青い池の底
水深5メートルある池底が青く見えるのは、水の高い透明度と適度な水深で太陽光が池底まで届くこと、さらに底に積もった白い火山灰による相乗効果。
このエメラルドブルーに輝く池の景観が、観光地やパワースポットとして知られるようになった。
神の子の由来
神の子池は、日本で1番、世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である摩周湖を取り巻く外輪山の北側に位置している。
アイヌ語では摩周湖を「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼び、摩周湖の伏流水が水源と信じられたことから、「神の子の池」という意味で命名された。
水質調査をした結果、神の子池の水源は摩周湖本体ではなく、外輪山への降水が伏流水となって水源になっている。