北海道産の魚介を中心とした6種類の味わい
中身には、北海道産のシシャモ、ニシン、ホタテ、秋サケ、タラコに加え、ロシア産の紅ザケを使用した、全6種類がそろいます。魚介の種類によって異なる風味や食感を楽しめるのも魅力です。
ほのかなコクを生み出しているのは、隠し味として加えられた魚醤です。さらに、何年にもわたって継ぎ足しながら受け継がれてきたタレには、風味と旨みが蓄積されています。こうして生まれる奥深い味わいは、家庭料理ではなかなか再現できないおいしさです。
素材と製法にこだわるNSニッセイ
NSニッセイは、1988年の創業以来、化学調味料や合成添加物を使用せず、遺伝子組み換えでない原料を用いた調味料による水産物の加工・販売に取り組んできました。
原料には、できる限り国内の近海で水揚げされたものを選ぶなど、素材へのこだわりを大切にしています。安心して食べられる食品づくりを目指し、丁寧なものづくりを続けています。
北海道の食文化に根付く昆布巻
昆布の産地・北海道が育んだ郷土料理
北海道は、日本を代表する昆布の産地です。昆布巻は、サケやニシンなどの魚を昆布で巻いて煮込む料理で、北海道の家庭で古くから親しまれてきました。なかでも日高地方では、繊維が少なく柔らかな日高昆布がよく使われています。
現在では全国各地で作られ、お正月のおせち料理としても広く親しまれています。北海道の海の恵みと、先人たちの知恵が受け継がれてきた伝統的な料理です。
昆布と北海道の交易の歴史
昆布は古くから日本の食文化を支えてきた食材で、奈良時代から平安時代にかけての文献にもその名が見られます。鎌倉時代には松前地域と本州を結ぶ交易が行われ、室町時代には越前国、現在の福井県敦賀周辺を経由して、京都や大阪へと運ばれるようになりました。
江戸時代になると昆布漁が盛んになり、昆布は日本海沿岸を航行した「北前船」の重要な積み荷となりました。こうした交易を通じて昆布が各地へ広まり、北海道の名産であるニシンやサケなどと組み合わせた昆布巻も、郷土料理として定着していったとされています。
家庭でも親しまれる伝統の調理法
昆布巻に使う魚は、サケやニシンが代表的ですが、地域や家庭によってはシシャモやチカなど、さまざまな魚が用いられます。
一般的な作り方は、水で戻した昆布で魚を巻き、戻したかんぴょうで結んで形を整えます。その後、砂糖、しょうゆ、酒などでじっくり煮込めば完成です。昆布の旨みが魚に染み込み、魚の風味が昆布に移ることで、味わい深い一品になります。