地獄の谷の鬼伝説
地獄のようなから火口跡の様子から鬼やエンマ大王にまつわる祭りがおこなわれていて、温泉街にいくつもの鬼の像がある。
道央道登別東インターチェンジの出口には高さ18メートルある登別温泉の方向を指さし立った巨大な歓迎鬼像、
温泉街には鬼を祀った祠の両脇に身長3.5メートルの赤鬼の立像と身長2.2メートルの青鬼の座像が鎮座している。
登別地獄谷
登別温泉街の北東にある、日和山の噴火によって生じた長径約450m の爆裂火口跡。
谷に沿って地表に数無数の噴気孔があり、ガスと高温の温泉が湧き出している。
泡を立てて煮えたぎる風景から地獄谷という名がついた。
観光用の遊歩道も設けられており、奇怪な光景を1周10分から15分程で楽しむことができる。
ここから多種類の温泉が1日1万トンも湧出し、温泉街のホテルや旅館に給湯されている。
大湯沼と足湯
周囲1キロメートル、深さ22メートルの湯沼であり、日和山の噴火によって生じた。
湯の表面温度は約40~50℃であるが、深いところでは約130℃。
以前は湯沼から硫黄を採取していた。
大湯沼川天然足湯では、大湯沼から流れ出した温泉が大湯沼川に流れ込み、天然の足湯を楽しむことができる。
奥の湯
日和山の爆裂火口跡の一部であり、約80℃の灰色の硫化水素泉が湧き出している。
成分自体は大湯沼と同じで、硫黄は底に蓄積せずに流出している。