名前の由来は丸太を運ぶときの掛け声
「よいとまけ」というユニークな名前は、苫小牧の製紙工場で丸太を運ぶ際に使われていた掛け声に由来するといわれています。商品も丸太をイメージした形に仕上げられており、地域の産業や歴史とのつながりを感じさせます。
ロールカステラの内側と表面にハスカップジャムを塗り、仕上げにグラニュー糖をまぶしているのも特徴です。表面にはオブラートが巻かれており、ジャムが手につきにくいよう工夫されています。
「日本一食べにくいお菓子」とも呼ばれる個性
よいとまけは、ジャムをたっぷり使っているため、切り分ける際に少し手間がかかることでも知られています。その独特の食べにくさから、ユーモアを込めて「日本一食べにくいお菓子」と呼ばれることもあります。
かつては、切り分けやすさを考慮した商品も登場し、元の形の商品が販売終了となった時期もありました。しかし、昔ながらの形を懐かしむファンの声を受け、2012年には復刻版が再び販売されました。食べやすさだけでなく、伝統的な姿も大切にされてきたお菓子です。
ハスカップの魅力を生かした味わい
三星は、苫小牧周辺の勇払原野に自生していたハスカップに早くから注目し、その果実を使った菓子作りを続けてきました。ハスカップは甘酸っぱい味と豊かな香りが特徴で、ジャムをはじめ、さまざまな加工品に利用されています。
よいとまけでは、ハスカップの酸味とロールカステラの甘みが絶妙に調和しています。コーヒーや紅茶と合わせるのはもちろん、冷たいミルクと一緒に味わうのもおすすめです。
北海道土産にもおすすめのロングセラー
よいとまけは、北海道の果実ハスカップと苫小牧の歴史を感じられる、地域色豊かなお菓子です。甘酸っぱいジャムの風味と印象的な形は、一度食べると記憶に残る魅力があります。
北海道旅行のお土産としてはもちろん、地元で長く愛されてきた味を楽しみたい方にもおすすめです。苫小牧ならではの物語が詰まったロールケーキを、ぜひ味わってみてください。