高さ150メートルにある地球岬展望台から断崖上に立つ白亜の灯台と眼下に広がる大海原のマリンブルーのコントラストが息をのむ景観を眺望できる。
約14kmに渡って120メートルの断崖絶壁が連なる地球岬は、アイヌ語の断崖を意味する「チケプ」が訛ってチキウ岬、そして地球岬と呼ばれるようになった。
地球岬の突端、海抜130メートルの断崖の上にある、下部が八角形で全体が白色をした珍しい灯台。
1920年に初点灯。灯台の光は約44㎞の遠方まで届く。
「日本の灯台50選」に選定されている。
地球岬から西側一帯は約50haの緑地となっており、散策路が整備されている。
春にはカタクリやエゾカワラナデシコ、オオバキスミレなどの花を見ることができる。
周辺は渡り鳥のルート上にあり、渡り鳥を狙ったハヤブサの営巣地としても知られている。
1985年に朝日新聞による「北海道の自然100選」
1986年に北海道郵政局による「あなたが選ぶ北海道景勝地」
1987年に読売新聞による「新日本観光地100選」
それぞれ第1位となった北海道を代表する人気の観光スポット。
高さ150メートル余りにある地球岬展望台には幸福の鐘や地球儀のモニュメントがあり、岬の突端にあるチキウ岬灯台と丸い水平線の絶景を見ることができる。
地球岬沖では春から秋にかけて回遊してくるイルカ・鯨ウオッチングができ、人気の観光スポット。
JR母恋駅から車で10分 *徒歩35分
室蘭ICから車で35分
地球岬団地バス停から徒歩で15分