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神の子池

(かみのこいけ)

透ける倒木と青い池底

透き通った水を通して、水深5メートルほどの池底が青く見える池で、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいる。

倒木の隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は神秘的な光景。

周囲は220メートルあり、底までくっきりと見える透明度で、水温が年間通して8℃と低く、冬でも凍らない。

流入する川は地表にはなく、伏流水が1日12,000トンも湧き出していて、川へ流出している。

青い池の底

水深5メートルある池底が青く見えるのは、水の高い透明度と適度な水深で太陽光が池底まで届くこと、さらに底に積もった白い火山灰による相乗効果。

このエメラルドブルーに輝く池の景観が、観光地やパワースポットとして知られるようになった。

神の子の由来

神の子池は、日本で1番、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である摩周湖を取り巻く外輪山の北側に位置している。

アイヌ語では摩周湖を「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼び、摩周湖の伏流水が水源と信じられたことから、「神の子の池」という意味で命名された。

水質調査をした結果、神の子池の水源は摩周湖本体ではなく、外輪山への降水が伏流水となって水源になっている。

Information

名称
神の子池
(かみのこいけ)
Kaminokoike Pond
住所
北海道斜里郡清里町字清泉
アクセス

清里町緑駅から車で20分(清里町市街から北海道道1115号摩周湖斜里線を根室管内中標津町方面に約25km進み、神の子池の看板を右折。そこから約2キロメートルほど林道に入ると神の子池に着く。 ※神の子池林道は中型・大型車両通行禁止、5月下旬までは林道が積雪で覆われ車両通行止めとなるので、幹線道路より往復4キロメートルの林道を歩く必要がある。スノーシューなどを装着しての雪上ツアーも行われている)

エリア
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カテゴリ
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