4つのゾーンでアイヌ文化を紹介
館内には、重要有形民俗文化財の指定を受けたものを含む300種類以上の展示品があります。展示は、アイヌの暮らしや世界観をテーマにした4つのゾーンに分けられています。
「アイヌ―人々のくらし―」
アイヌの人々がどのような環境で暮らし、どのような道具を使って生活していたのかを紹介しています。伝統的な生活文化を具体的に知ることができます。
「カムイ―神々のロマン―」
アイヌの世界観に深く関わるカムイについて紹介するゾーンです。自然界のさまざまな存在を敬い、共生してきたアイヌの精神文化に触れることができます。
「モシリ―大地のめぐみ―」
大地や自然から得られる恵みと、それを生かしてきたアイヌの暮らしについて紹介しています。自然と密接に関わってきた生活文化を学べます。
「モレウ―大造形の伝承―」
アイヌ独自の文様や造形文化をテーマとした展示です。伝統的なデザインや工芸など、長く受け継がれてきた表現の魅力を感じることができます。
アイヌの集落として知られた二風谷
二風谷は、かつて白老や近文と並ぶアイヌの集落として知られていた地域です。現在もアイヌ文化を伝える重要な場所の一つであり、博物館を通じてその歴史や文化に触れることができます。
屋外展示で伝統的な住居や暮らしを体感
博物館の屋外には、アイヌの伝統的な暮らしを紹介するさまざまな施設が再現されています。
チセ(復元伝承家屋)やプ(高床倉庫)、ヘベレセッ(子熊檻)、竪穴住居などがあり、当時の生活や穀物の貯蔵方法などを具体的に見ることができます。
館内の展示だけでなく、屋外の復元施設も合わせて見学することで、アイヌの人々が自然とともに暮らしてきた文化をより立体的に感じられます。
「縁結び石」として知られるスポット
館内外には、アイヌ文化に触れられる展示だけでなく、「縁結び石」としてメディアでも紹介されたスポットもあります。
博物館を訪れた際には、アイヌの歴史や文化を学ぶだけでなく、こうした地域ならではの見どころも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
アイヌ文化を身近に感じる学びの場
二風谷アイヌ文化博物館は、貴重な民具や音声資料、復元された伝統的な建物などを通して、アイヌの歴史、暮らし、自然観、伝統文化を幅広く学べる施設です。
展示を見て回るだけでなく、屋外の伝承家屋や倉庫なども見学できるため、アイヌ文化をより身近に感じることができます。北海道の歴史や先住民族であるアイヌの文化に関心がある方に、ぜひ訪れてほしいスポットです。