和歌山県には熊野古道、高野山、桃源郷などの観光スポット、天神祭、七夕まつり、青葉まつりなどの観光イベント、和歌山ラーメン、釜揚げしらす、笹寿司などのご当地グルメがあります。
和歌山県は紀伊半島の西側に位置する県です。紀伊の国といわれ、江戸時代には御三家のひとつである紀州徳川家が支配していた土地です。県の南部に山地が広がっていることから木の国ともいわれます。
紀州徳川家の居城である和歌山城は本丸と二の丸が和歌山城公園となっており、大小天守群と櫓や門、大手門などが復元されて観光の名所となっています。
また和歌山県は根来衆という忍者集団の中心となった根来寺もあります。戦国時代に根来寺にいた僧兵がやがて根来衆となり歴史に名をはせており、戦国時代の歴史ファンにとって興味深い土地です。
熊野三山、高野山、吉野大峯、熊野参詣道、高野山町石道、大峯奥駈道から構成される紀伊山地の霊場と参詣道は世界遺産となっており、和歌山県も含まれます。そのため和歌山県世界遺産センター展示施設などもあり、熊野の歴史や自然を学ぶことができます。
平安時代に弘法大師空海が修行の場として開いたといわれる高野山は、京都の比叡山と並ぶ信仰の山です。現在は壇上伽藍を中心として寺院などが集まり、高野山真言宗総本山金剛峯寺をはじめ高野山の寺院は117にもなっています。
その多くが宿坊となっており、観光客も宿坊に泊まって精進料理や客室、お風呂などを味わうことができます。庭園など宿坊ごとに特徴があるため、どの宿坊を選ぶかといった楽しみがあります。
歴史や自然を楽しむだけでなく和歌山市毛見沖の和歌山湾の人工島には和歌山マリーナシティというリゾート地が建設され、「ポルトヨーロッパ」「ロイヤルパインズホテル」といった施設やヨット倶楽部があり、百万人以上の入居者がいます。
和歌山には、和歌山県で生まれて全国に広がった物産があります。そのひとつである高野豆腐は、豆腐を凍結乾燥させた保存食で、精進料理として全国に広まったといわれています。
梅干しは和歌山県の特産品であり、みなべ町や田辺市で生産される梅干しは南高梅と呼ばれる品種のウメを使って作られ最高級品として県の推薦優良土産品にもなっています。梅干しが好きな人は観光のお土産にしたい一品です。
アドベンチャーワールドは、動物園・水族館・遊園地の3つを併せ持つ全国でも珍しいスタイルのテーマパークです。人間(ひと)と動物と自然とのふれあいをテーマに、海と陸の動物が約1550頭羽、自然のままに生きる姿を間近に見ることができます。 ジャイアントパンダ 数頭のジャイアントパンダが飼育されており、大半がアドベンチャーワールド産まれです。屋根の無い空間で自由に過ごすパンダの姿を見ることができます。 サファリワールド サファリワールドでは、列車型のケニア号に乗り、1周約1500メートル(約25分)で放し飼いの全ての草食動物や肉食動物を見物できます。ライオンやクマなどの猛獣ゾーンを除いて歩いて...»
原生林に囲まれた、神秘あふれるパワースポット 和歌山県那智勝浦町に位置する那智の滝は、日本を代表する名瀑のひとつとして広く知られています。落差は約133メートル、幅は13メートルに及び、日本一の落差を誇る直瀑として圧倒的な存在感を放っています。 その壮大な景観と歴史的価値から、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されており、国内外から多くの観光客や巡礼者が訪れる名所です。豊かな自然と信仰が融合したこの滝は、単なる景勝地を超えた神聖なパワースポットとして人々の心を惹きつけています。...»
白砂と碧い海が織りなす関西屈指のリゾートビーチ 白良浜は、和歌山県白浜町に位置する、美しい白砂が広がる弓状の海岸です。約620メートルにわたってなだらかな弧を描く砂浜は、真っ白でサラサラとした砂とエメラルドグリーンの海が調和し、訪れる人々を魅了します。その景観はまるで南国のリゾートを思わせ、関西を代表する海水浴場として広く知られています。 南国のような景観とリゾート気分 白良浜の魅力のひとつは、海岸沿いに並ぶヤシの木と開放感あふれる景観です。この風景は、友好姉妹浜であるハワイのワイキキビーチを彷彿とさせ、日本にいながら南国のリゾート気分を味わうことができます。青い海と白い砂浜のコントラス...»
神聖な滝を御神体とする特別な聖地 飛瀧神社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する神社で、古くから信仰を集めてきた神聖な場所です。この神社の最大の特徴は、一般的な神社とは異なり、本殿や拝殿を持たない点にあります。御神体は、あの名高い那智の滝そのものであり、訪れる人々は滝そのものを直接拝むという、極めて原始的かつ神秘的な信仰形態を今に伝えています。 自然崇拝の姿を今に残す信仰 飛瀧神社では、滝の前方約200メートルの位置に神籬(ひもろぎ)を立て、そこを拝所としています。参拝者はこの場所から荘厳な滝の姿を仰ぎ見ながら祈りを捧げます。人工の建築物ではなく、自然そのものを神として崇めるこの...»
熊野古道の面影を色濃く残す神聖な石畳の道 大門坂は、和歌山県那智勝浦町に位置する熊野古道の名所であり、古来より多くの巡礼者が歩んできた歴史ある参詣道です。苔むした石段と深い杉木立に囲まれたこの坂道は、熊野古道の中でも特に当時の面影を色濃く残す場所として知られています。現在では観光地としても人気が高く、静寂と神秘に包まれた空間を体感できる貴重なスポットとなっています。 世界遺産に登録された「道」の価値 大門坂は、熊野三山へと続く巡礼路である熊野古道(熊野参詣道)中辺路の一部を成し、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。約1000年以上にわたり、多くの人々が信仰の道...»
和歌山県和歌山市の沖合、紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島は、地ノ島・虎島・神島・沖ノ島の4つの島々から成る無人島群です。瀬戸内海国立公園の一部に位置し、豊かな自然と歴史的遺構が共存する独特の景観が広がっています。晴れた日には淡路島や六甲山系を望むことができ、その美しい眺望とともに、訪れる人々を非日常の世界へと誘います。 軍事要塞としての歴史とその名残 友ヶ島は、古くから大阪湾を守る重要な拠点として知られていました。特に明治時代以降は旧日本陸軍によって由良要塞の一部として整備され、島内には砲台や弾薬庫、兵舎などの軍事施設が築かれました。最盛期には約600人もの兵士が駐屯し、一般人の立ち入りが禁止される...»
天空に広がる神聖な宗教都市 和歌山県北東部、標高約800〜900mの山上盆地に広がる高野山は、約1200年以上にわたり人々の信仰を集めてきた、日本を代表する霊場です。周囲を1,000m級の山々に囲まれたこの地は、まるで蓮の花が開いたような地形をしており、古くから仏教的な理想世界を象徴する場所として大切にされてきました。 一見「山」と呼ばれていますが、実際には単独の山ではなく、全域が寺院の境内とされる一山境内地という特別な空間です。その中心には真言密教の総本山である金剛峯寺があり、117もの寺院が立ち並ぶ宗教都市として発展してきました。 弘法大師空海が開いた聖地の歴史 空海の理想から始ま...»
金剛峯寺は、和歌山県伊都郡高野町に位置する高野山真言宗の総本山であり、日本仏教を代表する聖地のひとつです。正式には「高野山金剛峯寺」と称され、高野山全体を象徴する存在として知られています。標高約800メートルの山上盆地に広がる高野山は、周囲を1,000メートル級の山々に囲まれた神秘的な地形を持ち、古来より信仰の対象とされてきました。 この地は、単なる一寺院ではなく、100以上の寺院が集まる宗教都市であり、「一山境内地」として山全体が寺域とみなされています。静寂に包まれた境内には、長い歴史と深い信仰が今もなお息づいており、訪れる人々に心の安らぎと精神的な感動を与えてくれます。 弘法大師空海と...»
悠久の歴史と海景が織りなす日本屈指の名湯 南紀白浜温泉は、和歌山県白浜町に広がる歴史ある温泉地で、日本を代表する古湯のひとつとして知られています。その歴史は非常に古く、飛鳥時代にはすでに歴代天皇が訪れていたと伝えられており、「日本三古湯」のひとつに数えられています。古い文献では「牟婁(むろ)の湯」と呼ばれ、古代から多くの人々に愛され続けてきました。 歴史に名を刻む由緒ある温泉地 南紀白浜温泉の名は、『日本書紀』に記された658年から701年の記録に登場し、当時の天皇が訪れたことが記されています。また、『万葉集』にも「牟婁の湯」として詠まれており、その歴史の深さを物語っています。古代には貴...»
熊野信仰と観音信仰が融合する霊場 青岸渡寺は、和歌山県那智勝浦町の那智山に位置する歴史ある寺院で、隣接する熊野那智大社とともに発展してきた特別な宗教空間です。西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られ、現在も多くの巡礼者や参拝者が訪れる日本有数の霊場となっています。豊かな自然と深い信仰が融合したこの場所は、日本の精神文化を象徴する存在といえるでしょう。 世界遺産にも登録された歴史的価値 青岸渡寺は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部に登録されています。これは熊野古道とともに、長い年月にわたり信仰の道として人々に歩まれてきた歴史的価値が認められたものです。自然と...»
熊野川の支流である大塔川に沿って、北岸に旅館や食堂、共同浴場が連なる素朴な湯。 この辺りの大塔川500メートル程の区間は川底から温泉が湧く珍しいスポット。 河原の砂を掘ればたちどころに温泉が湧き、スコップで掘って自分だけのオリジナル露天風呂が作れる。 日中は川遊びをしたり、豊かな自然を眺めながら湯に浸かり、夜は石を枕に月を眺め、川のせせらぎを聞きながら、湯にひたる情緒はひとしおの感がある。 湧き出る温泉の泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉。源泉は73℃以上で、川の水が混ざり合い、程良い温泉ができあがる。 川の流れの中にも湯が湧いていて、川底から気泡が上がるのが見える。 ...»
神話と自然が融合する神聖な霊場 熊野那智大社は、和歌山県那智勝浦町の那智山中腹に鎮座する由緒ある神社で、熊野三山の一つに数えられます。古来より熊野信仰の中心地として栄え、現在も全国から多くの参拝者や観光客が訪れる日本有数の聖地です。周囲を深い山々の緑に囲まれた境内には、鮮やかな朱塗りの社殿が建ち並び、神聖で荘厳な雰囲気を漂わせています。 主祭神とご利益 熊野那智大社では、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とし、「熊野十二所権現」を祀っています。熊野夫須美大神は、神話に登場するイザナミノミコトの別名ともされ、生命の根源や再生を象徴する神として信仰されています。そのため、無病息...»
熊野信仰の原点に立つ神聖なる総本宮 熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に鎮座する由緒ある神社であり、熊野三山の一つとして広く知られています。全国に数多く存在する熊野神社の総本山にあたり、日本の信仰史において極めて重要な位置を占める聖地です。深い山々に囲まれた静寂な環境の中にあり、訪れる人々に厳かな雰囲気と心の安らぎを与えてくれます。 熊野三山の中心としての存在 熊野本宮大社は、熊野速玉大社、熊野那智大社とともに「熊野三山」を構成し、その中でも特に古式ゆかしい趣を色濃く残しています。古来より多くの人々がこの地を目指し、信仰の道を歩んできました。自然と信仰が一体となったこの場所は、日本人の...»
夕陽と奇岩が織りなす南紀白浜の象徴的景観 円月島は、和歌山県白浜町の臨海浦に浮かぶ小島で、南紀白浜を代表する景勝地として広く知られています。島の中央にぽっかりと開いた円形の穴が特徴的で、その独特の姿は訪れる人々に強い印象を与えます。白浜温泉エリアのシンボルともいえる存在であり、四季を通じて多くの観光客が訪れる人気スポットです。 正式名称と呼び名の由来 円月島の正式名称は高嶋(たかしま)といいます。しかし、1900年頃に温泉案内などで「円月島」という名称が用いられるようになり、その特徴的な見た目から現在ではこの通称が広く定着しました。中央に開いた穴がまるで満月のように見えることから、この美...»
太平洋を望む広大な岩畳の絶景 千畳敷は、和歌山県白浜町に位置する雄大な自然景観で、太平洋に向かって大きく広がる白い岩盤が特徴の観光名所です。その名の通り、まるで畳を千枚敷き詰めたかのように見える広大な岩場が広がり、訪れる人々に圧倒的なスケール感を与えます。白浜を代表する景勝地のひとつであり、自然の造形美とダイナミックな海の風景を同時に楽しめる魅力的なスポットです。 名前の由来と印象的な景観 千畳敷という名称は、その広さが「千枚の畳を敷けるほど」であることに由来しています。実際に足を踏み入れると、平坦で広々とした岩盤が視界いっぱいに広がり、自然が生み出したとは思えないほど整った景観に驚かさ...»
荒波が刻み上げた壮大な断崖絶壁 三段壁は、和歌山県白浜町に位置する、太平洋に面した壮大な断崖絶壁の景勝地です。高さ約50メートル、南北におよそ2キロメートルにもわたって続くこの海岸は、荒々しい自然の力によって形づくられた圧巻の景観を誇ります。平草原の丘陵地がそのまま海へと切れ落ちるような地形は迫力に満ち、訪れる人々に強い印象を残します。 三層に見える独特の地形 三段壁という名称は、断崖が三層に重なっているように見えることに由来しています。長い年月をかけて波の浸食を受けた岩肌は複雑な表情を見せ、場所によって異なる層が現れることで、独特の景観を生み出しています。この地形は自然の造形美そのもの...»
波音と歴史が響き合う神秘の地下空間 三段壁洞窟は、和歌山県白浜町の名勝・三段壁の地下に広がる壮大な海蝕洞窟であり、自然の力と歴史ロマンが融合した魅力あふれる観光スポットです。地上の断崖絶壁からは想像もつかないほどダイナミックな地下空間が広がり、訪れる人々に驚きと感動を与えてくれます。波の侵食によって長い年月をかけて形成されたこの洞窟は、まさに大自然が生み出した芸術作品ともいえる存在です。 地下36メートルへ ― 洞窟探検の始まり 三段壁洞窟の見学は、専用のエレベーターを利用して地下へと降りるところから始まります。地上からわずか約24秒で地下36メートルの洞窟へ到達し、そこには非日常の世界...»
天正13年(1585)豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりです。徳川家康の第十男頼宣が入城して城郭の大改修を行ない、明治維新までの250年間徳川御三家の居城として偉容を誇り、その天守閣の華麗な姿は維新後においても、国宝に指定されていたが、惜しくも戦災により焼失した。現在の天守閣は、昭和33年再建されたものであるが、静水を湛える内堀や城郭を巡らす石垣は400年の歴史をそのままに伝えて居り、往時の隆盛を偲ばせるに充分な遺構である。国指定 概要 和歌山城は、和歌山県和歌山市に位置する歴史的な城で、日本の名城の一つとして知られています。紀伊国を支配した徳川御三家の一つ、紀州徳川家の居城として有...»
和歌山県新宮市に鎮座する神倉神社は、熊野信仰の原点ともいわれる特別な聖地です。熊野三山の一つである熊野速玉大社の摂社でありながら、その歴史はさらに古く、神々が最初に降臨した地として語り継がれています。神倉山(権現山)の中腹に位置し、巨岩をご神体とする原始的な信仰の姿を今に伝える、全国的にも貴重な存在です。 熊野信仰発祥の地としての神聖な存在 神倉神社は、熊野の神々が最初に地上へ降り立った場所とされる、いわば熊野信仰の発祥地です。後に麓に社殿が造られた熊野速玉大社に対し、こちらは「元宮」とも称され、古代の自然崇拝の姿を色濃く残しています。 特に注目されるのが、山上に鎮座する「ゴトビキ岩」と...»
熊野速玉大社は、和歌山県新宮市に鎮座する由緒ある神社であり、熊野三山の一つとして広く知られています。熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野那智大社、そして本社を指し、古来より多くの人々の信仰を集めてきた日本屈指の霊場です。 また、熊野速玉大社は全国に数千社ある熊野神社の総本宮とされ、熊野信仰の中心地として重要な役割を担っています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録され、その歴史的価値と文化的意義が国際的にも高く評価されています。 創建の歴史と熊野信仰の広がり 熊野速玉大社の創建は非常に古く、神話の時代にまでさかのぼると伝えられています。もともとは、神々が最初に降...»
つぼ湯は、和歌山県田辺市・湯の峰温泉に位置する歴史ある温泉であり、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部として登録されています。特筆すべきは、実際に入浴できる世界遺産としては世界で唯一の存在であるという点です。 約1800年の歴史を持つとされる湯の峰温泉の中心的な存在であり、古くから熊野詣の巡礼者にとって、心身を清める「湯垢離(ゆごり)」の場として重要な役割を果たしてきました。 歴史と熊野詣との深い関わり つぼ湯の起源は古代にまでさかのぼり、4世紀頃に発見されたと伝えられています。奈良時代や平安時代にはすでに知られた温泉地となり、歴代の上皇や貴族が行う熊野御幸によって...»
日本最古の湯として受け継がれる癒しの聖地 和歌山県田辺市の山あいにひっそりと佇む湯の峰温泉は、約1800年という長い歴史を誇る、日本最古の温泉のひとつとして知られています。熊野の自然に抱かれたこの温泉地は、古来より熊野詣の旅人たちにとって身を清め、心身を癒す「湯垢離(ゆごり)の場」として重要な役割を果たしてきました。 静かな谷あいに広がる温泉街は、どこか懐かしい湯治場の風情を今に残し、訪れる人々にゆったりとした時間を提供してくれます。熊野の信仰と深く結びついたこの地は、単なる観光地ではなく、祈りと再生の文化が息づく特別な場所なのです。 約1800年の歴史と熊野詣との深い関わり 湯の峰温...»
川の中に現れる冬限定の大露天風呂 仙人風呂は、和歌山県田辺市本宮町の川湯温泉に位置する、冬季限定の巨大な露天風呂です。大塔川の清流の中に造られるこの温泉は、自然と一体となった特別な入浴体験ができることで知られています。川原を掘れば温泉が湧き出るという珍しい地形を活かし、まるで仙人が入る湯のような幻想的な風景から、この名が付けられました。 川湯温泉ならではの自然の恵み 川湯温泉は、川底から温泉が湧き出る全国でも珍しい温泉地です。川の中に立つと、足元から温かい湯が湧き上がり、場所によっては気泡が上がる様子を見ることもできます。この自然現象を活かして作られたのが仙人風呂であり、まさに自然の力が...»
”和歌山ラーメン”は、主に県北部のラーメン店や大衆食堂で出されるご当地ラーメンで、地元では”中華そば”の呼び名で親しまれている。こってりとした豚骨しょうゆ味スープに、しょうゆで煮込んだチャーシュー、メンマ、かまぼこなどをのせて、 ねぎやもやしのトッピングを少量加えるだけと、外観はシンプルなものが多い。和歌山ラーメンを出す多くのお店では、テーブルの上に100~150円程度で購入できる”早なれ寿司”がおいてあり、ラーメンと一緒に食べて楽しむ風習があるという。...»
ひと口大に切った鯨をしょうが汁としょうゆで下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げる料理。戦後、貴重なタンパク源として日本の食卓を支えた鯨料理の代表的なメニューだ。日本における本格的な捕鯨の起源は、江戸時代の和歌山県太地町(たいじちょう)とされるが、奈良時代の文献に鯨肉贈答の記述があることから、鯨を食べる習慣はより古くからあったとされる。現在でも「鯨の竜田揚げ」が学校給食で出されるなど、鯨の食文化は脈々と受け継がれている。...»
和歌山に古くから伝わる郷土料理の一つ。800年以上の歴史があるとされ、昔から有田・日高地方の人々が秋祭りなど地域の行事食として作り、その技術を伝承してきた。サバをすし飯にのせ、あせの葉で巻いた後、すし桶にきっちり詰め、重しをかけ4日ほどおいて食べる。独特の香りを持つ「本なれ寿司」は、発酵されて表面にうっすらとカビが生えたものが旨いとされる。一般的な「早なれ寿司」は初めての人でも食べやすく、地元では中華そばなどと一緒に食べる習慣がある。他にも和歌山では、鮎やさんまを使ったなれずしも有名。...»
柿の葉の殺菌作用を利用した保存食として、昔から作られてきた“柿の葉寿司”。現在でも紀北地方では、祭りや祝い事の際に欠かせない料理として親しまれている。じんわり熟成されたネタの味わい深さ、甘めのシャリ、柿の葉のほのかな香りが楽しめる逸品。ひと口サイズで食べやすく、箱の中に柿の葉に包まれた寿司がきれいに並んだ見た目がかわいらしいと、おみやげとしても人気が高い。サバやアユなどネタはお店により異なるので、お気に入りを見つけるのも楽しい。 柿の葉寿司は、和歌山県の伊都地方で愛される伝統料理です。この地域は柿の名産地で、富有柿やたねなし柿が育ちます。江戸時代に生まれた柿の葉寿司は、寿司飯に具材を載せ、紅...»
和歌山県の高野山に点在する宿坊で味わえる植物性の素材のみで作られた料理。宿坊は、本来、修行中の僧侶が寝泊りする場所だったが、平安時代の寺社参詣の普及により、一般の参詣者を受け入れるようになって以来、大衆化が進み、現在では露天風呂を楽しめる宿坊まで見られるようになった。高野山の”精進料理”ではずせないのが高野豆腐とごま豆腐。この2品は肉食の戒めがある料理において、貴重な蛋白源となっており、宿坊によって味や見た目に様々な工夫がなされている。高野山の食文化の歴史を感じながら、味わってもらいたい。...»
熊野灘の荒潮でもまれて身が引き締まった脂の少ないサンマを丸々1匹使って作る和歌山県の郷土料理。新鮮なサンマの内臓と脊椎をとりのぞき、塩をふって1日置いたのち、ダイダイやゆずといった柑橘系の風味をつけた酢に漬ける。サンマが漬け終わったら、酢飯を巻いて形を整え、そのまま一晩置き、味を馴染ませてから食べる。”サンマ寿司”は酢の香りは強いが、柑橘系の風味が加わることによって、さっぱりとした味わいが心地よい。家庭によっては、サンマの腹にご飯をつめて数ヶ月発酵させ、なれ寿司にすることもあるようだ。...»
高菜の漬物をみりんやしょうゆなどで調味し、その高菜の葉でご飯を包む郷土寿司。高菜のシャキシャキとした歯応えと香りが、ご飯に良く合う。それぞれの家庭に受け継がれる高菜を使った懐かしいお寿司は「ふるさとおにぎり百選」や「おにぎり百選」にも選定されている。 山仕事や畑仕事の合間に食べる弁当として作り始めたのが起源とされる。名の由来は、「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」、あるいは「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたなど諸説ある。当時は手短に食べ終えられるように大きく作られていたが、今では食べやすいように小さいサイズで作られている。お土産や駅弁としても有名で、各地の百貨店における...»
3月下旬から5月にかけて和歌山市や湯浅町で最盛期を迎えるシラス漁。友ヶ島から日ノ岬沖までの紀伊水道では、カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシの稚魚が水揚げされ、特に和歌山市加太や湯浅町は県内有数のシラス産地。湯浅町は「バッチ網」漁法で有名。網目が1mmほどの細かい網を使い、魚群を囲むこの方法が「バッチ網」と呼ばれている。 湯浅町では、シラス漁で県内一の水揚げ量を誇り、「しらす丼」が名物となっている。水揚げされた新鮮なシラスは、大釜で塩ゆでされ、その後よしずに広げて天日干し。これをごはんに載せて食べるのが「しらす丼」で、湯浅醤油や金山寺味噌を添えて楽しむこともある。釜揚げシラスは通年店頭に並...»
グロテスクな見かけとは違い、脂がのった美しい白身が、上品で深みのある味わいの高級魚クエ。ゼラチン質が豊富に含まれた皮やアラの味は一度食べると忘れられない味と言われる。そんなクエを隅々まで堪能するなら「クエ鍋」が一番。クエのアラから滲み出た旨味がダシ汁と調和し、上品なクエの身の美味しさを更に引き上げる。スダチやもみじおろし、きざみネギを好みで入れたポン酢でさっぱりと頂きたい。一通り食べ終わった後の鍋には良いダシがでているので、薄口の味付けをして溶き卵や刻みネギを加えれば絶品の雑炊も出来上がる。...»
紀州熊野沖で獲れる新鮮なエソやグチの魚肉をすり身にして焼き上げた紀州田辺の代表的な特産品。伝統の蒲鉾製法を使い、魚の味を生かしながら調味を施して丹念に焼きしめた“なんば焼き”は淡白で上品な味わい。真ん中に日の丸のような焼き目が入り、なんばきび色をしていることから、あるいは、南蛮渡来の製法であることから「南蛮焼」と呼ばれ、紀南地方では高級蒲鉾の代名詞。歯ごたえを楽しむ為に1cm強ほどの厚めに切ってそのまま食べるのがお勧め。わさび醤油や海苔などをつけると一層美味しくなる。...»
和歌山県御坊市の名物、”せち焼き”とは、焼そばを、小麦粉を使わずに卵だけで固め、お好み焼き状にまとめたものである。「せちがう」という御坊弁に由来し、約45年ほど前、和歌山県御坊市でお好み焼き屋を営み始めた「せち焼きの店 やました」が発祥店だ。もともとは駄菓子屋として鉄板焼きを提供しており、お客さんに「やきそば、卵でせちごうて」との注文を受け、試行錯誤して作ったのが始まりだったといわれている。ちなみに「せちがう」とは、御坊弁で「無茶苦茶にする」、「いじめる」といった意味である。...»
日本でも有数の鮪の水揚げ量を誇る那智勝浦町。漁獲高とともに、しっかりとした味に定評があるのがここで獲れる鮪の特徴だ。その中とろ部分をカツ丼のように見立てたのが、この鮪中とろカツ丼。サクッとした衣をかじると、レアで仕上げられたとろけるような柔らかみに出会う。食感による演出の後に鮪の旨みが広がっていくので、一度で2回愉しむことができるのが嬉しい。添えられた特製の土佐酢ジュレはあっさりとした味わいで、後味を爽やかなものにしてくれる。...»
太刀魚を骨ごとすり潰したすり身で作った和歌山の特産品“ほねく”。太刀魚が豊富に漁獲される紀州有田地方では「ほね天」の名前でも親しまれている。正式名称は「骨くり天ぷら」。新鮮な太刀魚の頭と内臓を取り除いき、洗浄して骨ごとミンチにする。摺りあがった身の形を整えて、約180℃の油で中心まで加熱してこんがり揚げて出来上がる。魚を骨ごと使用しているので、カルシウムも豊富でコリコリとした食感が楽しめる。そのまま酒の肴などで食べられる以外に、おでんダネに使われることもある。...»
うどんと梅干しの爽やかなコンビネーション。程よい塩分で仕上げた『うす塩味梅』と『しそ漬梅』。皮が薄く、果肉が厚い最高級南高梅を使った2種類の梅干しを、つるりとなめらかな喉ごしの梅うどんである。すがすがしい香りで食欲をそそる梅には、疲労回復や消化を助けてくれるクエン酸がたっぷり。気分をリフレッシュさせる効果があると言われている。うどんは冷・温どちらでもお好みで。麺の上に、うす塩梅をひと粒のせれば、すっきりとした酸味が、おいしさをより一層引き立つのである。...»
塩分約8パーセントと、うす塩甘口な味に仕上げた紀州南高梅。それをひと粒ひと粒、函館産の白板昆布で丁寧に手巻きに。昆布は中の梅が透けて見えるほどに薄くスライスされており、とても柔らかい。薄いながらも歯ごたえがあるため、肉厚でジューシーな梅とともに食べると絶妙な食感を味わえる。昆布の風味を吸収した、梅の控えめなすっぱさは病みつきになること請け合いだ。酒のつまみやご飯のおかずのほか、お茶漬けに入れてもおいしい。...»
紀伊半島の東に位置し、熊野灘に面した太地は、国内捕鯨の発祥の地といわれる港町。現在のクジラ漁には厳しい規制があるが、地元のクジラ文化を保護するために、国際捕鯨委員会の管轄外であるゴンドウクジラの漁が続けられているため、町ではおいしいクジラ肉の料理が食べられる。クジラの肉と皮(脂部分)を薄く切ってしょうが醤油をつけて食べる刺身は、身の味わいと脂の甘みが楽しめる代表的なクジラ料理。高タンパク源でありながら、低カロリーなクジラ肉は、健康的な食品として、未だに根強い人気を持っている。...»
紀州の郷土料理の押寿司を天然の笹で包み、食べやすくした笹寿司。笹には殺菌作用があり、保存料を使わずに、寿司を保存することができる。「さばの笹寿司」は厳選した塩鯖を丁寧に骨抜きし、酸味が強すぎず、程よい甘さ加減に味付けされた逸品。香りのよい天然笹に包んだ昔ながらの本物の味は、子供から大人まで人気がある。 他には程よい甘味の酢飯と厳選鮭の相性が抜群の「しゃけの笹寿司」や紀州名物天然の太刀魚を贅沢に使用し、塩・酢・柚子のみで味付けした、さっぱりとした「たちうおの笹寿司」がある。...»
和歌山県(主に有田市)は、全国でも有数の水揚高を誇るタチウオの産地で、紀伊水道の沖合で多く漁獲されている。旬は6~8月頃で、白身のあっさりした味わいながら脂がのっており、新鮮な刺身や寿司ネタにはもちろん、塩焼きや煮魚・唐揚げなどにしても美味しくいただける。「タチウオを手軽に食べてもらえるように」と有田市内の飲食店では、数店舗でうな重ならぬ“太刀重”を提供している。見た目や味付けは店によって少しずつ異なるものの、脂ののった白身と甘辛いタレがご飯にマッチした和歌山グルメだ。...»
古くから捕鯨の文化がある和歌山県太地町。そこで食べられるクジラ料理のひとつが”クジラユッケ”だ。クセが少なく、肉質が柔らかいという特徴を持つ”ミンククジラ”の赤身は、特製のタレとよく絡めて、玉子の黄身などを混ぜるとまろやかな味になり、マグロや牛肉のユッケと比べてさっぱりとした味わいが楽しめる。好みによって、うずらの卵・ごま・ねぎなどを入れるのも良い。熱々のご飯にのせてユッケ丼にするのもオススメだ。...»
和歌山県北部地域は水はけの良い肥沃な土壌に恵まれ、古くから紀州大根の産地として知られている。紀州大根は、柔らかな肉質と瑞々しい歯ごたえで、大根の王様と呼ばれるにふさわしい。その紀州大根を原料に使用した紀の川漬は、肉質が柔らかくて旨み・糖度が高い紀州大根を、皮を剥かずに塩漬けした後、フスマの漬け床に漬け込み、あっさり薄味で仕上げた大根漬だ。紀州大根の漬物加工品としては最も優れたものとして挙げられるほどの美味しさで、発売開始後間もなく人気に火が付き、関西地区の問屋はこぞって紀の川漬を仕入れたという。...»
和歌山県南部に位置する紀南地方の代表的な磯魚「イガミ」。赤褐色で丸々とした魚で和名は「ぶだい」。いかめしい顔つきだから「武鯛」、クルクル舞うように泳ぐから「舞鯛」とも言われる。夏は甲冑類などを餌とし、冬には海草を主に食べる魚で旬は秋~冬。刺身や干物としても重宝されているが、中でも“ぶだいの煮付け”は紀南地方では昔から祭りや正月にはなくてはならないお頭つきの煮魚の一品。煮こごりとともに食べると磯の香りとこの魚独特の味わいのある大変美味しい魚料理。...»
桜色が映える小鯛の風味を生かし、上品な味に仕上がった一品。引き締まって弾力がある大ぶりの小鯛には半分に切り込みが入り、シャリも半分ずつに分けられている。絶妙な塩味が付いており、醤油なしでそのまま食べる。...»
紀伊水道のきれいな海流の循環がある和歌山沿岸で獲れるはもは、皮がやわらかく非常に食べやすくて絶品。はもは、その細長い見た目の通り大きく分けるとうなぎやアナゴと同じ仲間に属し、上品な味わいでくせもなく大変美味。暖かくなってからの6~8月あたりまでが旬であるとされる。開いて骨切りしたはもをさっと熱湯に通し氷水に落とした「はも落とし(はもちり)」は、上品で淡白な白身にあっさりした梅肉が絡んで何とも爽やかな味わい。包丁を入れた部分が花のように開いた姿も芸術的。天ぷらや吸い物などもお勧めの料理。 旬 6月 7月 8月 ...»
マグロの水揚げが日本一の那智勝浦町(平成14年度)。地域ブランドとなっている「紀州勝浦産生マグロ」は、100%はえ縄漁船によって漁獲された天然マグロであり、漁獲したマグロを一本一本丁寧に活け締め処理をした後、船内において冷水保存(氷温)することにより、漁獲された直後の新鮮さと品質を保っている。勝浦漁協魚市場に水揚げされるのは、くろまぐろ、めばちまぐろ、きはだまぐろ、びんながまぐろの4種類。本マグロ以外は周年水揚げるものの、どの種類も冬場の方が脂がのって美味しいと言われる。 旬 12月 1月 2月 3月...»
和歌山県太地町は、古式捕鯨発祥の地として名高く、1606年にこの地の豪族・和田頼元が組織的な捕鯨を始めたとされている。古くから日本人に食べられてきたくじらも、現在では貴重な食材となっているが、低カロリーで低脂肪、さっぱりとして美味しいということから再び注目を集めている。食べ方には色々あるが、地元のお勧めはくじらの肉と皮(脂部分)を薄く切り、合わせて頂くお刺身。生姜醤油で頂くのが定番だが、地元熊野地方では、ほんのり柚の香りがする、柚ポン酢で頂くこともある。その他、竜田揚げやハリハリ鍋なども絶品。 旬 9月 10月 11月 ...»
海のギャングとも言われるが、透き通るように美しい上質の白身で弾力があり、上品でさっぱりとした味のウツボ。鍋、たたき、唐揚げなど調理方法も多彩。冬場に多く漁獲され、干物にするため三角に開かれた状態のウツボが寒風に揺れている様子は紀南地方の風物詩。干したものを揚げ煮にした佃煮は名産品の一つ。良質のタンパク質、カルシウム、鉄分が多く、特に身と皮の間のゼラチン質には天然のコラーゲンを多く含む。また、肌の老化防止、滋養強壮、体内の解毒作用に効果があるとも言われている。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»
和歌山県のあゆ養殖は豊富な河川伏流水を利用して紀の川、富田川を中心に発展してきた。県内の生産者が天然あゆに近づけるため、えさ等にこだわりを持ち努力し続けた結果、安心安全はもちろん優れた品質のあゆが漁獲できるようになった。美味しさと姿の美しさから「川魚の王様」の異名をとる鮎は年魚として知られ、春~初夏にかけては若あゆ、盛夏に旬を迎え、また秋には子持ちあゆと、季節の変化とともに成長するあゆを楽しむことができる。塩焼きやあらいは定番で美味しい鮎料理。郷土料理の「鮎のなれずし」も是非味わってみたい一品。 旬 6月 7月 8月 ...»
日高町の名物といえば冬に旬を迎えるクエ。成長すると体長1m、体重20kgを超える大型の魚。九州では「アラ」、関東では「モロコ」と呼ばれ、この日高と同様に、高級魚として珍重されている。その野趣溢れる容姿からは想像もできないほど繊細で上品な味の白身は、脂が良くのっているのに決してしつこくなく、身と皮の間のゼラチン質は天然のコラーゲンがたっぷり。「幻の味」と高く評価されるのも頷ける。食べ方はやはり「クエ鍋」「クエの薄造り」が定番の人気。独特の風味が楽しめる「クエの押し寿司」などもお勧めの逸品。 旬 12月 1月 2月...»
春先から初夏の時期に獲れる初鰹を釣ってから4~5時間以内に調理した刺身のこと。水揚げされるカツオの多くは即時冷凍されるが、モチガツオとして味わうカツオは一本づつ釣り上げられ、船上で即締めされる。傷をつけずに凍らせず、泳いでいるときのままの鮮度を保ち、港へと持ち帰られたものだけがモチガツオと呼ばれるという貴重な味わいだ。もちもちとした食感からこの名が付き、港から近いほど地元でしか味わえない。それ以上の時間が経つとまったく異なる食感へと変わる。近隣の飲食店では時期を迎えると「モチガツオ入りました」の貼りがされるという風物詩的存在でもある。 旬 4月 5月 ...»
船を走らせながら疑似餌で鰹を釣り上げる「ケンケン漁」という漁法で釣り上げる周参見(すさみ)のケンケン鰹。ケンケン漁とは、明治時代にハワイから伝わった引縄漁法で、現地の言葉で「ケンケン」と呼ばれていたことに由来する。釣り上げた鰹は、直ちに活け締めにした上で血抜きをし、氷を浮かべた海水に頭から突っ込み、沖合いから短時間で市場まで運ばれる。丁寧に放血され、氷温に保たれた鰹の身は、脂がのっているにも関わらずさっぱりとした食感と舌にまつわりつくような旨みがあり、たたきよりもそのまま刺身で食べるのが良い。 旬 2月 3月 4月 ...»
「伊勢」の名があるが、和歌山県でも南部を中心に伊勢エビの漁獲量が多い。白浜町、みなべ町、串本町と並び、周参見(すさみ)町が有名で、これらの地域が面する海は、黒潮の影響で流れが強く、身が引き締まったおいしい伊勢エビが育つという。10月上旬から1月末までの解禁時期には、新鮮な伊勢エビが丼や刺身などで楽しめる。周参見町では、「伊勢えび祭り」などのイベントも開催され、非常ににぎわう。新鮮な伊勢エビはやはり刺身で、プリップリの食感と濃厚な旨味を堪能したい。 旬 10月 11月 12月 1月...»
和歌山県田辺湾に自生する、長さ30~60センチもある珍しい海藻。味や見た目はわかめに似ているが、食感は柔らかく独特の風味が特長だ。12?2月頃の旬の時期に生で味わえる“生ひろめ”と、保存食として塩漬けされた日持ちのよい“塩漬けひろめ”がある。「ひろめ」をサッと湯にひたし、鮮やかな緑色に変わったところをポン酢で味わうのがおすすめ。そのほか酢の物、鍋物、味噌汁、サラダなど料理の幅も広い。カルシウム等のミネラル成分や食物繊維、アミノペプチドなどの栄養分が豊富に含まれている。 旬 12月 1月 2月 3月...»
梅干を漬ける際に出来る梅酢を脱塩濃縮し、飼料に添加する技術により生産された“紀州うめどり”と“うめたまご”。和歌山のとある地方に昔からあった、夏場に弱った鶏に梅干を作った時にできる梅酢を飲ませる風習をヒントに開発された。通常に比べて肝脂肪などの内臓脂肪が減少し、病気に対する抵抗力が非常に高い健康な鶏が育ち、肉付きもよく、より良質になったもも肉は、味や歯応えがよいと評判。また、採卵鶏の生存率の向上、卵の鮮度保持効果、卵質の向上、アミノ酸・亜鉛の増加等の効果も報告されている。...»
和歌山県南部「熊野地方」で旧藩時代から飼育されていた和牛で、かつては農耕用の貴重な労働力として活躍していた。元々優秀な能力と由緒を持っている熊野牛に、選び抜かれた血統を取り入れ、品種改良を行うことにより、和歌山県特産の高級和牛「熊野牛ブランド」が誕生した。生産者、肥育農家が、日々研鑽を重ねながら育てているため、出荷数も大変少ない稀少な和牛でもある。肉質はきめ細やかで柔らかく、味は香ばしく、肉そのものの風味に優れている。さらに焼いたときの香りの良さも魅力です。...»
“イブの恵み”とは、オスのイノシシとメスの豚からうまれたハーフ”イノブタ”の愛称で、和歌山県すさみ町にある和歌山県畜産試験場でうまれた。イノブタは一代雑種にこだわり、豚肉に比べると赤みが濃く、歯応えがあり、保水性が高くて肉汁の漏出が少ないのが特長。あっさりとしていて風味が良い赤身と、甘くてコクのあるまろやかな脂身のバランスが絶妙で、クセや臭みがなくて食べやすい。特に脂身は口の中でとろけるような滑らかさで、甘みもあってコクもある、しゃぶしゃぶにして食べたい逸品。和歌山県すさみ町は、イノブタの誕生を記念して「イノブータン王国」を建国するほど盛り上がっており、イノブタが盛んに育てられている。...»
明治初期にフランスから日本に導入され、1982年から和歌山県日高川町で飼育が始まった“ホロホロ鳥”。肉質は、ヨーロッパで「食鳥の女王」と称されるほどの美味で、昔からフランスやイタリア料理に広く利用されている。野鳥のようなクセや臭みがなく、白身の肉質は柔らかく弾力があり、脂肪分少なめのあっさりとした味わい。鍋物はもちろん、刺身や天ぷらとしても楽しめる。町の産品所には、生肉の他、様々なホロホロ鳥商品が販売されている。...»
和歌山県の梅栽培の歴史は古く、江戸時代に紀州田辺藩が農民にやせ地を利用した栽培を奨励したのが始まりと言われる。特に温暖な気候に恵まれた紀南地方は良質の梅ができ、中でも“南高梅”は大粒で香りが良く、肉厚の果肉はとてもやわらかい。他にも種が小さい、果皮が薄いなどの優れた特徴を持ち、漬け梅品種としては最高級品として名高く、梅酒・梅ジュース・梅干をはじめ様々な料理に適している。また、抗菌作用や疲労回復、抗酸化作用など様々な効果があることから、梅は「健康の代名詞」としても大好評である。 旬 5月 6月 7月 ...»
紀の川流域の肥沃な土壌と温暖な気候をに恵まれて育った和歌山の桃。傷や病害虫、日焼けを防ぐため、一つ一つ丁寧に袋掛けをしている。淡いピンクで上品な外観、果皮が手で剥けるくらい柔らかく、大玉で香り豊かな桃は全国的に高い評価を得ている。主流となっている品種は、赤みをおびた果皮に白色の果肉、柔らかくて甘く、7月上旬から収穫が始まる「白鳳」。果皮も果肉も白っぽく上品な甘さで果汁たっぷり、7月中旬から収穫が始まる「清水白桃」。大玉で日持ちが良く、8月上旬から収穫できる「川中島白桃」など。 旬 7月 8月 ...»
生産量全国一(08年)の和歌山の柿。県北部を中心に気象条件を生かして、大きく色付きの良い柿が生産されている。ジューシーでやわらかい「たねなし柿」、糖度が高くサクサクした食感の「紀の川柿」、甘柿の王様「富有柿」等がある。特に九度山町の富有柿は大粒で甘く、そのまろやかな肉質はやみつきになる美味しさ。たねなし柿を乾燥させ、表面は干し柿のように、中は半生でとろりとした食感の「あんぽ柿」や、晩秋の頃、かつらぎ町四郷の家々の軒下や干場に吊るされ、茜色に輝き玉すだれのように山里を彩る「串柿」等の加工品も絶品。 旬 9月 10月 11月 ...»
串本町の紀伊大島・樫野地区は、約100年前の大正初期に始まったと伝わるキンカンの産地。温暖で適度な雨が降る環境などが成育に適しており、着色、味、品質とも良いのが特徴。基本的にみかん類は皮を剥いて食されるが、キンカンは皮付きのまま食べることが多く、地元では「外を食べて中の種のまわりは食べない」と言われるほど。風邪をひいたときにせきやのどの痛みに効果があるなどとして古くから用いられてきた。生で食べても美味しいが、ジャムやマーマレード、ジュースなど加工品も大変人気がある。 旬 12月 1月 2月 3月...»
有田川町(旧清水町)の山椒栽培の歴史は古く、江戸時代から薬用として栽培されており、その後、香辛料としても生産されてきた。和歌山県の収穫量は全国の50%以上を占め(平成18年)、中でも有田川町は和歌山県の収穫量の67%を誇る有数の産地。栽培されている品種は、実がブドウの房のように成ることからブドウ山椒種と呼ばれている。一粒一粒の実が大きく、果肉が厚く、香りや辛味が強く、生果用、香辛料としても品質が特に良く優れているとして高い人気を得ている。...»
オレンジ色のミニトマト“オレンジパルチェ”は、βカロチンの含有量が多く、甘みと酸味のバランスがよく、風味が豊かなので、冷して生で食べるのがおすすめ。そのままおやつに食べたり、サラダやピザなどのトッピングに使ってもおいしい。オレンジパルチェの旬は7~8月上旬。こだわりのある生産農家では、無農薬有機栽培で、「ありがとう」と声を掛けながら種まきから収穫までを行っているいい、そのたっぷりの愛情が安全でおいしいトマトをうんでいるようだ。 旬 7月 8月 ...»
ほうれん草には苦味の成分であるシュウ酸が含まれており、茹でることで水にとけ、苦味が消える。“サラダほうれん草”は、品種改良・水耕栽培によりシュウ酸含有量を落とし、苦味を消し、生のままでもおいしく味わえるほうれん草を目指して作られた。茎は従来のほうれん草に比べ細くやわらかで、ほんのり甘みが感じられるためサラダに最適。鉄、ベータカロチン、ビタミンCも豊富で、消化が良いのも特徴。ほうれん草の苦味が苦手な子どもでも、おいしく食べられる。...»
紀州田辺藩の奨励で梅栽培を開始し、国内トップクラスの梅の生産量を誇る和歌山県みなべ町。全国的にも名高い紀州梅干しで知られる”南高梅”の生産が盛んで、その南高梅を使ったスイーツも町内の各店舗で味わえる。梅ジャムのさわやかな風味をいかした梅の”レアチーズケーキ”、生地に梅ジャムを練り込んだ手作り”梅マシュマロ”等をはじめ、さっぱりとした風味がおいしい梅まんじゅうや、フルーツソースをかけて食べる梅干スイーツなど、バリエーション豊かなスイーツが楽しめるので、食べ歩いてもおもしろい。...»
和歌山県有田産の濃厚みかんを搾り上げ糖度12度以上に仕上げた早和果樹園の100%無添加ジュースで、濃厚な味わいと程よい酸味が絶妙。高級有田みかんを、約30個分を贅沢に使用して720mlビンに凝縮させて作ったジュース。みかんの皮をむき、薄皮ごと搾っていて、苦味が少なく、まろやかで濃厚な味わいが存分に楽しめる。...»
紀州和歌山の伝統工芸品「紀州てまり」にちなんでつけられた、かわいらしい名前のいちごは、ブランドいちご“章姫”と“さちのか”の交配からうまれた和歌山県のオリジナル品種。光沢が良く、鮮やかな大粒のいちごで、コクのある甘みの中にほどよい酸味があるのが特長。果肉がやわらかく、ひと口かじるとジューシーな果汁とさわやかな食味が華やかに広がる。12月上~中旬から収穫される早生種で1月までの早期収量が多い。クリスマスの食卓を彩る、艶やかないちごだ。 旬 12月 1月 2月 3月 4月...»
日本有数の柿の産地、和歌山県で作られる渋柿の品種“たねなし柿”を、丁寧に干して作られる干し柿の中で、干しきらずに50%前後の水分を残したものを“あんぽ柿”と呼ぶ。程よく水分が残っているため、実が半熟の様にとろりとやわらかく、自然でやさしい甘さが美味。和菓子の元祖ともいわれており、現在ではひとつひとつ丁寧に包装された高級感のある商品も多い。凍らせてシャーベット状にして味わう食べ方もおすすめだ。...»
生クリームを隠し味に使ったミルク風味の黄味餡に 種ごと食べられる桃の実を包み、新鮮な桃汁の味を活かした乳菓です。自然の湧水や地元の食材の高野豆腐も使った「女人高野 子宝 おちちまん」。女人禁制の高野山を遠く眺めることのできる寺の慈尊院は、安産や子授け・子どもの成長を祈願され、布製の乳型が奉納されているため、慈尊院にちなんでおっぱいの形をしています。...»
和歌山県の中央西海岸に面した由良町で生産される八朔は、温暖な無霜地域を利用した独自の栽培方法によって樹上に実をつけたまま越冬させる。3月下旬頃まで成らせたものは「木成り八朔」、3月下旬以降のものは「さつき八朔」と言われる。基本的な味わいは変わらないが、さつき八朔の方がより糖度が高く味が濃厚。手に持つとズッシリと重く、中の薄皮を剥くと瑞々しい果肉が姿を現す。プリプリの果肉はとてもジューシーで、酸味が程よく苦味も少ない。八朔らしい爽やかな風味の中にしっかりとした甘味が感じられる逸品。 旬 4月 5月 ...»
南北に約2キロ、東西に約3キロの湯浅町田村地区は、有田地方の中でも特に美味しいみかんが収穫されることで有名。みかんの生産量日本一の和歌山でも有名な有田みかん、その中でも「田村みかん」は最高級ブランド。限られた狭い地区のほとんどがみかん畑で、山の斜面にも余すところ無くビッシリと段々のみかん畑がある。美味しさの秘密はこの段々畑。燦々と降り注ぐ太陽熱、海から照り返す反射熱と段々畑の石垣からの反射熱が、有田みかんの美味しさを更に引き上げるという。平均糖度14~15度前後とかなり甘くてジューシー。有田ミカン本来の旨さと味のバランスの良さが特徴で、早生品種以降のものは色付きが良くなる。 旬 11月 12...»
下津みかんを少しでも長く食べたい、と考案されたのが土壁の蔵に貯蔵する「蔵出しみかん」。完熟晩生みかんを木造土壁の蔵で糖分や酸味のバランスが良くなるまで貯蔵熟成させた、独特のコクと甘みがあるみかん。収穫したみかんは木箱に入れられて各農家の蔵に貯蔵される。蔵入りしたみかんは毎日健康チェックを行い、一つずつに気を配り、入れ替えたりしながら空気温度を調節する。更に熟成後一つ一つのみかんを厳選するため、出荷されるみかんが非常に少なく、知る人ぞ知る名品となっている。 旬 12月 1月 2月 3月...»
“紀州うすい”(うすいえんどう)は和歌山が本場で生産量は日本一。明治時代にアメリカ原産のえんどう豆を大阪の碓井(うすい)地区で栽培したものが始まりと言われる。莢(さや)を取って中の未成熟の実を食べる実えんどうで、一般的にはグリーンピースと同じえんどう豆の一種ですが、冷凍物や缶詰等とは違い、豆ご飯や卵とじなど、様々な料理に使える春の旬野菜として関西では親しまれてる食材。実が大粒で、ほのかな甘さとホクホクとした食感が特徴。その独特の風味は、豆の甘味と相まって豆ご飯にも相性抜群。栄養価が高く、たんぱく質をはじめ、βカロテン、ビタミンB1・B2・Cを多く含み、カリウムや食物繊維、鉄分も豊富に含まれてい...»
鎌倉時代、僧の覚心(法燈国師)が中国(宋)から持ち帰ったのが始原であり、その後、交通の便も良く、また水質が味噌の製造に適していた湯浅町に伝えられたと言われている。以来、金山寺味噌は750年にわたり変わらぬ手作りの加工法で作られている。金山時味噌はなめ味噌の一種で、ご飯のお供やお酒の肴に、おかずとして食べる味噌で、元々は夏野菜を冬に食べる為にお坊さんが考え出した保存食。白瓜、丸茄子、シソ、生姜等の入った栄養満点風味満点の味噌として高い人気を博している。...»
温度と湿度を徹底管理した環境で、和歌山県産の新菌種を使用し、モーツァルトを聴かせながら無農薬で育てた“清流椎茸”。肉厚で弾力のある食感と、豊かな風味と香りを持つ新品種のしいたけだ。しいたけは、和・洋・中と様々な料理で使われるが、香り高い清流椎茸はソテーや素焼きをはじめ、軽くゆでてサラダや和え物に使うといった、シンプルな調理法で濃厚な旨みを堪能するのがおすすめ。大きさや形などをひとつひとつ検品しているので、贈答用にもおすすめ。...»
和歌山田辺市で、大正13年から菓子屋を営む「紀州・田辺 鈴屋」。洋菓子、和菓子、創作菓子と数多くの品揃えがあるが、その中でも人気が高いのがこの“デラックスケーキ”だ。カステラの間に白あんの元材料となる白いんげん豆を使ったジャムをはさみ込み、全体をホワイトチョコレートで豪華にコーディング、その名前の通りデラックスに仕上げてある。サイズはひと口で食べれてしまうくらいに手頃で、3~40個入りと様々なパッケージがあるため、手みやげから贈答用まで、用途によって選べるようになっている。...»
般若湯とは、戒律の厳しい高野山の僧が飲んだといわれるお酒のことをいう。ハンニャとはインドの言葉で「知恵が湧く」という意味をもつ。偉いお坊様は、酒を飲んでもただ酔っていたのではない、知恵を湧かせていた……。 厳格な密教の聖地として名高い高野山でも、開祖弘法大師は『酒はこれ治療の珍、治療の人には塩酒を許す』と説かれ、お酒の効用を認め、飲酒を許しました。以来、この地では、寒さしのぎの為にも「塩酒一杯これを許」の元、一杯だけは飲んでも良いものとされました。 また、高野山は非常に寒い場所であり、とにかく体を温める飲み物、酒が必要だったという説もある。この般若湯の名をもつ酒は、高野山の麓、天野という...»
“じゃばら”とは和歌山県の北山村に自生する柑橘類で、ゆずやかぼすの仲間である。名前の由来が“邪気を払う”という意味を持つことから、北山村では縁起物として正月には欠かせない存在であった。同村では、じゃばらを使った商品が多数開発されているが、中でも、じゃばらが持つバランスの良い酸味や、まろやかな風味がいかされたポン酢は評判が高く、”じゃばらぽん酢 じゃぽん”と銘打たれ、おみやげや通販で人気の商品となっている。 じゃばらの皮までまるごと使ったポン酢で、1本1本手作り。...»
ミカン属の柑橘類で、ユズや九年母(くねんぼ)などの自然交雑種です。和歌山県の飛び地(村を囲む市町村はすべて三重県や奈良県)、筏下りで有名な北山村から熊野市にかけての原産で、この地方に江戸時代から分布していたゆずと九年母、紀州みかんなどの自然雑種の香酸柑橘。全国でも北山村でのみ作られていた柑橘で、「邪(気)をはらう」ところからこの名前がつけられた縁起のいい果実。北山村ではその強烈な酸味と苦味を活かして、村おこしに活用されています。2001年以降のネット販売の急成長を契機に、他県などでも後追い的に栽培が始められた。 130g程の大きさで球形ないし短球形、ユズよりも果汁が豊富で、ユズやスダチとは違...»
厳選された紀州産の“完熟南高梅”を、名手酒造で作られているこだわりの純米酒“黒牛”の純米原酒で仕込んだ、「オール紀州」にこだわった贅沢な梅酒。やわらかな香りと米の旨みを引き出した幅のある“黒牛”を、南高梅とともに熟成させることでまろやかに仕上げ、日本酒ベースならではのふくらみのある味わいが楽しめる。“黒牛仕立て梅酒”の「まろやかさ・エキス分・甘み」を存分に味わうなら、シンプルにオンザロックで飲むのがおすすめだ。...»
和歌山はなんといっても梅である。そのため、美味しい梅酒もたくさんある。普通、梅酒づくりというと、瓶に梅と焼酎(ホワイトリカーに氷砂糖)を入れるというのが一般的な考えだろうが、日本酒を使う人もいる。この「紀州の梅酒」は、地酒蔵として作られる日本酒をベースにしたものである。初桜酒造がある和歌山県伊都郡、この地元の南光梅をすぐ採らず熟成してから収穫。この梅と日本酒を使ってつくった日本酒本来の甘みと旨みを活かした、日本酒仕込の梅酒だ。甘口の梅の爽やかな味が口中に広がる。酒好きな人は「梅酒なんて」と考える人も多いだろうが、そんな方たちにこの「紀州の梅酒」を勧めたい。考えが変わるはず。...»
皮が薄く果肉たっぷりの南高梅から作った梅酒がベース。そこに南紀白浜の自社農園のバラ園で栽培した、ロサ・ダマッセナの生花の香りを封じ込めた贅沢なお酒。この花は、特にアロマ効果が強く、ダマッセナからできたローズウォーターやローズオイルは珍重され、今でも貴重品だという。ソーダで割り、ステアしない(混ぜない)で飲むと、バラと梅の上品な香りが楽しめる。シャンパンやスパークリングワインで割って飲むのもお勧めだ。...»
”梅の王様”と呼ばれる紀州南高梅を塩漬けせず、砂糖と果実酢で丁寧に漬け込んだ「デザート夢の夢」。梅干しの一種ではあるが、塩漬けされていないため、塩分は1パーセントを切っている。漬け込みには地元和歌山の名水、「富田の水」と、山形県産の本格醸造のりんご酢が使用された。爽やかな梅の香りと、控えめな甘さが魅力のスイーツだ。調味料や保存料を一切使わず、すべての行程を手作業で丁寧に行うという安全へのこだわりも魅力のひとつ。...»
秋祭りには新米で餅をついて氏神様に奉納し、盛大に餅まきが行われる。そのお祝いに「柿の葉ずし」並んで欠かせないのが“くるみもち”。枝豆独自の上品な味と香りを活かして作った枝豆のあんで、やわらかな餅を「くるんだ」和歌山県かつらぎ町名産の郷土食だ。やわらかい餅を包む枝豆のきれいな緑色のあんは見た目にも渋みがあって美しく、あっさりとした甘みと枝豆特有の香りが口いっぱいに広がってとても美味しい。お土産やお茶のお供にぴったり。...»
「一目百万本・香り十里」とも言われる日本一の梅林、紀州みなべ梅林の中にある「ぷらむ工房」。そこで作られたのが「はちみつ梅」。炭酸カルシウムが豊富な土壌、それに紀州南部特有の燦々と降り注ぐ太陽。その土と光によって育った最高級品の南高梅が使われている。梅をはちみつに漬けて作ったものが、この「はちみつ梅」。はちみつ梅の甘くてコクのある味わいは、一度食べたらクセになる濃厚な味。塩分8%の塩味もうまく効いている。お菓子としても食べてもよいし、毎朝のお茶のお供にも使える。もちろん、お土産や進物としても合うだろう。...»
暖かい陽の光の宿る時、淡く黄金色が漂い川岸の提にそこはかとなく立ち昇る『かげろう』を形姿にと現したことから名付けられた「かげろう」は昭和42年に誕生した。卵黄を主体としたブッセにバタークリームをサンド゙した半洋生菓子。老若男女そしてお子様にまで召し上がって頂けるお菓子である。今年で42年を迎え地元南紀白浜温泉では旅のお土産として、お茶請け菓子として、ご贈答用として幅広く信頼と支持を受けている。まろやかな口溶けと共に、ふんわり広がる心地良く懐かしい甘味である。...»
うすかわ饅頭は和歌山県の名物菓子。特に本州最南端の潮岬があることで有名な東牟婁郡串本町における代表的な土産菓子である。同町内にある景勝地橋杭岩にちなんだ饅頭である。西牟婁郡白浜町にも同様の饅頭があり、紀南全体の名物ともなっている。 うすかわ饅頭 儀平の饅頭は、すべて手作りにこだわった甘さ控えめ。...»
“本ノ字饅頭”は、表面に「本」という文字が焼き記された酒まんじゅうのこと。江戸時代、歴代の紀州藩主が参勤交代に赴く際の携帯食として重宝したといわれている歴史ある饅頭。現在も約300年前から変わらない伝統製法で作られており、酒種となる甘酒を小麦粉と混ぜて発酵させ、あんを包んで一旦寝かせてから蒸篭(せいろ)で蒸される。麹は動かすだけでも味が変化するという繊細なものなため、作業は麹がすみついている本店でしか行わないのもこだわりだ。こうして出来上がった本ノ字饅頭は、シンプルながらも奥深く、豊かな風味を味わえる。...»
明治33年の創業以来、100年以上に渡って和菓子造りを続けてきた「紅葉屋本舗」が、自信を持ってオススメする”塩羊羹”。羊羹を型に流したあと、7日間かけてじっくりと乾かし、薄い蜜の結晶で羊羹の表面を覆うことで、表面はサクサク、中はしっとりというふたつの食感が絶妙の味わいだ。甘さが控えめながらも、塩を入れることで、その甘さが引きたち、上品でさっぱりとした甘みが楽しめるのも嬉しい。伝統の技を引き継いだ職人だからこそ完成した新しい羊羹だ。...»
材料に使われるのは、生石高原の庭さき卵、かつらぎ町木村牧場の牛乳、隠し味のみかん蜂蜜など、地元和歌山でとれた上質なものばかり。チーズはパルミジャーノレジャーノ、クリームチーズ、マスカルポーネチーズ、リコッタチーズの4種類がブレンドされており、この配合が味の決め手となっている。濃厚でありながら、さわやかな風味としっとりしたチーズの味が口の中を漂う逸品だ。...»
その日、海で採れた新鮮なシラスを厚釜で釜茹でして30~1時間ほど、天日干しにしたもの。食感は、釜揚げシラスと天日干しちりめんの間くらいの感触。この食感が忘れられなくなる人は多い。創業が明治32年の老舗、まるとも海産では、まず新鮮で良質なシラスを市場で仕入れる。次に新鮮なままシラスを高温の厚釜で躍らせる茹でる。この時に使用する塩は、赤穂の塩。こだわりの塩である。「天日干ししらす」というからには、乾燥には機械を使わない。昔ながらの製法にこだわり、完全に太陽の光のみに頼った天日干しである。機械乾燥と違い、天日干しにすると旨みが段違いである。無添加・無着色の体に優しい、安全で美味しいのが「天日干ししら...»
さつまいもをかたどった「芋いも」は、シナモンの香りとほこほこの黄味餡が優しく調和し、和風とも洋風ともいえる懐かしくて、優しいおいしさ。また、保存料は一切配合していないので日持ちはしないが、それだけに安心なお菓子として信用され、人々に深く広く愛され続けている。国産の豆にこだわり、厳選された材料のみを使用。保存料等を一切使用していないため雑味がなく、豆本来のおいしさを最大限引き出し、甘さをおさえたこだわりの餡である。...»
明治26年創業の老舗「儀平菓舗店」。餡からすべて手作りされるまんじゅうは、どれも上品な味わい。安全・安心を基本に、幅広い分野で優れた県産品を「和歌山らしさ」「和歌山ならでは」の視点で推奨する「和歌山県優良県産品(プレミア和歌山)推奨制度」で認定された銘菓も多い。栗が贅沢にも3つ中に入った「栗まんじゅう」も人気の一品。表面をふっくらと焼き上げた生地で白餡を包んだ照り色も香ばしい。昔懐かしい見た目も愛らしい。...»
和歌山県由良沖のシラスを加工しているのが日高郡由良町にある魚政商店。特徴は、魚市場からではなく専属船から直接工場に直行し魚を運ぶこと。魚の旨みを逃さないようにするのが大切なことなのだ。その魚政の「釜揚げしらす」。船から生のしらすを揚げて、水洗いしてからすぐに沸騰した釜へ。一度火を止めアクをとる。もう一度沸騰。最後は釜から揚げて扇風機で一気に冷やす! そんな作業が職人の手によって行われる。大切なのはタイミング。そしてできあがった魚政の「釜揚げしらす」は、ふっくら、つやつや、ぷりっぷりが自慢!...»
最高級ランクの紀州産梅を一粒一粒大切に漬け込み、じっくり熟成させた最高級品の梅干。香り高く、皮がやわらかく、果肉が厚いのが特徴の紀州産南高梅。そのA級品のみを選別・洗浄して天日塩に漬け込み、1ヶ月間、夏の暑い日差しの下て天日干しを行う。その後、本みりん、リンゴ酢、オリゴ糖、蜂蜜などを加えて漬け込む。通常のはちみつ梅の多くが一度漬けなのに対し、本品は漬け直しを2度3度と行う。こうして、深いコクと味わいを持つ「紀州五代梅」ができあがる。創業以来185年以上、五代にわたって受け継がれてきた伝統の味の梅干。...»
醤油の元となるものを作ったのは、鎌倉時代、由良町興国寺の禅僧で、なめ味噌の製造過程で、樽底に沈澱した液汁が調味料として適していることがわかり、製造方法が工夫され生み出されたと言われている。醤油づくり発祥の地である和歌山県湯浅町は、江戸時代には紀州徳川の保護を受け100軒近い醤油屋が軒を並べ、栄えていたという。現在でも、昔ながらの製法を用いた手作りの醤油が醸造されており、天然の風味を生かした味と香りで高い評価を得ている。...»
和歌山県南部地域では、気性が激しく上下に鋭い歯を持つ「海のギャング」とも呼ばれるウツボが食用として親しまれています。冬の11月から3月がウツボの旬で、この寒い時期にとれるウツボは脂がのり、臭みも少ないため、美味しさが際立っています。ウツボの身は透き通った白身で、ほどよい弾力とさっぱりとした味わいが特徴。たんぱく質やカルシウム、鉄分が豊富で、身と皮の間のゼラチン質にはコラーゲンも多く含まれています。 和歌山県では、ウツボを干してから食べることが一般的で、秋冬の漁獲時期には大量に干される様子が風物詩となっています。特に、干したウツボを揚げ煮にした佃煮は名産品であり、他にも鍋料理や刺身、タタキ、揚...»
和歌山県は、ししとうがらしの生産量第三位の名産地。特に有田地域で多く栽培されており、主な品種は”紀州ししとう”。緑色が濃く、形がしなやかで変形することが少ない品種である。その他、辛みがほとんどなく子どもでも食べられる”ねごろ大唐”やサイズが少し大きめの”清姫ししとう”などの栽培も行われている。ししとうは、新陳代謝を促進し、脂肪を燃焼させるカプサイシンや、高血圧予防に効果的なカリウム、β-カロチンやビタミンCなどが多く含まれている栄養価の高い野菜である。...»