左右宮拝殿
1699年に上棟した。左右宮拝殿の奥には東西に並列する左宮本殿・右宮本殿が建つ。
別宮拝殿
1699年に上棟した。
志波彦神社
塩竈桜
鹽竈神社の境内にしかない、花弁が約40片からなる大輪の八重ザクラ。薄桃色の花を咲かせる。
歴史は古く、平安時代には知られていて、「鹽竈神社の塩竈ザクラ」として国の天然記念物に指定されている。
奥州一宮として祟敬をあつめ、とりわけ安産守護、海上安全、大漁満足の神として信仰を集めている。“塩竈さま”の名で親しまれる。全国にある鹽竈(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)神社の総本社。
眺望のよい海に面しており、鹽竈桜、蝋梅(ろうばい)、多羅葉(たらよう)なども見事。
社殿14棟と鳥居1基が重要文化財に指定されている。
これら社殿は、仙台藩4代藩主伊達綱村の時、1695年(元禄8年)に地鎮が行われ、5代伊達吉村の時、1704年(宝永元年)に竣工したものである。
鹽竈神社境内にある31本が「鹽竈神社の塩竈ザクラ」の名称で国の天然記念物に指定されている。花は八重で花の色は薄桃色。 春には花弁が約40片からなる大輪の花が咲く。
境内には明治時代より1871年に志波彦神社も鎮座した。
境内へと続く表坂。202段の石段が続く。
鹽竈神社(しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市に位置する歴史ある神社で、塩竈の神として広く信仰されています。日本神話において海の神として知られる塩土老翁命(しおつちおじのみこと)を主祭神として祀り、海上安全や漁業の守護神として多くの参拝者が訪れます。
鹽竈神社の創建は、平安時代初期に遡り、延暦19年(800年)に創建されたと伝えられています。平安時代以降、東北地方の重要な信仰の中心地として栄え、源頼朝や伊達政宗などの歴史的な人物も参拝しました。
江戸時代には、徳川家の庇護を受け、社殿の修築や祭祀の整備が行われました。明治時代に入ると、神仏分離令により神道の独立した神社として再編成され、今日に至ります。
鹽竈神社の本殿は、江戸時代に再建されたもので、その美しい木造建築が特徴です。本殿は三殿構造を持ち、それぞれに塩土老翁命、別雷命(わけいかづちのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が祀られています。境内には、樹齢1000年を超える御神木や、美しい庭園が広がり、訪れる人々を魅了します。
鹽竈神社は、海上安全、漁業の繁栄、航海の守護神として信仰されています。特に、漁業関係者や海運業者にとって重要な神社であり、船の安全祈願や豊漁祈願のために多くの参拝者が訪れます。また、境内には安産や子育て、縁結びにご利益があるとされる神社もあり、多くの人々が願掛けに訪れます。
鹽竈神社では、年間を通じて多くの祭りや行事が行われます。その中でも、毎年7月に行われる「鹽竈祭り」は特に有名です。この祭りでは、神輿が町内を練り歩き、多くの観光客が訪れます。また、1月には「どんと祭」が行われ、古いお守りやお札を焚き上げる神事が行われます。
鹽竈神社へのアクセスは、JR東北本線の塩釜駅から徒歩圏内にあり、非常に便利です。また、塩竈市内には多くの観光スポットや宿泊施設があり、神社巡りの拠点として最適です。
鹽竈神社の見どころとして、国の重要文化財に指定されている本殿や、多くの神事が行われる神楽殿があります。また、境内には美しい庭園や、四季折々の自然を楽しむことができる遊歩道が整備されており、訪れる人々に癒しと安らぎを提供します。
鹽竈神社は、古代から続く深い歴史と信仰を持つ神社です。美しい境内と歴史的な建造物を巡りながら、神話の時代に思いを馳せることができます。また、豊かな自然に囲まれた神社は、訪れる人々に心の安らぎを提供します。鹽竈神社を訪れることで、日本の伝統文化と自然の美しさを深く感じることができるでしょう。
1699年に上棟した。左右宮拝殿の奥には東西に並列する左宮本殿・右宮本殿が建つ。
1699年に上棟した。
鹽竈神社の境内にしかない、花弁が約40片からなる大輪の八重ザクラ。薄桃色の花を咲かせる。
歴史は古く、平安時代には知られていて、「鹽竈神社の塩竈ザクラ」として国の天然記念物に指定されている。
開閉門時間
3月~10月 午前5時~午後6時まで
11月~2月 午前5時~午後5時まで
参拝自由
仙石線本塩釜駅から徒歩で15分