アドベンチャーワールドは、動物園・水族館・遊園地の3つを併せ持つ全国でも珍しいスタイルのテーマパークです。人間(ひと)と動物と自然とのふれあいをテーマに、海と陸の動物が約1550頭羽、自然のままに生きる姿を間近に見ることができます。
数頭のジャイアントパンダが飼育されており、大半がアドベンチャーワールド産まれです。屋根の無い空間で自由に過ごすパンダの姿を見ることができます。
サファリワールドでは、列車型のケニア号に乗り、1周約1500メートル(約25分)で放し飼いの全ての草食動物や肉食動物を見物できます。ライオンやクマなどの猛獣ゾーンを除いて歩いて見学も可能です。
草食動物ゾーンでは、自動販売機でエサを購入すれば、キリン、ムフロン、ラクダ、エミュー、カンガルーなどにエサを与えることができます。
マリーンワールドでは、イルカやクジラのショーを見学したり、屋内型水族館でホッキョクグマ、ペンギン、オットセイ、アザラシを見ることができます。
ケープペンギンやカピバラ、コビトカバ、小動物と遊べるふれあい広場や、ジェットコースターや大観覧車のあるプレイゾーンも楽しめます。
アドベンチャーワールド(ADVENTURE WORLD)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある動物園、水族館、遊園地が一体となったテーマパークです。
このテーマパークは、「人間(ひと)と動物と自然とのふれあい」をテーマに掲げ、動物園・水族館・遊園地の3つを併せ持っています。園内では、ジャイアントパンダの飼育展示、広大な敷地に放し飼いにされた動物たちの中を進むケニア号によるサファリツアー、イルカやアシカのショーなどが楽しめます。
また、ゴールデンウィークや夏休み期間中には夜間営業も行われており、昼間とは違う動物たちの姿や夜間感動のイルカショー「LOVESナイトマリンライブ」が開催されます。パーク内には動物をテーマにしたレストランやカフェもあり、土産物も多数販売されています。
アドベンチャーワールドは、1977年に株式会社ワールドサファリとして設立され、1978年4月22日に「南紀白浜ワールドサファリ」として開園しました。1983年には現在の名称に改名し、様々な施設やイベントを追加してきました。特に注目すべきは、1988年にジャイアントパンダ2頭を導入し、繁殖研究に成功したことです。
サファリワールド - 肉食動物ゾーン、草食動物ゾーンのツアー
パンダラブ - ジャイアントパンダの展示施設
ブリーディングセンター - ジャイアントパンダの繁殖施設
わんわんガーデン - イエイヌ
ふれあい広場 - コビトカバ、カピバラ、小型サル、チンパンジー、家禽、インコなどがいる
フラミンゴ広場 - フラミンゴやレッサーパンダがいる
ゾウふれあい広場 - アジアゾウがいる
HORSE CAMP - ウマや猛禽類
広大なサファリゾーンでは、ケニア号をはじめとする様々な乗物で周遊できます。徒歩での散策も可能ですが、ライオンやクマなどの猛獣ゾーンには立ち入りが制限されています。また、事前予約でキリンやサイなどの動物と触れ合えるツアーに参加することができます。
夜間営業期間中には「ナイトサファリツアー」もあり、昼間とは異なる動物たちの姿を楽しむことができます。
アドベンチャーワールドは、中国成都市の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地日本支部として活動しており、ジャイアントパンダの繁殖研究において多くの実績を持っています。2018年9月までに17頭の繁殖に成功し、そのうち15頭を育成しています。現在、日本国内では東京都恩賜上野動物園や神戸市立王子動物園と共にジャイアントパンダを飼育しています。
和歌山県警では、交通安全意識向上のため、ジャイアントパンダを「交通安全和歌山夢大使」に委嘱しています。また、白浜町でもジャイアントパンダを集客の目玉として位置づけており、特急くろしおや路線バスにもジャイアントパンダのイラストが描かれています。
海獣館 - ホッキョクグマ、ペンギン、オットセイ、アザラシなどの展示
ビッグオーシャン - イルカやクジラのショー
マリンウェーブ - イルカとのふれあいイベント
アニマルランド - アシカやカワウソのショー
アドベンチャーワールドでは、8種類のペンギン(エンペラーペンギン、キングペンギン、ジェンツーペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、イワトビペンギン、ケープペンギン、フェアリーペンギン)を飼育しており、その規模は世界有数です。特にエンペラーペンギンの繁殖に成功している数少ない施設の一つです。
かつてはシャチのショーも行われていましたが、2005年に最後の個体が死亡したため、現在は行われていません。開業当初からシャチのショーは人気であり、様々なプログラムが提供されていました。
9:30~17:00 季節により変動あり
1日入園券
大人 4,800円(18歳以上)
セニア 4,300円(65歳以上)
中人 3,800円(中学生・高校生)〈12歳~17歳〉
小人 2,800円(幼児・小学生)〈4歳~11歳〉
2日間入園券
(発行日より3日間のうちの休園日除く2日入園可能)
大人 8,400円(18歳以上)
セニア 7,700円(65歳以上)
中人 6,300円(中学生・高校生)〈12歳~17歳〉
小人 4,300円(幼児・小学生)〈4歳~11歳〉
鉄道:
JR西日本紀勢本線「白浜駅」(特急停車駅) → 路線バスで約10分
高速バス:
大阪駅、難波駅、京都駅から高速バス(阪和自動車道経由)が運行
大宮駅・池袋駅・横浜駅から高速夜行バスが運行
車:
阪和自動車道から、紀勢自動車道、南紀白浜ICから白浜空港フラワーライン線(県道)ですぐ
飛行機:
南紀白浜空港 → タクシーで約10分
南紀白浜空港 → 路線バスで約5分
南紀白浜空港 → 徒歩で1時間弱