南会津の山中に、寄棟造りの建物が田園の中の旧街道と直角に整然と並び、江戸時代の景観がそのまま残る、
会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の宿駅のひとつとして栄えた「半農半宿」の宿場町。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定。
大内宿本陣跡には、下郷町町並み展示館があり、民宿や土産物屋、蕎麦屋などが多数立ち並ぶ。
特に蕎麦に関しては、高遠そばの名で知られており、箸の代わりにネギを用いて蕎麦を食べる風習がある。
大内宿雪まつりでは、江戸時代の宿場の家並みという地域の個性を生かし、時代風俗仮装大会など、多彩な催しをおこなう。
夜になると、各家の前には雪灯籠の中にろうそくの灯りがともされ、幻想的な雰囲気に包まれる。
会津鉄道湯野上温泉駅から車で15分[6km]
東北道白河ICから国道118号経由を車で60分