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五色沼

(ごしきぬま)

見るたびに色が変わる 神秘の湖沼群

五色沼は、福島県北塩原村にある磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域に点在する大小30余りの小湖沼群です。緑、赤、青など、様々な色の湖沼が織りなす美しい景観は、磐梯朝日国立公園に指定されています。

1888年の磐梯山が噴火した際に、小磐梯を含む北側が水蒸気爆発によって山体崩壊し、岩なだれが川をせき止め、このエリアに数百の湖沼が形成されました。

エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーなど、流入している火山性の水質の影響や、植物・藻などにより、水の色が湖沼によって異なる不思議な場所で、「神秘の湖沼」と言われます。特に青沼は自然が作り出したとは思えないほど美しい色を見せます。

散策路が整備されていて、コバルトブルーの瑠璃沼や、磐梯山の眺めがよい毘沙門沼、水中植物が美しい模様を描く弁天沼など、変化に富んだトレッキングコースです。最も大きな毘沙門沼では手漕ぎボートを楽しむことができます。2016年にはミシュラン・グリーンガイドで1つ星に認定されました。

磐梯山が噴火し、数百の湖沼が形成

1888年(明治21年)7月15日、磐梯山が噴火し、山体の北側に位置する小磐梯が山体崩壊を起こしました。この時、岩屑なだれが川をせき止め、数百の湖沼が形成されました。

大きな湖沼としては秋元湖、小野川湖、桧原湖があり、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群や地域が五色沼と呼ばれています。この湖沼群は、流入する火山性の水質や植物、藻などの影響で緑、赤、青など様々な色彩を見せることが特徴です。これが名称の由来となっています。

山体崩壊の後、荒れた地域を再生させるため、遠藤現夢が私財を投じて植林を始めました。これがきっかけで五色沼は観光地化され、現在では散策路が整備され、宿泊施設が集まるなど観光地として発展しています。

Information

名称
五色沼
(ごしきぬま)
Goshikinuma (Five Color Swamp)
リンク
公式サイト
住所
福島県北塩原村
電話番号
0241-32-2349
アクセス

磐梯東都バスにて磐越西線猪苗代駅より約25分、喜多方駅より約60分

エリア
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カテゴリ
滝・湖沼・池・ダム

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