画を思わせる景色。
古くから親しまれる景勝地
古くから景勝地として親しまれてきた厳美渓は、仙台藩主・伊達政宗も松島とともに「我が領土の二大景勝地」と絶賛したほどの美しさです。その神秘的な大自然の造形美とエメラルドグリーンの水流で、年間100万人以上が訪れる人気スポットです。国の名勝及び天然記念物に指定されています。
空飛ぶだんごと共に味わう
厳美渓の名物「空飛ぶだんご」として知られる郭公だんごは、渓流を挟んだ対岸のお店からワイヤーロープを使って運ばれてきます。籠に代金を入れると、あん・ごま・みたらしの三本セットのだんごとお茶が降りてきます。まるで空飛ぶようなだんごは、渓谷の風景とともに楽しむことができます。
近くにはカフェメニューが充実した「いつくしだんご」もあり、お土産選びや休憩にも最適です。自分好みのだんごを見つけてみてください。
スリルな吊り橋
厳美渓には唯一の吊り橋である御覧場橋があり、橋からの眺めは絶景です。上流には迫力ある奇岩や巨岩が広がり、下流には穏やかな深淵などの風景が広がっています。吊り橋ならではの一歩踏み出すごとにゆらゆらと揺れるスリルも体感できます。
周辺スポットも充実
厳美渓温泉、甌穴、小松滝観音堂、御覧場橋、温泉神社、貞山桜などもあり、周辺を散策するのもおすすめです。厳美渓は四季折々に魅力を放つ、一関エリアを代表する人気スポットです。